サンクスギビングでターキーを焼くとなると朝から準備が大変だ。冷凍ものは解凍に時間が掛かる。よく洗ってスタッフィングを詰めて焼くのだが、何時間も掛かる。大概7-8kgの物が普通で、焼くのには1キロにつき30分位だから、4時間ぐらい掛かる。どこか別の家で集まっていただくときでも、人数が多いときは家から焼いて持って行ったりもした。
日本から来ているから実家に帰れないでしょうとか、アメリカの習慣だから食べにいらっしゃいとか誘われたり、我が家に来て1から一緒に教えながら焼いてくれた人もあった。ただどこにも行かないのなら、ご一緒しましょうと言う感じで、誰かと一緒にお恵みを分かち合って食卓を囲むと言う物だった。親切な人が多かった。大抵の人はクリスチャンだから宗教的な意味合いも強いのだ。
小学校では子供達がピルグリムファーザーやインディアンに扮し劇をやったりした。サンクスとギビングの意味を勉強する事になる。
デザートなどいただいてゆっくりするのだが、そんなにのんびりはしていられない。次の朝8時ごろからアフターサンクスギビングセールが始まるのだ。一説によれば、アメリカでは1年のうちで1番物が売れる日らしい。この日を皮切りに、クリスマス商戦がスタートする。
また木曜から4連休なので、この連休にクリスマスの飾り付けをする人が多い。思い出は尽きないけれど、今日はこの辺で。