短い間にコ-ス料理を。立て続けに頂く機会があった。中身は両方とも和洋中折衷というか、フュージョンと呼ばれるものだ.○○料理と決め付けないでいろいろな料理が楽しめるのが良い。工夫もされているし素材もよかった。雰囲気は一方は格調高く、一方は若々しく元気なトレンディな感じだった。
どちらが記憶に残り、どちらがまた食べたいかお店側は気になるところだろうけれど。それは食べに行く人が何を求めているかによるだろう。味もさることながら、何回もサーブしにくる人たちも食事の楽しさの重要なファクターだ。
アメリカと違い接客にチップが絡まないサービスは、マニュアル通りに行われることが多い、失礼のないように、会話は無難に言葉少なめだ。
それは仕方がないと思うが、いろいろ踏まえても何が心に残るかということを考えてみると、空気を読むというか、お客さんが求めるものは何かを察知する能力を磨くことが大切だと思われる。あなたのことをケアしているという一生懸命な気持ちが伝わること。たとえ経験がなくとも出来る人は出来るだろう。いわゆるもてなしの気持ちがあるかどうかだ。
直接サービスする職場でなくても、相手のことを考えることは、どんな人間関係でも求められるだろうけれど、今の環境では育ちにくい意識だ。教育で学ばなければならない。