こういう数字は必ず一歩下がって見るべきだとは思うけど、
それにしてもオーストラリアの大学を卒業する留学生の
3人のうち1人はまともな英語が身についていないとは。
「Foreign students fall short in English skills」
まあ、アメリカへの留学生もあまり人のことは言えない
かもしれないけれど、ありがたいことに英語圏だったが
ために、教育が「
主たる産業」の一つとなりえてしまった
オーストラリアの場合、恐らくアメリカよりは深刻な
状態なのかなと思う。逆に言えば、英語という言語に
それだけの商品価値があった、ということなんだけど。
(ただなまじ英語圏なだけに、自国民のアメリカなどへの
流出も歯止めが利かない状態になっている。)
記事中にもあるけど、多くの大学は留学生が納める学費を
あてにしなければ成り立たない、という状態らしいし。
しかしこのたぐいの話はどこか他の所で聞いたことが
あるような気も・・・。
日本の大学の(中国人)留学生。彼等は卒業時に使い物に
なる日本語が身についているんだろうか・・・。
もちろん留学して学んだり身に付けることは言葉だけじゃ
ない、という意見もあるだろうけど、だとすれば英語圏
への留学経験があるからといって、英語ができるわけでは
ないということになるね。
それでも日本の人が聞くとそこそこ「それっぽく」
聞こえるくらいは話せるようにはなっているんだろうけど
記事を読む限りでは、3人に1人は現場では使い物には
ならないってことらしい。