旬の春摘みダージリンを楽しむ@ルピシア仙台長町店
ルピシアだよりに載っていた仙台長町店のお茶会に参加してきました。ここ独自で毎月お茶会やってるんですって、先月はニルギリ特集だったと聞いてショック。仙台には3店舗あってティールームがあるのはこの長町店のみです。ザモール長町という巨大ショッピングセンター内にあります。ルピシアができてからは初めて来ました。一人者は自分だけかなあと思いきや、同じテーブルになった4人がみんな一人者で安心しました。約20名、ルピシアスタッフ4名でスタートです。 ウエルカムティーの白桃烏龍をいただきながらダージリン地方や茶園のお話を聞きました。ルピシアは毎年フェスティバルをやるだけあってダージリンに力を入れています。今年はダージリンの本まで出しましたね。短いお話でしたが知らなかったこと驚いたことがありました。 早速春摘みダージリンの飲み比べです。5つの茶園から水出しアイスティーで。水出しってのが意外でしたが、準備の関係からでしょうか。↓こういうカップにお茶やリンゴジュースが入ってると違うモノを連想してしまうけど気にしない 茶殻の香りはさすがにあまりしなかったけれど、お茶の香りや水色の違いは水出しでもよくわかりました。有名なマーガレッツホープは今までに飲んだことがあるむせ返るような草いきれ。山菜のようにアクっぽいものや逆にフルーティーで甘味が感じられるものなど本当に茶園によってさまざま。表に書き込みながら自分の好みを探します。最後は一番気に入ったものに投票。 次に春摘みダージリンをお湯で美味しくいれる方法の実演&実践。ダージリンは蒸らし時間が10秒違うと別物になってしまうのでいれ方が難しいんだそうです。ゴールデンルールではポットを温めておくのが常識で私もどんなに適当ないれかたしても茶葉を入れる前に熱湯で温めます。今回はその方法と、いきなり茶葉を入れてお湯の温度を下げる方法の2つ。水出しもそうですが、お湯の温度が低いと香りは弱まるけど甘味が引き立つのでそれもアリなんだそうです。 ちがう茶園の茶葉で隣の方とペアになっていれてみました。最初に蒸らし時間とお湯の温度(ポットにお湯を入れるかどうか)を相談して決めます。「私いつも薄くいれて飲んでるんです」と言ったらお隣の方も「私もです~!よかった~」とおっしゃって意気投合。お湯の温度も香り重視でポットを温めるやり方。蒸らしは2分にしたら、まだイマイチでした。結局3分蒸らしたら渋みが出た(笑)ちゃんといれるのって難しい。でもアイスティーが続いたので熱湯で入れた紅茶にホッとします。 自分たちでいれたお茶を味わっているとおまちかねのデザートが運ばれてきました。ティールームのパティシエさんがダージリンに合わせて作られた「抹茶のパウンドケーキとレモンのパウンドケーキ」。抹茶には緑茶の葉っぱが入っていて和菓子っぽい味。レモンの方はシロップたっぷりのジューシーしっとりな食感。ものすごく美味しかったです! これまでプラカップやお猪口で試飲が続いていましたが、ティーカップにスタッフがいれてくださったまた別の茶園のダージリンがやってきました。いやあ、これが一番おいしかったです。シンブーリ茶園というところのものでガネッシュで飲んだことがあります。数年前までは50g1,000円台だったのが、どんどん有名になって今回3,800円とのこと!いれ方もとてもよいのだと思いますが、春摘みの個性はしっかり出ているのに渋みが全然ないんです。こんなファーストは初めて飲みました。 本当に楽しい1時間半でした。単発講座ならまた参加したいです。来月はノンカフェイン/ローカフェインのお茶がテーマだそうです。 これでも長くなってしまいましたが、とても充実した内容でたくさんの種類のダージリンを飲んだので、詳細を別ページに書きたいと思います。