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見て来ましたダヴィンチ・コード
映画的には普通のサスペンスとしてなら楽しめたと思うのだけど。。 過剰な宣伝がどうしても期待感を煽るのでアレ?みたいな感情を持つ人もいるかもしれませんね。あれだけの長編小説を2時間半の映画で表現するのは大変だったと思われ。なので展開がやたら早く、こっちが考える間もなく謎解きがなされ歴史的説明のセリフがやたら多いのも仕方ないでしょう。 ワタクシ的にはルーブル美術館の中が見れたのが嬉しかったわ(←そこかよ?) それにしても、こてこての日本人の私の宗教観と西欧人のそれ(特にカトリック教)とは違うので何とも言えませんがそんなに物議を醸し出すほどの内容なのですか?と問いたい感じ。 同じように聖杯伝説をモチーフにしているインディジョーンズと同じ感覚で見れちゃうのは私が無宗教だからでしょうか? でも宗教が原因で歴史上、何度も戦争が起こり殺戮や侵略が繰り返され現在も続いているという事実を見ると「何の為の宗教か?」と疑問だらけ。だったら無宗教で結構と思うけど無宗教というのもちょっと語弊があるかな。 キリスト教やイスラム教のように絶対神信仰でないというだけでスピリチュアルなものを全く信じてないわけではない。正月は初詣をするし、お盆はお墓参りをしご先祖様に手を合わせる。押し付けられたことではなく昔から周りの大人がしていたことを当たり前のこととして自分もしているだけだ。さらに祖父母が同居していたが祖母の口癖は「物を粗末にしたらバチが当たる」とか「米粒を粗末にしたら目がつぶれる」とかそういったことが多かった。子供ながらにそれが染み付いてしまって未だにそういう考えが自分を形成している部分もある。樹木や虫、森羅万象、自然界のもの全てに神様が宿っているというのが日本人古来の精神文化なのだ。ミミズにおしっこかけたらおちんちんが腫れるっていうのもよく聞かされたわ(笑)「一寸の虫に五分の魂」とはよく言ったものです。 お祭りも神様に感謝するものだし、盆踊りやお墓参りはご先祖様を敬うのも。小さい時は意味もわからず参加していただけだったけどこういう行事やお年寄りの言葉を通じて目に見えないものを大切に扱うという気持ちが自然に生まれたのだと思う。深いな、日本。 ま、現代は残念ながら「目に見えないものは信じない。」みたいな唯物的な考えが蔓延してて感謝の心を持たない自己中な人も増えて国の文化遺産を平気で傷つけたり人の命を粗末にしたりっていう想像できないような凶悪犯罪もホント多い。「お陰様で」っていう言葉も死語になりつつあるのかな。。。 今日は会社からなのですがあいにくの雨です。 この低気圧と昨夜のバイトのせいでかなり眠い・・。今日は今月いっぱいで辞める同僚の送別会があるのだけどそんなに親しいわけでもないので「予定がありまして」とご遠慮させていただきました。飲み会も全部参加してたら体力持ちませんもんね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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