クースづくり
こんにちは。先日、1年前から始めた泡盛のクースづくりのための仕次ぎをしました。簡単に言えば、うなぎや天丼のたれを足す作業に似ています。クースは「古酒」の沖縄読みで、泡盛を3年以上寝かせていることをいいます。また、年数の若い泡盛を仕次ぎすることにより、熟成が促進されます。去年買った泡盛の新酒5升を甕に入れ寝かせて、1年間封をしていました。2合ほど汲み出して、飲んでみましたが、43度もあるので舌がピリピリしました。まろやかさもまだまだです。余談ですが、沖縄では子供が生まれると泡盛の新酒を甕に入れ、成人になるまで寝かせて、二十歳を迎えるとみんなで祝って飲むことが多いです。ある番組に出演していた「BIGIN」の比嘉栄昇さんは自分が二十歳を迎えたときは、スゴク感激したと話していました。今年も新たに5升の泡盛と甕を購入して、2番甕を準備し、封をしました。あと何年かは同じことを繰り返していくでしょう。昨日、「銀座わしたショップ」で泡盛が1升入っている蛇口付きの焼酎サーバーを購入しました。何年か経つと、自分の甕からサーバーに移して飲めるかもしれません。