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カテゴリ:チーズ
ようやく手に入りました!\(^o^)/
宮城県、チーズ工房丸森のカチョカバロ! いや~~~!!美しい!!こんな綺麗な姿のカチョカバロを見るのは久しぶりです。 どこぞの“なんちゃってカチョカバロ”とはえらい違いです(^m^) 一個の大きさが400g前後。通常日本で作って売られているカチョカバロはほとんど200gなので倍のサイズ。 大きけりゃ良いってもんでも無いのですが、大きくしっかり作られていれば、長期熟成にも耐えられて、味わいもしっかりします! どんなチーズでも『置いておけば熟成して旨くなる』って訳じゃないんですよ~。 頭の部分を接写!! これ、手で一度に引きちぎった痕ですね。仕事が上手です。 上手くないところは、この部分が開いてきちゃっていたり、ごまかそうとして“ひだひだ”みたいにしている。 そうすると、その部分からカビが生えやすくなっちゃんですよねぇ。 こんな些細な所からも、仕事の丁寧さがうかがえます。 さて、この綺麗なフォルムをいつまでも見ていたいのですが、食欲には勝てないのでカット! この断面!!中までビッチリと詰まっています! “なんちゃってカチョカバロ”は練りすぎて中の繊維がぼそぼそだったり、成形がへたで空洞ができていたりしていますが、そんなのは全く見られませんねぇ。 あんまり褒めすぎるのもなんですが、ここまで来ると芸術的で見惚れてしまいます・・・。 もちろん、見栄えだけじゃなくて味も美味しい! しっかり噛みしめれば、味わいがどんどん出てくるし、まだまだミルクの甘みも感じる! これだけしっかりした、テクスチャーと味わいなら、焼いても美味しいでしょうねぇ~。 そんなチーズ工房・丸森さんのカチョカバロ。 いまどきどこでも真空パックなのに・・・。 チャック付きのビニール袋に入ってました(^^; でも、この気取らなさがいいですねぇ~。 ちなみに、上記で「練りすぎて」と書きましたが、カチョカバロはモッツァレッラと同じように『パスタフィラータ』という製法で作られます。 乳酸発酵した牛乳から水分を抜いた『カード』と呼ばれるチーズの“素”みたいなものに熱湯を入れて、お餅のように、伸ばしたり、丸めたりして作ります。 一から十までチーズの作業はみな重要ですが、この“練り”作業はパスタフィラータのチーズの、『腕の見せ所』です。 モッツァレラチーズや、カチョカバロなど今じゃたくさんスーパーなどでも買えるようになりましたから、今度食べる時はこんな所も見てみると面白いですよ~(^^)v お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Nov 26, 2010 09:18:28 PM
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