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カテゴリ:チーズ
この時期、一番売れてるチーズはやっぱり共働学舎の「さくら」。
ネーミングも「さくら」そのものですから、お花見や宴席だけでなく、 各種お祝いのお使い物にも使っていただいているようです(^^) しかし地震以降、各地での自粛ムードでチーズの売り上げも今一歩と聞いています。 被災された方々は大変お気の毒ですが、このまま自粛が続いたら経済が回らなくなりそう。 元気な人たちは被災地のためにも元の通りの生活をおくる事が何よりの復興に繋がるかもしれませんね。 さて、話が脱線しましたが、その共働学舎の「さくら」ですが、元になったチーズをご存知ですか。 フランス・リヨン近郊で作られている「サン・マルセラン」と言うチーズを元に作られた、 「プチ・プレジール」と言うチーズがあります。 こんな真っ白の可愛らしいチーズ。 「酸凝固注1」と言う普通のチーズとは違うミルクの固め方をしていますので、 カマンベールなんかとも食感、味わい共に違います。 そんな、可愛いプチ・プレジールを3カ月も熟成させてみました!!\(^o^)/ それが、こちら。 表面が飴いろになって、いかにも“熟成”って感じがしますでしょ~。 この手のタイプのチーズは長期熟成させると中身が『トロトロ』になるんですけど、 私はあんまり『トロトロ』するチーズが好きではないので、トロトロにはしません。 こちらが切った断面図。 中身はムッチリ、柔らか(^^)v たぶん、普通に置いておいただけでは、ドロドロになっちゃうと思います。 いわば『ヒデオ・スペシャリテ熟成』です~!なんてね(^^ゞ 実は、リオンのチーズ屋さんでこんな感じに長期熟成なのに中身が溶けださない、 ムッチリ、柔らかなサン・マルセランが売っていたので、再現したく以前から色々試していました。 作り方は単純なんですけど、一応秘密です(^^)v 注1 酸凝固についてはミルクの凝固について私が書いたマンガ『凝乳物語』をご参照ください。 http://www.hat.hi-ho.ne.jp/haut-pont/gyonyu.pdf お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 26, 2011 10:16:50 AM
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