それでも警備のプロか!
東京・立川市で『現金6億円強奪事件』が発生しました。ニュースでは『国内の現金強奪事件では最高の金額』と報じています。しかし昨今のニュース、特に『国の借金が数百兆円』の前では6億円など『はした金』に思えてしまいます。立川は『3億円事件』が発生した府中市のすぐ近くです。その3億円よりも多いから『最高』とつけたのでしょう。しかし、『3億円事件』の発生は1968年(昭和43年)です。今から43年前、ほとんど半世紀前です。当時の3億円は現在では30億円の価値があるという、昔々の出来事です。ところで、犯行現場は警備会社の事務所です。犯人は鍵が壊れた窓から侵入しています。その鍵は半年も前から壊れていたそうです。まさに『医者の不養生』『紺屋の白袴』です。おそらく、多くの顧客から『警備契約解除』を通告されるでしょう。