毎度のことですが、欲望は無限なり
突然で恐縮ですが、今日(2月7日)は『北方領土の日』です。あの太郎さんが、それにちなむ会場で挨拶しました。それによれば、相手国のM大統領は、この問題に前向きだそうです。どう前向きなのかは、わかりませんが、、、、、。アル中と言われた、相手国のかつてのE大統領は、この問題について問われて答えています。その答えが「わが国に余っている土地はない!」でした。まあ、当然といえば当然、当たり前といえば、実に当たり前な答えです。国家の欲望というものは、際限がありませんね。ある国は、本土の安全を守るため、近くの半島を手中にしました。その半島の安全のため、その北に進出しました。そこを守るため、、、、、後はご承知の通りです。国家を形成する人間の欲望も無限です。それを実現するため、なりふりかまわず、法律など無視してしまいます。20年以上前ですが、東京の中心地にホテルがありました。そのオーナー社長は『ケチ』『吝嗇』と言われました。その社長は「結ぶ手間がもったいない」と言って、蝶ネクタイをしていました。ネクタイだけなら、個人の趣味の問題ですが、ホテル業なのに、スプリンクラー等の消火設備を整備せず、内装も耐火素材にしていませんでした。1982年2月8日、そのホテルの火災で、33人が命を落としました。火災の原因は、宿泊客の寝タバコといわれていますが、防火対策を施していれば、死ななくてすんだでしょう。火災とは関係ありませんが、当時の有名女優が結婚した相手が、この社長の息子でした。その結婚は火災の13年前ですが、わずか80日で離婚しています。