本当かな? 1回2万6千円のタクシー代!
最近は使われていないようですが、以前は『3K』という言葉がありました。それとは別に、不景気になると企業が支出を減らすものがあります。『交通費』『交際費』『広告費』の『3K』です。後の『交際費』『広告費』は対外的な支出ですが、『交通費』は社内の支出です。各企業によって違いますが、減らされるものは『出張旅費』と『深夜帰宅タクシー代』です。国土交通省のある職員は、1年間で190回、490万円を『深夜帰宅タクシー代』に使っていました。1回平均2万6千円です。この金額は、民間企業のサラリーマンの年収と同じです。190回は、ほとんど毎日使っていたことになります。私は6年以上、タクシーを使っていないので、わかりませんが、もし勤務先が東京であれば、夜間の場合、2万6千円でどこまでいけるでしょうか。役職はわかりませんが、組織である以上、上司がいるはずです。まともな民間企業であれば、その上司、そのまた上司は『管理能力』を問われるでしょう。今朝のニュースで、コメンテーターは「一般財源化を先取りした」と言っていました。もう少し、裏読みするならば、「本当にタクシーに使ったのか。裏金用にプールしているのではないか」という疑惑を持ってしまいます。しかしながら、北海道・夕張市の職員、その他の地方公務員は、どう見ているのでしょうか。