西新宿のクリニックのミニミニ探訪記です
本日(8月2日)は妻と一緒に、健康診断を受けてきました。場所は、西新宿の都庁の近くにある新宿住友ビルの2階の『クリニック』です。このビルは、『三角ビル』という通称があります。私が健康診断を受けるのは、4年ぶりです。それまでは、毎年2月または8月に、川崎市中原にある親会社の病院に『人間ドック』として行っていました。その病院は『典型的な病院』でしたが、本日のクリニックは『典型的なクリニック』でした。まず、受付がホテルのフロントと同じでした。中へ入ると、薬の匂いが全くしませんでした。ここは、健康診断専門のクリニックかも知れません。親会社の『人間ドック』では、被受診者が、決められた順序でまわるのですが、本日のクリニックでは、中央の広いスペースにソファーが置いてあり、そこで待っていると、声をかけられて、ひとつずつ診断科目をこなすという仕組みです。これでは時間がかかるかな、と思っていましたが、正味は1時間20分で、『人間ドック』と同じでした。被受診者が次の診断科目を待つスペースの天井には、花、小鳥が描かれていました。妻も、これは気に入ったようでした。もし、他の受診者が健診服を着ていなければ、「ここは、どこなのか」と悩むかも知れません。医師、検査技師、事務員は、すべて女性でした。それと不思議であったのは、中にある部屋の構成です。それぞれの部屋は、検査が行なえるだけのスペースと設備しか置いてありません。どう見ても、普通の事務室でなく、ましてやホテルの客室の流用ではありません。そのクリニックは1974年7月1日の開業です。三角ビルの竣工は1974年3月6日ですから、三角ビルとともに歴史を刻んでいます。最初から、そのクリニック用に設計したのでしょう。よけいな心配ですが、もし三角ビルから他へ移転する場合、そのスペースに入居するテナントは壁を付け替えたりできるのでしょうか。そうした場合、耐震強度は問題ないのだろうかと、取り越し苦労をしてしまいました。