統一地方選挙について、つれづれなるままに、、、
長崎市長選挙では、元市役所課長が当選しました。殺害された現職市長の補充候補として、東京に住む娘婿が名乗りをあげましたが舅の仇はとれませんでした。マスコミの論調を借りると『長崎市民、世襲にNO!』ですが、両候補とも7万台の得票があり、差が1000票ですから、健闘としたというべきかも知れません。もし、実の息子で、長崎に地縁があれば、逆の結果が出ていたでしょう。国会議員の場合は、息子を秘書にして、常日頃から地元に顔と名前を売り込んでいるようです。江戸時代の江戸の町奉行の与力、同心は、建前は『一代かぎり』で世襲は認められていませんでした。実際には、父親が在職中に、息子を『見習』の名目で出仕し、実務を習得したと判断してから、父親が退職するパターンでした。町奉行所の任務の一つである、犯罪捜査は長年の経験が必要です。現在の警察学校のような教育機関はありませんでしたから、親から子、子から孫への『技術』の継承が必要であったのでしょう。国会議員には、なにか継承すべき『技術』はあるのでしょう。ある皮肉屋の評論家によれば、政治家に必要なものが二つあります。一つは、次の10年後の世界、社会を語れること、もう一つは、それが外れた場合、自分の責任にしないで、外れた理由を語れることです。娘婿といえば、『目白の?将軍』を思い出します。?将軍の娘は、皆様ご存知の元外相です。実は、あの娘の前に兄がいたのですが、幼くして亡くしたため、『長女を長男兼用で育てた』と、父親本人が語っていました。さすがの父親も、あの娘には手を焼いた様です。『家庭内野党』、これは父親が娘を評したことばです。娘の婚約者(現在は参議院議員)について、父親が語りました。(私が、かなり脚色しました) あいつ(娘の婚約者)は、たいしたやつだ。 あの娘を惚れさせたのは、世界であいつだけだ。あの家系に三代目の国会議員は誕生するのでしょうか。注目の夕張市は、タイヤ販売会社社長が月給26万円の市長の座を獲得しました。経営手腕が市再建に生かされることを祈っております。羽柴筑前守殿は、またもや残念でした。でも、あの人は自分でもわからない?ほどの財産の持主だそうですから、心配ご無用です。選挙でかなり金を使い、それが夕張市民のふところを少しはうるおしたでしょう。いずれにせよ、選挙は趣味、道楽でしょうから、それにしても、うらやましい!また、同じ記事を書いてしまいました!まったく、進歩がないですね。