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カテゴリ:和菓子★大好き
春は作りたい和菓子がいっぱい!
中でも桜のお菓子は はずせませんね。
今日はお茶席に出されるような 練り切りの主菓子を作ってみました。
自然は淡々と季節を 繰り返しているだけなのに、 日本人は万葉の時代から 桜の開花を待ちわび、 その美しさを愛で(めで) 散りゆく姿に「もののあはれ」を 感じてきました。
近所のサクラも散り始め・・・ 桜の小路が出現していました。
散ればこそ いとど桜はめでたけれ 憂き世になにか久しかるべき
(桜は惜しまれて散るからこそ素晴らしいのだ。 世に永遠なるものは何もない)
桜を愛するからこそ散りゆく桜を 惜しみ、悲しむ歌が多い中、 「散るからこそ素晴らしい!」 という感性が私は好きです。
ピンクの練り切りで、満面に咲く 桜を表現しました。
「お花が笑った♪お花が笑った♪」 という唄がありますが、 まさにその笑ったお花を イメージしてみました。
中身はこしあんです。 やっぱりあんがところどころ 透けて見えるので、中は 白あんか桜あんの方がいいですね!
花の中央は当然!黄色だと 思っていましたが よくみたら、赤いですね・・・
ということで、散歩から帰って 残っていた生地で、さっそく 中央赤バージョンも作ってみました。
う~ん・・・ なんだかしっくりきませんね。
「花より団子」派の長女ちゃんに 「なんだかもみじまんじゅうの ピンクバージョンみたい!」 なんて言われる始末・・・トホホ
咲き始めはこんな感じで、 中央が赤く見えるのは 黄色の花粉が風で飛んじゃった だけだったりして・・・
半世紀も生きてきて、 今まで気づかずに生きてきたんだわ! ということを、和菓子作りが 教えてくれました。
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最終更新日
2017/04/13 01:46:08 PM
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