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2017/07/08
カテゴリ：和菓子★大好き
今回の出雲の旅で ぜひ訪れてみたかったところが 「きはるカフェ」です。
松江城のすぐお隣、 歴史館内にそのカフェはあります。 枯山水とその先にそびえる 松江城を眺めながら優雅なひとときを 過ごすことができます。
こちらの売りはなんといっても 現代の名工「伊丹二夫」氏による 創作松江和菓子の 菓子バーを備えた茶房。
目の前でとても繊細な和菓子が 次々に出来上がっていきます。
職人の熟練された技を 堪能することができました。
まさに芸術品です！ どれをいただこうかしら？？？
いろいろと迷った挙句、 和菓子職人さんがぜひに！ と勧めてくださった本わらび餅 をいただきました。
とてもお上品なお味です。 こんなに薄く包める？っていうくらい 薄いわらびは、ほど良く弾力があり 絶妙なやわらかさでした。
＜お抹茶、上生菓子、お干菓子・・・800円＞
あんは、こしあんでもなく、 白あんでもない感じ。 名工に尋ねてみたら、あずきの 一粒一粒の皮を丁寧にむいて 越したものなんだそう。
何と手間暇がかかっていることか！
そしてそれだけではなく、 栗も入っているんだとか。 どうりで・・・今まで食べたことがない お上品な甘さに仕上がっていました。 これぞ！職人の技です。
今回、私が一目ぼれした 和菓子がこちら。 「出雲なんきん」という金魚のお菓子。
こちらの歴史観の玄関先で 実物が見られる！というので さっそく見に行ってきたら・・・
大きくても手のひらサイズかと思ったら まるでニシキゴイのよう！
松江藩主・松平不昧は、 とても金魚を愛したお殿様だったようで、 部屋の天井に硝子を張り 月光で金魚を眺めたとか・・・
お殿様に愛されて 独自の進化を遂げた 出雲なんきんは、昭和57年に 島根県の天然記念物に！
出雲なんきんは、買って帰って 自宅でいただきました。 食べるのがもったいなくて 何度も黒文字を指すのをためらいました（笑）
その他、購入した和菓子はこちら
花かご 朝顔が咲いています。 和菓子の軍艦巻きバージョンは 初めてみました～！
多岐いちじく
あんにイチジクが練り込んであって 見てもイチジク！ 食べてもイチジク！ しかも美味しい☆
そしてまたまた 「本わらび餅」
お店でもいただきましたが ぜひもう一度食べたい味でした。
↑きはるカフェの目の前は 松江城のお堀。
姉曰く、こちらの名工さんは 和菓子界では雲の上の存在！ と言われるほどのお方だそうですが 優しく親切に和菓子のお話を してくださいます。
わが県の有名なお菓子屋さんの 指導もされたそうで ニューヨーク店にも 足を運ばれたそうです。
和菓子作り大好きな私が どうしてもうまくいかない 練り切り生地のことを尋ねたら それは火の入り方が足らない！ 本当は銅鍋でじっくりじっくり 水分を飛ばすのが大事！ と教えてくれました。
こちらのきはるカフェの和菓子は 全国発送も可能だそうですよ！ 0852-32-1607
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最終更新日
2017/07/09 09:03:52 PM
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