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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:About Me
【自分との戦い1】
今日はご存知の通り9・11。 同時多発テロ事件からちょうど4年が経った。 朝からアメリカのニュースではニューヨークとワシントンで 飛行機が1機目、2機目、3機目、そして4機目の衝突・墜落時刻を つげ、それぞれ短い瞑想。 フットボールの試合もオープニングソングの『America the Beautiful』には いつにも増して母国を思い、熱い涙を流して聞いている選手。 私には9.11は個人的に一番衝撃的な出来事だったといえる。 当時ハワイにのほほんと住んでいた私達は午前3時にフロリダに住んでいた 妹に電話で起こされ、ニュースをみて一気に目が覚めたのを覚えている。 そして、繰り返し繰り返し流れる無残な光景。目を離したくても離せなかった。 家族を一瞬にして失った方たちの絶望と悲しみは想像もつかないけれど、 ハワイという遠く離れた土地でも私達の生活もその日のうちにピリオド。 観光客が来なくなったハワイには仕事がない。大勢の人達が職を失い、 倒産したビジネス、クルーズラインもあった。 このままではいけないと思い、家族で相談して経済が落ち着いた今の 土地へ移ろうということになったのだが、当時妊娠していた私には とても精神的に辛い引越しでもあった。 やっと落ち着いてきた最近なのだけど、あの事件は一生脳に焼き付けられ 忘れることはないと思う。世界中で9.11に動かされなかった人はいない だろうけれど、私個人の中では一生の選択を迫られたこともある重大な 日だった。 自分との戦いとは、9.11を個人的なものとして心中にキープせず、いつか 正面から向かってちゃんと見つめられるようにできること。 そして、政治や宗教の違いを理由にして相手を恐怖に陥らせようと一生を没する 人達の心にもいつしか平和がくるように祈ること。 【自分との戦い2】 今週末はケイちゃんの乗馬レッスンを抜かしては「子育て」というものが 戦場であることを身をもって知らされたとき。 8歳のケイちゃんの最近のご様子: ―呼びかけても生返事、もしくは聞いていない ―○○をしなさいと言われても都合よく忘れ、他のことをする ―説教(?)しているときの反応がゼロ ―欲しいものがあったら買ってもらうのだと勘違いしている 沢山ありすぎて書いていくだけで自分の鼻息が荒くなってくるので(笑) ティーネイジャーでもないのにこの会話ややりとりの一方通行は一体何! と思うほど最近ひどい。ピアノの教師だったころはどんなにヒドイ(?) 生徒さんでもこんなに態度がひどくなかった。 あまりのリスペクトの無さ、態度の悪さに思いあまり、彼女にお詫びの論文(作文) を書かせた。(笑) 彼女もブーブー言いながらちゃんと書いたので誤字脱字を直させたあと、清書を 冷蔵庫に貼って1ヶ月見せしめの刑にする。 自分との戦い→母として我が子をどのように一人前に育て上げるかを 感情的にならずに(これがかなり難しい)冷静(私はたまに冷酷)になって考えること。 いつも聞く言葉。私は子供の親友ではない、母親なんだ、、、って。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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