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♪音楽教室日記

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2008年03月16日
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試験官の研修では、一般的に私たち試験官が考えている評価よりも、「甘い」感覚。
数年に1度ある研修では、ある試験のビデオをみて各試験官が評価をして、まわりとの感覚の調整?らしきものをします。

試験官の研修に来られる先生方、それなりに?パワフルです。
意見だったり、文句?だったり、飛び交っています。
実際、現場で指導しながら試験官もやっていれば、あまり甘い評価も、生徒にとって、どうなんだろうか??
など、疑問も出たりします。

研修を行う、研修指導のかたと、試験官の考えは、ちょっとずれているかも??
結局は納得して、現場に向かうのですが・・。

私の生徒がグレードを受けてきて、
「オールA」だったりすると、「ある意味」がっかりします。
「オールA」は、生徒に自信がつくかもしれないけど、
私からみたら、生徒は試験での反省をしない。次の目標が、でない。逆に次も「オールA」にしたい。と目標が変わってきます。

たいてい、「ちょっと課題は残るけど、まあ、Aにしとこう」
この場合は、かならずコメントに注意事項が書いてあるので、よく生徒にも読むようにつたえます。

以前も書きましたが、A、B評価は、「その子の全体を見て」の評価です。
絶対評価ではなくて、相対評価ですから、お友達と比べるのもナンセンス。意味がないものです。

試験官をすると、おもしろいです。
いろんな試験官がいます。実際一緒に試験をするので、相性がいい先生がいいな。
と思います。
たいていが
「はじめまして~」の先生と一緒に試験をします。

厳しめ、やさしめ、の先生はいても、だいたい評価は同じようなものです。

たったか、たったか試験を行う先生もいれば、できるだけコメントを沢山したい先生もいたり。
上から目線?の先生もいれば、穏やかな先生もいる。
おもしろいです。

一番私が、これだけはNG!!
と思うのが、受験者の先生の文句はいわない。
これは、もう決めています。
実際は、
「これは、完全に先生が教えていないな」
という場面にもあいます。そういうときは、遠まわしにコメントで、こういう方法も勉強しましょう。という事もいいます。
受験者に、
「先生がおしえてないんだね」
なんて、言ったら、その子は先生のせいにするし、これからの長いレッスン、不信感を持ち続けてしまう。

先生にとったら、ただ教えてない事例なのか(あまりよろしくない事例ですが)
長く見越して、あえて??教えてないのか?
これは、現場の先生しかわからない事もあるかもしれない。

出逢った試験官で、一人いました。
「これは、普通先生が教えているものです。レッスンに戻ったら先生に言ってください」
おおお~~。
すごいな~。

また、これは生徒側の問題なのか、準備した曲の中から、1,2曲あてられて弾くのですが、本人も得手不得手がある。
やっぱり、得意な曲が当たりたい。
それは、誰でもおんなじ。
得手不得手があっても、その後の初見やらで、全体の勉強っぷりはわかるので、大した差はないんですよ。得手不得手。

ある日、あてた曲
「この楽譜をわすれました」「このデータを忘れました(エレクトーン)」
これは、生徒の「計算」の場合も・・あるんですね。
もちろん、ほんとの場合もある。
たまに、研修でも話題に上がります。
楽譜がなくても、データがなくても試験であてられたら弾かねばならないのが基本。

この部分も
「じゃ、他の曲で」
「覚えているところだけでも弾いて」
「データがなくてもいいです弾いてください」
どう、言われるかは、その時の試験官によりますね。

そこらへんは、お見通しです♪

仮に、計算でわざと忘れて、運よく他の曲を弾いた。
でも、他の初見などをやればその子の様子は一目瞭然です♪♪

といっても、これは
「学習者のための、10~6級」の試験官と試験の話。
自分の先生以外のコメントをもらったり、怖い感じ?優しい感じ??も経験して、次のステップです♪

5級からは、大人でも子どもでも、
しっかり、自分の責任で。

「先生に教えてもらっていない~」
「楽譜忘れました~~」

これは、なし。ですね。
自分自身で自立していかなくては、いけませんね。

そこからが、楽しいんですよ。
音楽は。









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Last updated  2008年03月16日 10時18分10秒
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