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♪音楽教室日記

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2008年06月25日
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以前も、この主要3和音について書いたのですが、カデンツ、コードネームとからめて。

この、主要3和音
名前のとおり、「主要」3和音なんですよね。

簡単に言うと、
ハ長調でいうところの
「ドミソ、ドファラ、シレソ!」(CーFーG)

これなんですが。

古典も、ロマンも、ベートーベンもショパンも!
結局、この主要3和音からできているようなものなんですよね。
そう考えると、
気の持ちようで、ベートーベンもとっても簡単♪
なんて思えてきてしまう♪♪

これだけじゃないじゃん!
と思うかもですが、そこに、一瞬ヘ長調になったり、ト長調になったりもします。
ドミソを変身させて「ドソミソミソソソ」とかになったりもします。
でも、その程度(どの程度!??)なんです。
発展していっているだけなんです。
演奏力云々の前の、曲の形は。

そして、たまに、おしゃれな響きをピリッとさせてる事もある。

なんで、カデンツを勉強しなくちゃいけないのかって言ったら、
私の場合は、左手音符いっぱい弾いて難関!!
読むの大変!!
なんて思わずに、

なんだ~結局カデンツじゃん!
余裕~~~♪
「多分、この和音かな??」

この、見渡す余裕がほしい。

これを理解しているとしていないのでは、譜読みの時間半分違う。
と言っても、過言ではない気がします。

そして、暗譜をして日数経つと忘れてしまいがち。
でも、音符そのもので暗記しているよりも、
全体見渡して、和音を感じて覚えていたら、暗譜したものを思い出すのもたやすいと思う。

この考え方は、いろんな先生によりけりですから。
私の場合です。

そして、その、ヤマハのグレード
私は、とっても大好きです。
何が好きかというと、カデンツも覚えていないと問題が解けない。
という事は、カデンツを覚えなくてはならない。

細かい詳細はおいといて、ですが、
10級では、
「ハ長調」「ト長調」「へ長調」「イ短調」このカデンツ(主要3和音)覚えていなくてはならない。

これ、きちんと覚えていたら、素晴らしいですよ。
級が上がるごとに、どんどんカデンツが増えていきます。
そして、バージョンアップしていって・・
難しい話ですが、展開の形やら終止の形やらも、必然的に覚えていかなくてはなりません。
でも、積み重ねていたら、
悩みなし。
軽く、積み重ねる事はたやすい。とってもたやすい♪

私は普通に、私個人の生徒たちにもしっかり受けさせています。
まだ、子どもたち、
「曲は練習するけど、何??カデンツなんて覚えても意味ないじゃ~~ん」
そんな感覚。
いくら、説明しても、意味ないじゃん!
と思っててしまう。
そこで、「グレード試験!」
試験となれば、やっぱり覚えたくなるのが、人間の性???ですか・・

ただ・・
残念な事に、そのグレード試験も、企業的には
「○○コース終了で○級うける」
って決まってますね。
これにうまく乗っていればいいのですが、現実、そのような場合、
中身ボロボロって事もあります。
なんとか合格させてあげるのが主旨の、
学習者グレード。

「わたし○級もってる~~」
「うちの子は○級もってます!」
だけでは判断はできないです。
10級合格していたら、9級合格していたら・・しっかりこの4種類のカデンツはすらすらできるかな??
しっかりできていて、次に進めていれば、
たやすく積み重なります。

しかしできていなければ、
積み重ねができなくなってしまうから・・・どこかで、何かが??起こります。

これも、以前書いたコンクールと似た話になりますが、
級をとっていっても、たいした話ではないんですよね。
現実問題。

級を取って、励みになったりやる気が出たりはとってもいいスパイス♪
しかし、中身が伴っていないと、
現実問題、う~~ん。頭を抱えてしまいます。
これも、また、どこかの級で、タイミングで、きちんと整理して理解するチャンスがきたら、よし♪です。

そこで、理解しようとする気合がはいるかな??
その流れできていたら、理解するということを、理解したくないかも??

私が、自分の生徒たちもみて、試験官として、試験会場で試験をして、
  
 確実に勉強されている9級と
 ぼろぼろなあいまいな6級レベルは変わらない。

そう言っても、過言ではない。とすら思えます。

私の場合は、「グレードはあとからついてくる」
そんな感覚で取り組んでもらっています。
これも、私個人の生徒だからできる技なんですけどね。

簡単なメロディー。
童謡程度であれば、カデンツわかっていたら、メロディー聞き覚えで弾いて、
そして、そのメロディーになんとなく伴奏を頭で考えてつけられるんですよ。
これって、素敵な事じゃないですか?!

メロディーしか書いていない楽譜に、
自分で想像して、和音がつけられたら♪
楽しみも広がります。
これこそつかえる音楽♪

楽しみ方は無限です♪

そのために、いろんな土台をつけていかれたら、
楽しみ方も、たくさん広がるんだと思うんです。






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Last updated  2008年06月25日 09時49分12秒
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