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カテゴリ:5-1・試験(グレード)
ヤマハピアノ10級
初めて、受けられる、外部のグレード試験です。 10級笑っち~~ゃう。うちのこは9級持っているし~~とか、既に合格している人も、 受けた事がない人も、本来の10級の勉強が身についているか・・ 曲というものは、発表会もあったりで、なんだかんだ時間をかければ、 「弾く」だけを考えれば出来るものだと思うのです。 私がヤマハピアノ10級で思うこと、 自分の生徒たちが、よし、10級の力はついた。 先へ進もう! 10級を受けてもらおう。 そう思えるのは 「5指程度の初見が出来る読譜力と、ハ、ト、へ、長調とイ短調のカデンツ暗記」 これ、結構できてないで、どんどん先へ進むこと多いですね。 細かい試験内容は省きますが、 これ、きちんとできていたら、素晴らしいです。 先へ先へつながります。 □ 調号をみて、何長調かわかるか??(ハ、ト、へ長調かイ短調) □ 調号がない。ハ長調なのかイ短調なのか判別出来るか □ ト音記号、へ音記号、音の高さは間違いなくわかるか □ 4小節程度の簡単なメロディーなら、両手で初見で弾けるか □ 初見も1つ1つ読むのではなくテンポをとれるか □ ハ、ト、ヘ長調、イ短調のカデンツは完璧に自由自在であるか □ 聴音(奏)の準備で、ハ長調といわれたら、ドに手の準備が行くか ト長調と言われたら、ソに準備が行くか・・・ □ 4拍子と3拍子の違いを理解しているか これ、できているでしょうか?? 意外に、年数だけで受けてしまっている場合、できてないで進んでいることもありますね。 10級は、簡単なグレードだと思いますが、 きちんと勉強していたら、最高の土台作りのグレードですね。 私の場合は、上の8項目は必須です。 これが分かっていたら、先へ進んでもラクラクです♪ この形で積み上げていけば あとで苦しくなる事もないし、教えれば誰でも出来ること。 どんどん積み上がっていきます。 もし、10級を受け終わっていて、これを理解していないと、 どこかでつまずきは出てくるし、どこかで理解しないと、先へ進まないで壁に当たります。 グレードも、コンクールの感覚とおんなじで 級だけ上がっていって、中身が伴っていなければ お月謝ばかり上がってしまうばかりで、もったいないです。 しかも、壁にぶち当たりやすいですね。早い時期で。 この、初期の10級。 ソルフェをやってきていない移動してきた中高生でも、 本当の意味で、できない事は多いです。 あれ? 小犬のワルツはひけるのに??? みたいな、バランスの悪さを感じる時もあります。 ピアノは、ついつい、曲を弾く事にとどまる事が多いですが、 ソルフェージュ力がないと、結局つまづきます。 と、私は、生徒たちを見た結果として、実感しています。 大きくなって、時間がなくなった時こそ、ソルフェージュ力があるないで、 楽しめる方向が全然違ってきます。 私が思う、 10級のチェックリスト、皆さん完璧ですか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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