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カテゴリ:5-1・試験(グレード)
アレンジ
これ、ほんとピアノの子にももっと率先してやりたいのですけど。 エレクトーンでは、グレード試験で必須ですから アレンジのレッスンはかならずやります。 級によって色々目的を決めて伝授していますが、 たいていの私の生徒の6級くらいになると バンドスコアを使ったアレンジをしています。 あくまでも。 学習過程の一環なので、 張り切りすぎないのが、ポイントです(笑) 一つの経験として、きちんとレッスンしたいと思っています。 曲そのものが難解だと、アレンジどころでないので わかりやす~~いJPOP希望です。 はりきれる子は、自分で好きなバンドスコアピースを買ってきますが、 そうでない子は、 買うまでに、やたらと時間がかかるので、 そんな時は、私の持ってるものを渡します。 ボーカル、ギター、ベース、キーボード、ドラム この編成で十分です。 そんなこんなで。 私がはるかおおむかしに持っていた・・・汗、、、 プリンセスプリンセスのMの、 バンドスコアを、我が家の本棚から見つけ、 おおお~~これは、いい!! 今は、つるの剛志??でしたか?? あの、 子だくさんの。 羞恥心のメンバーの ウルトラマンかなんかの??人ですよね。 うたってましたし。 これなら、知ってるだろう! ということで、先日の生徒には 「この楽譜で、はじめてのバンドスコアからエレクトーン楽譜にアレンジする学習しようよ」 と、提案してみました。 よかったです。 生徒も知っているし、お母さんも、カラオケとかでよく歌うという! しかも、シンプルな曲なので アレンジも、難解にならなさそうです。 ポイントは、 ●その元の曲をよく聞くこと ●大事な「おかず」を意識しておくこと ●バンドスコア見ながら、目立つパートをチェック そこで。 はずせない「おかず」メロディーをスコアからチョイスして 取り入れていくアレンジをしています。 あれもこれも、全部はチョイスできません。 だって、5パート編成のモノを、一人で弾くわけですから。 そこを、チョイスする能力をつけてほしいのです。 そして。 最後は、リズムの打ち込みです。 ミミコピとなると、かなりのハードな時間を要しますが、 スコアにドラム譜があれば、 それを打ち込めばいいわけです。 でも、打ちこむにあたって、 ドラム譜の読み方や、 フィルインのように、大事なリズムパターンを見抜く事も大事な要素です。 自分自身で打ち込む経験は、今後にとても大切です。 これを、1度でも経験すると、 今後、自分自身でオリジナルや、アレンジ作成も 結構、曲の全体の様子が分かります。 意外に生徒たち。 普段何気なく聞くJPOP。 いったいどんなパターンで曲が出来上がってるかってよくわかっていません。 一つの曲には、どんな楽器が使われていて、 ドラムって一言でいっても バスドラムがあって、スネアがあって、シンバルがあって・・・。 現実・・・ 試験官をしていて、自分の生徒だけでない子たちを見て、見えてくる事は アレンジの部分、ほんとに、さら~~~っとやり過ぎてる受験者がとても多いです。 さらに、レパートリー曲でも 「今のメロディートランペットだったよね」 そう聞いても、 「????」 その部分にも意識が行ってない場合も多いです。 市販曲で満足してるだけだと、 やっぱり、音楽的には弱いです。 もうひとつ踏み込めたら、エレクトーンの楽器の活用は かなり、音楽的にいいのですけどね~。 まあ。 これは、指導者の意識が大事かもですが・・・。 楽器は進化してるけど 指導は進化してるかな? そんな事も思うエレクトーンレッスンです。 もちろん 私自身の指導の反省も込めてですけどね。 そんなこんなで 6級までには一度はバンドスコアからのアレンジ。 やるようにしています。 ちなみに。 オケスコアアレンジは・・・ 移調楽器もありますから。 普段レッスンではきついですね。 時間が足りないです。 専門コース用、コンクール用かな。 私の場合は、ですけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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