♪昔と今のエレクトーン楽譜
前回に引き続き。エレクトーン話ですが。昔は、音色が今から思うと、しょぼかった。オルガン系統でした。だから、自分で工夫、いかに、それっぽい伴奏にできるか。今は、音色がリアルシンセ系になりました。だから、いかにより本物の音色が再現できるか。と、私はみています。太陽にほえろのメインテーマ鈴木一浩さんによるアレンジで、音色もリズムもかっこよくて、生徒たちはみんな気にいってくれる曲でした。懐かしい曲なので、大人の生徒さんも楽しく弾いていました。グレードは7級ですEL900の楽譜ですこれも、太陽にほえろのメインテーマ私が子ども時代に持っていた楽譜。ええ(笑)30年前くらいか??でも、これは9級の楽譜です違い、わかりますか??同じ曲で、調は上曲はホ短調、下曲はイ短調ではあるけども。伴奏の形。上の7級は、伴奏が全音符なのに下の9級は、伴奏が工夫されている。今の子の9級の子、はたして、下の楽譜きちんと弾けるでしょうか?この曲だけで判定するのは、ちょっと、ですけど。全体的に、こう、時代が流れています。昔のエレクトーン時代は、楽譜が難しいのです。2つもグレードが違うのに、弾く事を考えたら、9級でも結構弾かなくてはならない。今の子、6級でも、昔の9級楽譜ちゃんとと弾けるかな??逆にいうと音符をがつがつ弾くよりも音色の弾き方、演奏力を、よりリアルにしよう。そんな感覚に移ってきている気がします。今のアレンジャーの方は音色やらリズムやらも考えねばならないですから、手間のかかり方や方向が、昔とは全然違うと思うのです。市販の楽譜を弾くのは絶対に大事だと思います。今、のものなので。でも、そこだけに頼っては、やっぱり、この楽器でしか弾けない。そう、なってしまいやすい。伴奏の形。全音符ばかりをチョイスしてると、後々、危険に陥りやすい。エレクトーン。上手に、いろんな音楽経験をするために、いろんな伴奏の形。足も登場するのですから、いろんな伴奏の形も考えられる。16BEATもSWINGも、タンゴも、サンバも全音符でも市販のデータや、いわゆる機械がやってくれる、オートベース部分。そこはいい体験です。その、感覚がわかるのですから。ただ、全音符だけで、弾けて終了というのはもったいない。そこをやっぱりもう1歩踏み込んで、伴奏の形を考えたり音色を考えたりこういう、オートベースが鳴ってるのか~サンバのベースってこんな感じなのか。とか昔は、そういうのがないので、暗中模索?というか、がんばってそれっぽくでしたが今は、ほんとリアルですから、そこを、感じとる事ができるのですから、考えないと、感じないと、もったいない。考えていく事が出来るレッスンをしていかねばな~そう、思います。