パーキンソン病のマイケル・J・フォックス。
久しぶりにマイケル・J・フォックスを見た。マイケルと言えばバック・トゥー・ザ・フューチャーだけどそれ以外ではパーキンソン病を患っているというのも数年前に聞いた。パーキンソン病は私の祖父も患っていたで初めて聞く病気ではなかったしどういう症状が現れるかと言う基本的な知識もあった。ただマイケル・J・フォックスのような若い人に発病するだなんて、パーキンソン病はかなり高齢で発症するものと思っていたのでその知らせをどこかで聞いたときには驚いた記憶がある。さて今日久しぶりにマイケル・J・フォックスを見た。ってもちろん生で見たのではないけれども。どこかアメリカの放送局でインタビューされている様子だったのだがバック・トゥー・ザ・フューチャーの時よりもちょっとだけ老けたけれど昔の面影残る何とも懐かしい顔のマイケル・・と思ったのもつかの間。彼はパーキンソン病の典型的症状の震えがものすごく激しかった。インタビューされている間貧乏ゆすりの激しくなったような足の震え、それを一生懸命手で押さえるマイケル。手振りをしても手ががたがたと震える。私の祖父の症状よりも重く思えた。なんというか、一言、ショックだった。その後に少しネットで彼のことを調べたのだけれどもそこで病気が発症したときにすごくショックを受け、奥さんが自分から去っていってしまうのではないかと恐れたことなど、名前だけは聞いたことがあるけれども私は一度も読んだことがない「ラッキーマン」と言うマイケル自身が書いた本の説明をどこかのページで読んだ。奥さんはマイケルを見捨てたりせずそれを支えたと言うけれどそれができるってやっぱりものすごい強い愛なんだなと思った。 「トレイシー(妻)には『大丈夫だよ』と言ったが、 本当はひどいショックを受けていた。 私はパーキンソン病とはどういう病気なのかさっぱり分からず、 自分が病気だということを否定していた。 そして、私はトレイシーに聞くことを恐れていた多くの質問があった。 『私が病気だと恐いかい?』 『病気だから私と一緒にいたくないかい?』 『私は病気だから、もう愛してくれないのか?』」(↑多分本の引用部分)私のパートナーが同じような状況にあったとき、私は彼を支えてあげる勇気をもてるのだろうか。私が同じような状況にあったとき、彼は私を支えてくれる勇気をもてるのだろうか。私が病気だと、もう愛してくれないのだろうか。Forza, Michael.