★のんびり生活　～北の国から～★

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• 子供。

  まだまだ先の話ではあるのだけれども子供を産むときはドイツではなくて日本で産んで、それから２～３年は日本で暮らしたいと思っている。その後は周りの状況次第だけれども最低限この時期だけは日本にいたいのだ。と言うのもやはり親が私の姪っ子を可愛がっているのを見ていたら私の将来の子供も可愛がって欲しいと思ったし、きっと可愛がってくれると思うのでできるだけそばにいたいのだ。ドイツにいたままでも不可能ではないけれどそうそう会えるわけでもないので少なくともこの２～３年だけは日本で暮らしたいなーと言うわけ。でもまだ大学も終わっていないしそんなこと考えてる場合じゃないのだけどなんとなくときどきこういう未来予想図を頭の中で描いてぼーっとする。これはやはり現実逃避？ルパンもこの案には概ね賛成しているのだけれどもどうやって日本で生計を立てるかが問題で・・・・。ベストなのはドイツでこのまま暮らすことなのだけれども私はやっぱり親のことが心配でたまらないし孫には会いたいときに会わせてあげたいとも思う。ってかちょっと突っ走りすぎか？でもそれはルパンの親も同じことなのでどちらを優先させるべきか？って問題も発生するのでなかなか厄介。ルパンは私の願いを優先させたいので日本で暮らすことには反対していないけどどうやって日本で働くかをただいま試行錯誤中。私は日本人なので贅沢を言わなければ多分職は見つかるはずだけど日本語がままならない彼が日本で職を見つけるのはかなり難しいと思う。まったく無理と言う訳ではないだろうけれども。「うーん。じゃ、私が日本で、ルパンはドイツに残るしかないね。」とさらりと言うと大真面目な顔で「それは無理。絶対に無理。絶対に無理だし、したくない。」と返された。ルパンは絶対に別々の生活は送りたくないらしい。この2年の共同生活がよほど心地よかったのか私にいたぶられるのがよほど快感だったのか（？）もう二度と長期の遠距離はするつもりはないと断言してくれた。それはそれでものすごく嬉しかったのだけれど現実問題日本移住はなかなか難しい。そうなるとやはりドイツで暮らすことになるのか？ルパンの親は多分それを望んでいるのでそうなれば万々歳だろうけどうちの親は多分ショックを受けるだろうなぁ。って今さらこんだけ遠くにずっといながら何を言うかって感じもするけれど。子供を特別欲しい！と思ったことは実はあまりなくって最近になって子供をいつか持ちたいと思えるようになった程度。それまでは大好きでも大嫌いでもない、どちらかと言えば好き、くらい。ただ姪っ子が生まれてからは可愛くて可愛くていつか私も大好きな人の供を産んだら絶対可愛がるだろうなぁと思った。昔母親が「自分の命をすり減らしてでも守りたい」と言ってくれたときどうしてそこまで？と幼かったが故に思ったけれど今では少しその気持ちがわかる気もする。きっと子供を持った母親たちはみんなそういう気持ちなんだろう。「世界のどこでもいい、フジっ子と一緒にいたい」と言ってくれたルパンの言葉は本当に私の支えだ。でもこれからどうなっていくのかたまらなく不安でときどき夜も眠れず一晩考えてばかりのこともある。私たちは５年後どこにいるのだろう？ドイツ？日本？それともまったく別のどこか？

  2007.05.29

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• 僕、可愛い？

  私は常に机に向かいっぱなしなので（遊んでいるとしても）ルパンと一緒にじゃれあう時間は実は少ない。今日はせっかくルパンも休みだって言うのに私はご飯の時以外はずっと机に向かいっぱなしで（常に勉強してたわけではないけど）ルパンはすることもなくちょっと退屈してしまったようで夜になってちょっと車をいじってくる、と言って出かけて行った。そして帰りにはアイスをガソリンスタンドで買ってくると約束してくれた。ルパンがいなくなってから３０分ほど経った頃何気なく携帯電話を見るとルパンから写メールがあった。「僕の車に君を乗っけたよ！」と言うメッセージとともに添付されていた写真には私と写したプリクラを車のどこかに貼ってあった。（どこだかいまいちよく見えなかったけど車の内部のどこか）そしてすぐに電話をかけてきて嬉しそうに「ねえ、写真みた？どう思う？」と聞いてくる。どうって言われても・・・とは思ったけれど「ルパンって可愛いところあるんだね。」と言ってみた。（テキトー）するとその一言が嬉しかったのか元気な声で「そうかな？そうかな？これで車にひとりのときも君と一緒なんだ！」と答えるルパン。本当に２○歳なのか？しばらくしてルパンがアイスを持って帰ってくるとまたこのプリクラの話になって「可愛い？ねえ、可愛い？」としつこく聞いてくる。本当におみゃーは男か？本当におみゃーは２○歳か？と心の中で叫びつつクールに「うん、可愛い。」と言うとルパンはますます上機嫌。（単純ねー）ってことでアイスを食べ終わってからいざレポートを書き始めたのだけどスペルチェックをするとなぜか設定がドイツ語のままで（今回のレポは英語）うまい具合にスペルチェックができないんですけど～！設定を英語に変えてもうまい具合に機能しないんですけど～！自分で全部スペルチェックしろと？それともドイツ語で書けと？別にドイツ語でもいいけど資料が英語なのでできれば英語で書きたい・・・。（と言うかあえて英語の資料のみを集めてみた、とも言える）うがー！

  2007.05.27

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  尽くしてくれる男。

  ルパンがこの間作ってくれたケーキはケーキミックスを使った比較的簡単なもの。見栄えはこんな感じだった。↓トッピングにM＆Mのチョコを使ったなんともかわいらしいケーキである。私はヘンゼルとグレーテルのお話に出てきそうな感じですごく気に入ってたのにルパンはなんだか不満で始終いじけっぱなしだった。おまけに少し焦がしてしまったので周りが固くなっているのが気に入らないらしくもう一回チャレンジして完璧なのを焼いてみせる！とずっと言い続けている。私はその偶然できた固いところがサクサクして美味しいと思ってるのだけど。昨日も実家でお母さんに誇らしげに「僕はフジっ子のためにケーキを作ったんだよ！」と言ってお母さんを驚かせていた。私とお母さんは目を合わせて「こんなに得意気になっちゃって可愛い子ねぇ」と言い合った。（気がする）こんなに尽くしてくれるルパンって本当に素敵来月末にある啓蒙思想についての発表のためのテキストもちょっと読んでかるーく要約書いてくれないかなーとさりげなく言ったら快く承諾（ってかずるいってば）そういうわけで私はEUの環境問題についてのレポートに集中できるのでした・・。

  2007.05.27

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  お母さんの誕生日会。

  で、お母さんの誕生日会が催される実家に到着。家に着く前に道路脇に車を止めて慌てて誕生日カードにメッセージを書いたし誕生日の贈り物も一緒に探しに行って素敵なものを見つけたし準備万端。ピンポーン、と呼び鈴を押すとご機嫌なお母さんが扉を開けてくれて中へ。そしていつもの居間まで行くと、なんと１５人近くの人が！（実際は私とルパンを入れて合計で１９人だったのだけど）エ？！今日の誕生日会って家族だけじゃないの？！聞いてないよー！　　気分はダチョウ倶楽部。ルパンの兄弟とその彼女たちはもちろん、ルパンの両親のお友達のおじさまとおばさまがうじゃうじゃうじゃ。彼ら全員にとりあえず握手でご挨拶。あーめんど。どーもどーもでいいじゃんか！とまあ挨拶を終えてからとりあえずご飯を食べた。かろうじてルパンの兄弟とその彼女たちは以前から知っているのでみんなで色んな話をしたりすることができたけれどこのおじさま・おばさまたちは私は一部に数回会ったことがあるのみ。ルパンですら顔見知り程度なので何を話していいのかもわからない。でもホント、ルパンの兄弟とその彼女たちがいてくれてよかった・・・。ほ。そういえばルパン家の三兄弟とその彼女全員が揃ったのはおそらく今回が初めて。兄弟はクリスマスとかの大イベントには必ず参加するけれども彼女たちが常に揃って参加するとも限らない。三男坊は一時彼女がいないこともあったし長男坊の彼女はクリスマスにはこれなかったし。（ルパンは真ん中）うーん、こうして彼女たち（自分も含めて）を比べると同じ兄弟なのに全然好みのタイプが違うのねーと感心。（暇人な私）このままルパンの兄弟とその彼女たちとだけくっちゃべっていれば楽なんだけどそういうわけにも行かずおじさま・おばさまたちとも談笑。もちろんおじさま・おばさまたちはルパンに色々質問するわけだけど私にも質問は当然投げかけられて勉強のことを中心にあーだこーだ言われた。「確か法律勉強したのよねー」と知らないおばさまから言われびっくり。なんで私の個人情報がここで漏れてる？実家に着いたのは８時半頃だったのだけれどなんとこの誕生日会は１２時きっかりに誕生日を祝うのが目的だったらしく夜中まで延々と食べて飲んで、食べて飲んでが続いた。そ、そんなん聞いてないよー！１２時を迎えるとみんなで乾杯してバースデーソングを合唱。そしてお母さんはみんなからのプレゼントを開けた。その間私たちはシャンパンを飲んでまだぺちゃくちゃおしゃべり。ルパンは運転をしなければいけないのであまり飲まなかったのだけれどそれを見てルパンの両親はなんで私が運転しないのかと言ってくる。「だってフジっ子はもうドイツの免許があるのに！」えーと、えーと、確かに免許はあるんだけどマニュアル車は苦手なんですっと言うも空しく両親だけではなく弟にまで「今日は土曜日だしこんなに遅ければ車はほとんどないから大丈夫だよ！」って。そういう問題じゃなくって本当にマニュアル車は苦手なんッスよ！「まだ死にたくないんです。」と言ったら大笑いされたけど、笑い事じゃないよ・・・。あんたらの息子まで死んでしまったら私は死んでもお詫びしきれないよ・・・。そんなこんなでやっと家に帰ることになったのは１時半。ルパンは相当お疲れで運転しながら眠ってしまいそうだったので私は必死で話題を探してルパンに話しかけ続けた。知らない人がたくさんいるパーティーはやっぱり疲れる。けどご飯は美味しかったし久しぶりに飲んだシャンパンも美味しかったから総合的にはとっても楽しい日だったと言えると思う。さて、また勉強せねば。

  2007.05.26

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  美味しいコロッケ。

  今日の夜はルパンのお母さんの誕生日会ってことでルパンは本来なら９時に終わる仕事を７時に切り上げることになっていた。私はルパンの働く町まで赴いて駅で７時に待ち合わせ。到着してしばらくするとルパンが同僚の車に乗ってやってきた。ぎょっ。なんで自分の車で来ないの？とちょっと驚いたのだけど同僚に自分の車のある駐車場まで送ってもらうってことらしい。（職場から駐車場まで路上電車に乗って移動するほど離れている）車の中にいたルパンの同僚はふたりの男性。運転席と助手席からこんにちはと挨拶をしてくれた。そして運転席にいる同僚がこれまたいい男でね～。ルパンのことは忘れてそのままこの運転席の同僚スヴェンとどうにかなりたかった。（↑ルパンも一緒にいるのに一体・・・）そしてルパンは元気よく私に、お弁当にして仕事に持って行った昨日の残りのコロッケの話をしだして「最後の１個はスヴェンが食べたんだよ。」と言う。そしてスヴェンは「すごい美味しいコロッケだった。　手作りであんなに美味しいものができるなんて驚いた。」と言って褒めてくれたのだけれど私はルパンが最後の１個を食べなかったことが不満で「なんで最後の１個を彼に食べさせたの？可哀想！（私も、彼も）」とルパンに訴えた。（すぐにルパンに不満をぶちまける私）ルパンはお腹がいっぱいになっちゃったんだよ、と言っていたが。スヴェンではなくもうひとりの助手席の同僚（名前を忘れた）も私の手作りコロッケに甚く感心したらしく（っつーかもうひとりは私のコロッケ食べてないのになんで？）一体どうやって作ったのかと聞いてきた。はぁ？一体どうやってって似たようなもんドイツにもあるだろ？と思って「ドイツ人が作る方法と一緒だけど。」と言ったのだけどそういう問題ではなくてどうやって最後の仕上げをしたのかってことらしい。どうやってって油で揚げただけなんだけど男性だから知らないのかドイツ人だから知らないのか？コロッケの作り方なら「お料理行進曲」聞けばすぐにわかるのに。ドイツの主流なコロッケの中身はイモだけらしい。さすがだ。でも日本だったらじゃがいもコロッケ、クリームコロッケ、カレーコロッケなどかなりの種類があるのになんでコロッケ発祥の地ヨーロッパではイモだけ？西洋のものだと思ってたので最初はそれがすごく不思議だった。一体どこに行けば日本みたいなコロッケが食べられるんだろう？クロケットって言うくらいだからやっぱおフランス？うーん。ルパンの知ってたコロッケは冷凍食品のコロッケで、オーブンで温めるだけだったので多分この同僚も同じ感覚なので驚いたのかと思う。ルパンも私が初めてコロッケを作ったときは驚いていたから。（ってかコロッケごときで驚かれる私も驚いたんだけど。）それはさておき、イケメンと名前を忘れた同僚にコロッケを褒められてちょっとだけ実はご機嫌になった私であった。おほほほほ！　　コロッケな日本語って･･･何？ってな具合に同僚に駐車場まで送ってもらった後はルパンの車でルパンの両親の家へと向かったのだった。

  2007.05.26

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• 言葉が混ざる。

  日本語を話す機会はまずないと言っていい。周りに日本人がいないのだから当たり前といえば当たり前なんだけど。なんでも私の住む町には１０人くらいしかいないらしい。（市役所で聞いた）ってか１０人いるだけでも驚きなんだけど。大学にも何人かはいるはずなんだけどまず出会ったことがない。私は特に日本学専攻の学生とのつながりもあまりないので彼らの友達の日本人とつるむこともまずない。よって私が日本語を使う唯一のチャンスは日本の家族とのスカイプと、こうして楽天で書く日記や日本の友達へのメールなどに限られている。家族との連絡も週一回か、忙しければ二週間に一回程度なのでまず日本語を口から発することがないので久しぶりに話すときは緊張する。（なんで？）最初の５分くらいは舌の回りがよくないと言うかあまりスムーズにはなせないのだけどしばらく経てば今まで通り話せる。さて英語はどうかと言えば、以前はルパンとのコミュニケーションが英語だったので外ではドイツ語、家では英語と言う生活を送っていたのだが１年前に完全ドイツ語移行してからは英語はさっぱり使わなくなった。もちろん英語の音楽とか本とか大学の資料とか触れることは触れるのだけど日本語と同じく口から発するということはまずない。（英語の歌を歌うときは除く）イタリア語は今大学でイタリア語講座を履修しているのでそこでのみイタリア語をかろうじて発するチャンスがあるけれども授業は基本的にドイツ語で説明されるし先生もドイツ人なのでドイツ語ばかりである。こんな感じに私は意外にドイツ語にどっぷり漬かり始めてしまったのだが最近日・英・伊がふとした瞬間にぽろっと出てくる。この間ルパンと一緒に「マイ・フェア・レディー」を見ていたときルパンに思わず英語で話しかけていた。音声が英語だったので自動的に脳が英語に切り替わったのか？自分でも驚いて慌ててドイツ語で言いなおした。不思議だ。もっと不思議なのは母からメールをもらって、「夜に電話するかも」と書いてあったのを読みながらルパンに、 Meine Mutter might mich heute Abend anrufen (My mother might me this evening call = My mother might call me this evening) と無意識に言ってしまった。言ってから５秒くらい経ってから何か変だなとは気がついたのだけど自分が英語の助動詞をmightを使ってたのにはすぐ気がつかなかった。「英語で話したいの？ドイツ語で話したいの？」とルパンに突っ込まれてから、まずった、と思った。日本語を読みながら話したから変に英語が混ざってしまったらしい。でも不思議なのはなんで日本語が混ざらないで英語だったのかってことなんだけど多分日本語は響き的にも全然違うので口から出てこなかったのだと思う。それにしてもなんでmightだけ突然割り込んだのかはよくわからない・・・。どうせmightを入れるのなら文法も英語風にMeine Mutter might anrufen mich heute Abend って言えばいいのに文法はドイツ語のまま。それから最近気がついたのは私のイタリア語の語彙とドイツ語の語彙の範囲が異なることに気がついた。ドイツでの勉強とイタリアでした勉強の範囲が微妙に異なるし、ドイツ語で話すこととイタリア語で話すことが違う気がするのだ。イタリア語でだとやはりファッション・食べ物の話が多いせいかその語彙が増えドイツ語でだとなぜか否定的な表現ばかり知っている気がする。（私はドイツでずいぶん否定的になってもーた。）だからイタリア語の授業をドイツ語で受けているととても面白いのはイタリア語で知っているけどドイツ語で知らない言葉を覚えられること。へぇ～ドイツ語ではこう言えばよかったのか～など今さらながら勉強中。修士論文を書く頃はもう少し落ち着いているはずなので実は密かにフランス語か中国語講座を取りたいなーと思っている私。そしたらどんだけ頭の中はごちゃごちゃになるんだろう？

  2007.05.25

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• 嫉妬。

  ドイツに限らずヨーロッパ全体であるようなのだけれども学生のためのソーシャルネットワークのようなものがある。そこではミクシーのように日記を書けるわけではなくただ単に自分の自己紹介と写真を載せられるくらいの機能しかない。たいていの人は本名で登録をしているので誰かの名前を入れて検索するとかなり簡単に見つかることがある。そして友達を登録することができるので友達の交友関係まで見えてちょっと面白い。BBSのようなものも付いていて友達同士ときどきメッセージを書きあったりできる。ってな具合に使い道は主に知っている人とのコミュニケーションだけど知らない人にメッセージを送って友達になることも当然できるはず。でも新しい友達をこんなところで探す人は多分少ないと思うのだけれど新しい男女の出会いを探している人は多数いるようでこんな私でも月に２回くらいは「お近づきになりたい」と言うメッセージが届くし同じようなペースで※「コンニチハ機能」を使った挨拶も届く。※「コンニチハ機能」メッセージではないのだけれど　「XXXさんからコンニチハ！をもらいました」のようなものが表示される。　　一体何のための機能なのかはいまいちわからないのだけれども　　多分気軽に挨拶するための機能なんだと勝手に推測。もちろんメッセージを今までくれたのはぜーんぶ男子学生で年齢は２３歳くらいから３５歳くらいまでとなかなか幅があった。トルコ人が多かったけれど意外にドイツ人学生からもアプローチ（？）があってその他にはポーランド人とかウクライナ人の学生からもメッセージを頂いた。最初のうちは私が日本人なので日本語を勉強したいのかと勝手に思ってたのだけど彼らの学部を見ると機械工学とか薬学とか日本学とはまったく関係ないものばかり。しまいには「君は料理が好きなんだって？（プロフィールに書いてある）　僕もすごく好きだけどまだ中華料理は食べたことがないんだ！」と言うメッセージをもらったことがある。別にいいんだけどアタックするならせめてプロフィールちゃんと見ろ！！それとも彼の中で日本＝中国？もしくは写真だけ見て「あ、中国！」って判断？人口１２億にはかないません。とまぁ前置きが長くなったのだけれども私は新しいメッセージがないか友達が新しい写真をアップしてないかほぼ毎日チェックするのが日課になっている。昨日も夜にチェックしていたのだけれども特に何も更新はなかったのでちょっとページをそのままびろーんとしたままパソコンを離れた。するとルパンが私のいる部屋にやってきて何気なくパソコンの画面を見て「君の学生ネットワークのページ？どんなことが書いてあるの？」と無邪気に言いながら私のページをチェックしようとしたので私は慌ててルパンに飛びついて、「べっべっべっ別に何も書いてないってばー！」と言った。飛びついて止めるほど重要なことは何も書いてないのだけれど見知らぬ男性からのメッセージだとか私の写真についた数少ない男性からの「綺麗だなー」と言うコメントを見たらルパンはきっとやきもちを妬くに違いないから見せてはいけない！ととっさに私の脳が判断してしまったのでよけい怪しく思われてしまった。「なんでそんなに必死で止めるのっ？　君は新しい恋人でも探してますって書いてるのっ？」とかなり不安げなルパン。そりゃそーだよな、飛びついて止められたら怪しく思うよな・・・。「新しい恋人なんて探してないよ・・・。　ほら、じゃあメインページ見てみてよ・・・。」と言いながらパソコンの操作の主導権を握りメインページのBBSと私の交友関係を自ら見せた。するとBBSには「フジっ子、明日XX時に△△で勉強するのはどう？」と言う男友達Aからのコメントがありルパンはそれを見てちょっと不安そうに「Aって誰？」と聞いてきた。Aは本当にただの友達なのにー。とまぁこれは理解してもらえたのだけれども私の交友関係リストにある男友達すべてについて説明せねばならなかった。「僕今すっごい嫉妬してる。」とルパンは不安げに言いながら私の男友達たちをチェック・・・・。しまいには一緒に行ったパーティーで彼女連れだった男友達まで疑う始末。終わりにはルパンは少し安心したのだけれども「僕はすごく嫉妬しやすいから・・ごめんね」と何度も言われた。そう、ルパンは普段クールに装っているわりにはかなり嫉妬するタイプ。それをあえて表には出さないようにはしているらしいのだけれどもかなり頻繁に嫉妬しているらしいのだ。私はと言えば。実はここ１年くらいは全然と言っていいほど嫉妬しなくなった。それはルパンの気持ちが私に完全に向いていると言う確信とこの４年間で築き上げてきた信頼があるからだと思う。昔の彼女からの手紙を（盗み）読みして（勝手に）捨てたことがあるほどに昔の彼女に嫉妬したこともあったけれど今はもうほとんど嫉妬しない。「いつ嫉妬をしたことがある？」とルパンに逆に聞かれたときに「ドイツ語が全然わからなかった頃は嫉妬だらけだった」ととっさに答えていた。そうなのだ。ドイツ語が全然わからなかった頃はいつも壁がある気がしていた。一緒にいるのに、こんなにお互いのことを想い合っているのに、ドイツ語で他の人と話すルパンを見るたびにものすごく遠く感じていた。昔の彼女からの手紙も当然ドイツ語で書かれていたのだけれども初めて発見したときには私はドイツ語が全然だったので私の知らない誰かとの「ドイツ語での」過去に嫉妬した。ルパンはドイツ語でどんなことを話したんだろう。今も私以外の誰かとどんなことを話しているんだろう。ドイツ語がわからない私はドイツ語のせいでいつも嫉妬していた。今はあの頃の何倍もドイツ語がわかるようになってルパンとのコミュニケーションもドイツ語に移行させたので昔のような嫉妬はしなくなった。でもルパンが他の女の人と・・・って想像だけでも嫉妬するからもしそんなことが今実際に起きたら嫉妬で狂ってしまいそうで怖い。

  2007.05.24

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• ドジは誰だ？

  今日最後の授業の最中に誰かの携帯がブルってるのが聞こえた。しかもかなり長い着信で「あーあ、ブルっちゃってるよ」と思ってたら実は自分の携帯電話がかばんの中でブルっててちょっと恥ずかしかった。着信の主は他でもないルパンだったのだけれどもさすがに授業の最中じゃ電話に出るわけにもいかない。ので、とりあえずブルブルを止めて再び授業に集中した。２～３分ほど経つとまたルパンから着信があって私の時間割を知ってるくせになんでこんなに何度もかけてくるんだ？！とちょっと怒り気味でまたブルブルを止めて授業に集中した。すると今度は電話ではなくルパンからメールが届いた。「家の鍵忘れちゃったからご飯の支度できない・・・。」家の鍵を忘れて外に出たので私が帰ってくると同時に用意するつもりだったご飯ができない、と言うのだ。まったく私に似てドジだな～・・・。「じゃ外に居るの？今まだ大学なんだけど。」と机の下で返事を書いて送信するとまたすぐに返事が来て「お母さんの誕生日プレゼント探しに隣町のXXXに来てる。　いつ帰ってくるの？」と。私の授業はその時点であと２０分は続くと思われたので家に着く時間はどう見積もっても一時間後。哀れなルパンはそのままXXXのショッピングセンターで暇をつぶす事に。授業が終わるや否や急いで岐路に着いたけれどもこればっかりは電車の運転手さんにかかっているので私がいくら焦っても結局かかる時間は同じ。途中でルパンから電話があって「今どこにいるの？何時に家の近くの駅に着く？」と聞かれた。大体着く時間がわかれば車でそのまま迎えに来ると言うのだ。ま、迎えに来てもらっても駅から家までは徒歩５分なんだけど・・・。ってなわけで最寄り駅で無事に合流してから私の鍵で家に入った。ルパンは申し訳なさそうな顔をして「ごめんね、帰ってきたらすぐにご飯食べられるようにしたかったのに・・・。　今すぐご飯作るから待っててね、怒らないでね。」と言った。（つーかどんだけ私を恐れてるんだ？）私はいいよ別にと言いながらご飯ができるまでパンにチーズをのせて食べようと思って冷蔵庫を開けた。するとまだ冷蔵庫には賞味期限の切れていない卵が残ってたはずで、今朝電話でも「まだ卵が家にあるから」って言ったはずなのに、なぜか新しい卵が買ってあったので「何で卵また買っちゃったの？」と聞くと「だって驚かせようと思ってケーキ作ろうと思ってたから・・・」と体をくねくねさせながら言う。ケーキ！ルパンがケーキ！サプライズ・ケーキは鍵を忘れたがためにお流れになったけれどもそのアイデア自体にはかなり驚かされた。昨日の夜私がめそめそしてたから元気付けるため？それとも単にケーキを作りたい気分になっちゃった？（女の子みたい）ケーキはまた別の時に作ってくれればいいよ、とまるで彼女をなだめる彼氏のように私はルパンにいい子いい子してあげた。あれ？やっぱなんか男女逆転気味？私男役？オスカル・フランソワ？（←違う）「ルパン、ドジだね。」と言うと「君のが伝染した。」と返された。何でも「いっしょ」が好きなルパンはふたりともドジと言う事実が嬉しいらしく（私は嬉しくないぞ）「僕たちってドジ・カップルだね」と体をくねくねさせながら言ってきた。そうか、私たちってドジ・カップルだったのか。

  2007.05.21

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  鮭・鮭・鮭

  最近怠け者になったなーと自覚している私。今日もルパンに買い物に行かせて自分は家でぐうたら。でも料理するのは私だしね！それくらいいいでしょ？ってことで開き直ってルパンの帰りを待つこと１５分。「タダイマー」と元気な声でルパンがやっと帰ってきた。そして今日のご飯に必要なものを買ってきたよ！と言う。今日のメニュー茹でブロッコリーに鮭のホイル焼き。「鮭をいっぱい買ってきたよ！それでも５ユーロだった！」と誇らしげなルパンをよそにルパンの買ってきたものをチェックする私。そして魚の入った特別パッキングされた袋を開けた私が見たものは！鮭のでっかい切り身４切れ分！！！！ふたりしか居ない上、私は小食。それなのにでっかい切り身をよりによって４切れも買うってどうよ？？５ユーロだからいいよねって確かにお値段的にはかなりお得だけどふたりにはちょっと多すぎるかな、とか躊躇しなかったのかねこの人は？？しかーも骨がやったらめったら多い部分で骨をとるのに一苦労。ま、買い物に行かせた私の責任ってことで文句言わずに調理したけど。 あーお刺身食べたい。ルパンには２切れ、私には１切れ、で、残り一切れはムニエルに。でも切り身１切れがすごい大きいのでムニエルまでお腹に入らず。と言うか、しばらく鮭は食べたくないと思えるほどの大きさだった。ふーお腹いっぱいで満足じゃ！でもデザートが欲しいのぅ～。ってことでルパンに何か見繕ってもらおうかのぅ～。ふぉふぉふぉ。

  2007.05.19

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• フランスからの・・・・。

  ルパンが昼過ぎに帰ってきて白い紙包みを私に手渡しながら「はい、フランスから何か来てるよ。」と言う。最近アマゾンで何か買った覚えもないしそもそもフランスのものは買ってない。買いたいと思うものはいくつかあるけれど。困惑しながら私は「何も買った覚えはないんだけどなー」と言い部屋に戻ってはさみで袋を切りながら宛名を見ると見覚えのある名前が。それはフランスにいる古い友達と言うかなんと言うか存在すら忘れて最近はさっぱり連絡も途絶えていたような人のだけれど相手も相手で何を思ったのか突然私に贈り物をしようと思ったらしい。昔絵葉書を送ったことがあるからそのお礼か？なんなのかわからないけど私が以前ちょろっと「ダリダが好き」と言ったのを覚えていてダリダが出ている映画「六日目」のDVDをわざわざ送ってくれたのだ。私は思いがけない贈り物に大喜びするもルパンはその送り主が男性であることに嫉妬して今ちょっとイジイジ中。どうせ送ってくるなら私が確実に郵便受けを見る日にしろよ！なんて思いつつ、ルパンの嫉妬も理解できなくはないのでここは静かにDVD鑑賞を・・と思ったのだけれども。この映画ってばフランス語以外の字幕の選択肢がない！！日本語字幕なんて贅沢は言わない・・・。でもせめてイタリア語・・・いや百歩譲ってスペイン語でもいい・・・。フランス語はわたしゃ本当にノータッチだからイタリア語と重なる部分しかわからん。しかーもこの映画のオリジナル言語はアラビア語らしい。なんちゅーエキゾチックな映画なんじゃ！！！！！！友達は私が「フランス語勉強したいなー」と言う一言を真に受けてスパルタ教育ってことでこんな映画を送って来たのか？いや、だったらサウンドもフランス語の映画を送ってくれよ！見たいけど・・・ものすごく見てみたい映画だけど・・・。中途半端にしかわからないからフランス語がわかるようになるまで待とう・・・。あー残念。パローレパローレパローレ♪あーん、フランス語やりたいやりたいやりたいー！鼻からソンソン言ってパリの男たちを魅了させたいー！（※ソンソン　フランス語の響きが私にはそう聞こえる）

  2007.05.19

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  「なんで結婚してないの？」

  今日は祝日で大学はお休み。ってことで昨日はマスター仲間で小さなパーティーがあった。当初は屋外でグリルパーティーの予定だったのだけれど天気が不安定な上少し肌寒かったので屋内で飲み食いパーティーに変更。私は海苔巻きを作ってルパンと一緒にパーティーのある学生寮まで行った。今回はツナマヨ＋きゅうりときゅうりの太巻きを５本ほど作ったのだけどなかなか好評で３０分くらいで全部すぐに無くなってしまった。みんな美味しい～美味しい～と言ってくれたし嬉しかったのだ。さて今回のパーティーはいつものマスター仲間内でのパーティーだったのだけどなぜかこの日に限って彼氏・彼女を連れてきている人が多くて非常に興味深かった。私もマスター仲間でのパーティにしばしばルパンを連れて行くように他の人たちも時々彼氏・彼女を連れてくる。普段はだいたい２－３組くらい、少なければルパンと私だけだけど今回はなんと８組ものカップルが揃っていたので観察せずには居られなかった。あの子はこういう人が好きなんだなーとかあの子の彼氏は想像通りかっこいいなーとかあの子の彼氏は想像通り変なやつだなーとか。（失礼な！）てな感じに人間観察していたのだけれどきっと私も同じように観察されているんだろうな。「フジっ子もへんだけど彼氏もへんだよねー」なんて言われてるのかも。ま、別にいいんだけどさ！さてそんな楽しいパーティーのとき、私とルパンを発見したある台湾人の女子学生がそばにやってきた。日本人である私とドイツ人であるルパンが付き合ってるのは周知の事実だけどこの台湾人の女子学生はまだルパンを見たことがなかったのでとても興味深そうにやってきて色々ルパンと私に質問をしてきた。ルパンの仕事のこと、ルパンが日本語ができるのかどうか、なんたらかんたら・・。そして極めつけには、「あんたたちもう４年も付き合ってるのになんで結婚してないの？」と言う。ちなみに彼女の仲良しのギリシャ人の女の子も以前同じような発言をあるパーティーにて私たちに直球で投げてきた。あんたら仲良しなだけあってホントそっくりだよ！と心の中で叫んだ私。しかもあんたホントにアジアの仲間？と突っ込みたくなるほど直球なお方。私の方がなんだか焦ってしまいえーとそのえーまだ？わかんない・・・とアジア丸出しな反応をしてしもーた・・・・。その一方でルパンは「まだだよ。」と答えてたけどなんか恥ずかしかった。実はあと半月で私たちの付き合いは丸々４周年を迎え、いよいよ５年目に突入。確かに４年は短くはないけれどルパンのことが本当によくわかったと言えるのは付き合い始めて３年目くらいだったと思うのでそう長くもない時間だと思う。ましてや遠距離時代も経ているので４年は普通のカップルの２年くらいと思う。でも４年も丸々付き合ってるのに結婚も婚約もしてないのは世間的にはおかしいのかなぁとときどき考えたりする。私としてはある程度将来のことを話し合っているので満足なのだけど周りの人たちは年齢もそれなりなのになんでだろ～って思うのかな？ なんでだろ～ぉ　なんでだろ～ぉヨーロッパ人はわりとその辺は寛容？なので５年とか１０年付き合ってやっと結婚って人も多いみたいだし結婚しないでそのまま同棲だけって人たちも多いようだ。でも４年も付き合ってるのになんで結婚してないの？って言いたくなる気持ちもわからなくはない。だって私も昔はそう思ってたから。でも十人十色って言うように十人いれば十通りの人生があるわけだし結婚するもしないもどちらでもいいかなと。個人的には結婚をした方が人生が楽しくなる気がするけど人生を楽しくするもしないも本人次第なので絶対条件ではないと思う。昔は結婚願望が今よりも強かったけれども今は昔ほどではなく信頼できる相手が見つかってその人とすでに一緒に生きていてこれからもずっと一緒に生きて行きたいと思っているのでまぁ時期が来たら結婚すればいいかなぐらいに思っている。ルパンはと言えば昔は結婚願望のかけらもない独身万歳派だった。さすがにそれは当時ちょっとショックだったのだけれど時間が経てば変わるかなと思いコツコツと調教を続けたら見事「結婚も悪くないかもね派」に変身。ってわけで結婚のことは少しずつふたりで考えていずれはと今は思ってる。「好き！」「愛してる！」「結婚しよう！」っていう風にあっという間に進む人も世の中にはいると思うけど幸か不幸か私たちはかなりゆっくり目にこの過程を経ている。私もルパンもやや慎重派なのでスピード婚は理解ができない。その反面スピード婚できる勇気には感銘を受けるけど。付き合い始めてから「愛してる」と言う言葉を使ってきたけれど最初の２年くらいは「好き」くらいの意味しかなかったなぁと今思う。３年目くらいからやっと「大好き」になって今やっと「愛」になったと言うか。愛って言うのはまさに育てるものなんだなぁと実感。あーなんかお腹空いちゃったな。

  2007.05.17

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• 歯医者さんに行ったそうな。

  は～・・・・・・。なんでこんなに毎日疲れてるんだろう。特に月曜日と火曜日はきついのだー！！今日も朝の１０時から夜の７時まで大学での予定はぴっちり。これが冬だったらと思うと恐ろしくてたまらない。今日私にしては珍しくルパンに２度も大学から電話をした。大学に居るときにルパンに電話なんてよっぽどのことがないとありえないのだけど今日は私にとってもルパンにとってもちょっとしたよっぽどのことがあったのだ。何かって？ルパンは今日歯医者さんで抜歯したのです。親知らずが変な向きで生えてきてしまっていて痛いので今日歯医者さんでその歯を抜く予定で一昨日くらいからずっと怖がってたルパン。私は歯医者さんで歯を抜いたことがないし痛い思いをしたことないのでルパンの気持ちがあまりよくわからないで「大げさだなー」と思って流していたのだけど夜家に帰ってから話を聞けば歯茎を切らなければいけなかったとか。歯茎を切るってどういうこと？！？！？！？！？って今頃私は衝撃を受けた。そのせいでまだ痛みは残っているし口もあまり動かしたくないらしい。夕方に１度電話をしたのは「痛いよう」って言うメールが来たからでもあるのだけどそのときはまーた大げさに痛がってるんだなーと思って励ますつもりだった。でもあまり口をきいてくれなかったので機嫌悪いのかな、と思いきや最後の授業が終わる直前にメールが来て「何か食べるもの買っておく？印刷用のインクと紙買っておいたよ。」ととってもジェントルマンじゃあーりませんか。ので、大学を出る直前に電話をかけたけどやっぱりあまり口をきいてくれない。まぁ家に帰れば様子がわかるだろうと思いあまり気にせず帰宅。すると何とも悲しげな顔で私の帰りを迎えてくれるルパン。ちょっと顔が腫れている気もしないでもない。そしてせつない声で「痛いよう」とまた言う。それがなんだかめちゃめちゃ可愛くて「好きだなー」と思った。（↑本当に相手の痛みを何も理解していない）今日は何も食べてはいけないし食べる気もしないらしい。だから私は一人分のご飯をさっさと作って食べていたのだけど「お腹空いたよう」とご飯を食べる私に恨めしそうな目つきで言うルパン。これがまた本当に可愛いのなんのって。しかも昼寝をしていたらしく頭がボサボサで可愛さ倍増。「可哀想なルパン！」と言いながらいい子いい子してあげるとまるで捨てられた子犬のように私に擦り寄ってきてさらに可愛さ倍増。なんつーか、恋人と言うよりはもはや自分の子供のように可愛かった。でもたまにはこんなのもいいもんじゃのう！

  2007.05.15

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• 夢に先生が。

  最近夢にはいろんな先生たちが出てくるので寝た気がしない。一昨日は日本での学部生時代の恩師、私のゼミの教授が出てきた。この教授には本当にお世話になったのだけれど卒業以来私はドイツに来てしまったので会っていない。先生には今のマスターの出願時に必要だったた推薦状まで書いていただいた。先生、おかげでマスターには受け入れられましたが厳しいッス！夢の中で私はなぜかこの教授と論議をしていた。ドイツの大学のシステムと日本の大学のシステムについてあーだこーだふたりで話し合っていたのだけれど先生が他の用事があるのでもう行かなければいけない、と言い出した。そして先生は水曜日の２時に新宿でまた論議しましょうと言っていなくなった。（別に大学が新宿にあったわけではないのに）久しぶりに先生と論議して（って言っても大学システムのことで）なんだかものすごい嬉しくって早く水曜日が来ないかなぁとわくわくする私。水曜日になったのかならないのかわからないけれどまた再び私は教授と論議していたのだけれどその際教授にこう聞かれた。「どうですか、ドイツの大学生活は？」なんとなくぎくりとしたけれども冷静を装って「決して易しいとは言いがたいですが充実しています。」と答えた。だって教授に「もう泣きたいほど辛いです！厳しいです！むずいです！」なんて弱音を吐くわけにいかないしねぇ。って夢の話なんだけれど。あー懐かしかったなーと言うところで目が覚めた。また別の日には今の大学での先生が出てきた。ちょっと筋肉マンっぽい熱血教師で今学期ある経済学科目のひとつの担当の先生。私はこの科目が苦手なので今から予習・復習をしてけっこう真面目に取り組んでいる。先生にもメールで質問したり授業の後に質問したり授業もとにかく全身を集中させて聞いている。授業に集中するってことは先生に集中するってことなのでけっこう先生の顔が濃く頭の中に焼きついていて離れない。しかも先生の顔はいわゆるソース顔ってやつでかなり濃い。夢に出てきたのは多分そのせいだと思う。夢の中で私と先生はふたりきりで勉強していた。って言うか、先生が私にプライベートレッスンをしてくれていたのだ！「じゃあ、先生、古典派によると・・・」とか何とか言いながら私はかなり真面目に質問しているのだけれど先生はだんだん私に近づいてきて、「古典派なんてどうでもいいよ。ケインズなんてどうでもいいよ。」と言うではないか！でも先生は指輪もしてるし多分結婚してると普段思っていたせいか、「で、でも先生は奥さんいらっしゃるし、私も婚約者っぽい人がいるんです。」（↑婚約者っぽい人ってのはたぶんルパンのこと）「奥さんなんてどうでもいいんだよ。　　今は君とマクロな世界を楽しみたい。」（↑はいはい、マクロ経済学だからですね！）「私も先生のことは好きだけど・・・。」（↑好きなんかい！）「でも、やっぱり倫理に反することはできません。」必死で柔らかく断ろうとする私にどんどん近づく先生。どうしよう、こんなことが世間にばれたらもう生きていけない！・・・・って思ってたら目が覚めた。なんかドキドキしたらしく汗をかいてただよ・・・・。先生が夢に出てくるとなんか疲れる。

  2007.05.13

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• 疲れがたまる。

  なんか疲れた・・・・。いや正確には、疲れが取れない・・・・。今日は授業がないけれど友達と一緒に勉強する約束があったので大学へ行った。けどどうにもこうにも疲れていたので結局４時間ほどで切り上げることに。家に帰ってくる途中でルパンから電話がかかってきて「今スーパーにいるんだけど何が食べたい？」と聞いてきた。お腹は空いているんだけど何を食べたいのかわからないほど疲れていたので「何が食べたいかわからないから何も買わなくていいよ。」と言ったのだけど「じゃあお寿司を買っておく。」と言って高くてまずいお寿司を本当に買っておいてくれた。大きなスーパーとか、都会のスーパーではときどきお寿司が売っている。日本だったら７００～８００円くらいで買える大きさと思うのだけど私の家の近所のスーパーのお寿司は６ユーロ９９セント、実に７ユーロ。現在のレートだと１１３７円くらいみたいなんだけれども値段よりも何よりももはやもう寿司ではないと言う感じの味がする。寿司飯が微妙に臭い気もするし、握り具合もガチガチだし、日本で食べられる本当のお寿司を知らないここの人たちにあれが本物の寿司と思われるのは本当に嫌だ・・・・・・。なんと言うか、ネタとシャリが別々みたいだしあれはただの「寿司もどき」。でも今日みたいに何を食べていいかわからないときにはちょうどいい。ルパンももちろん日本のお寿司の方が好きだけれどここじゃ仕方がないしそれなりに楽しんで食していた。とは言え、７ユーロは絶対に高いと思う。お寿司を食べたあとどうにもこうにも眠たくなってちょっと横になった。ルパンも仕事に行くまでの間私と一緒に横になる！と言ってやってきたのだけど夜の８時には仕事に行くからと言って目覚ましをセットしていた。私もルパンが仕事に行く前には確実に起きる予定だったのだけれど目が覚めるとルパンはとっくにいなくなっていて、ときはすでに１１時。私ってば５時間も昼寝してもーた！！！！！（↑もはや「昼寝」と言う時間帯じゃない上に長すぎる。）起きてしばらくぼーっとしているとルパンから電話がかかってきたので「何で何も言わないで仕事に行っちゃったの？！」と文句を言うと「行ってくるね」って言ってチューまでしてくれたのに私はぐうすか眠って何かをうにゃうにゃ言っているだけだったらしい。いやーでも本当に疲れてたから仕方ないっす。疲れがたまったときは梅干がいいって言うけれど、他にどんなものが効くのかなー。はー歳をとると疲れがなかなか取れないってこのことなのねー。

  2007.05.11

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  「王様と私」を相棒と。

  で、へとへとになって家に帰ってくると私の発表の結果が気になってしょうがないルパンがベタベタしてきて「発表どうだった？もう結果もらった？」としつこく聞いてきた。クラスメートの笑いを引き起こしただなんてルパンの前ではいつも「クール」で「賢い」女の振りをしている私が言える訳もなく「うまく行ったし、評価も "sehr gut"(very good)だった」とだけ答えた。これ以上何か追究されるのも嫌だったので昼寝をすることに。（私って本当にアホだ）昼寝すること２時間ほど経ったあと、私は目が覚めてまたぐうたらしていた。そしてルパンは買い物に行くと言ってでかけて行った。そして居なくなったすぐそばからわざわざ携帯電話にメールを送ってきて「今夜はDVDでも見ようか？」と言う。そんなこと買い物から帰ってきてから言えばいいのに、と思ってルパンの帰りを待つこと１５分。食料を調達してきたルパンが無事に帰宅してまた私のいる部屋にやってきた。「何のDVDを見たいの？」「そうだなー君は何を見たい？」「わかんないけど、何かいいのがあれば。」「例えば？」「だからわかんないよ！何を見たいの？何かある？」「例えばこれは？」と言ってルパンは「王様と私」のDVDを手渡してきた。こないだ買ったと言っていたDVDの配達が今日だったみたいで買い物に行くときに郵便受けを見たルパンはそれを確認するなり私にメールしたのだ。そりゃ「王様と私」だったら喜んで！ってことでご飯の後は映画鑑賞会♪本当に本当に久しぶりに見たのだけれどよかった！以前見たとき以上によかった！やっぱかなり誇張された表現があるのは認めざるを得ないけれども音楽と言い、ユル・ブリンナーのお茶目な王様といいやっぱりとってもよかった！ユル・ブリンナーの王様が頑固だけどかなりお茶目で魅力的なだけに「アンナと王様」のチョウ・ユンファ演じる王様が完璧すぎて親しみがわかない。そして東洋と西洋の衝突・西洋から見た野蛮な東洋と言う印象はやはり変わらないがこの偏見ぶりが今回の鑑賞では非常に興味深く思えた。そして私は王様とアンナが最後に踊るシーンで涙ぼろぼろあのシーンはやっぱりええなー！なんつーか胸がきゅんとするなー！最後に王様が死んでしまうシーンもなんか切なかった。「本当のお話っぽさ」ではやはり「アンナと王様」には適わないけれども「ミュージカル」として見た時にはこれはかなり楽しめると確信。そして欧米人が思い描く「アジア」を知っていると余計に面白い。私がこの映画を初めて見たときはまだ１０代だったし、アメリカに居たけどまだ「欧米人のアジアに対するイメージ」をよく知らなかった。だから「なんだこりゃ！」って言う印象の方が強かったと思うのだけれど今はかなりそういう欧米人の偏見に慣れているせいもあってか色んな意味でその頃よりも楽しんで見ることが出来た。ダンスシーンと最後の王様の死んでしまうシーンでぼろぼろ泣く私を見て今回もルパンはけらけら笑いながら私を慰めて（？）くれた。そして映画を見終わった後私はこのダンスシーンだけ５回も連続で見続けた。それだけでも十分アホなんだけれどもずっと涙を流し続けて鑑賞する私。（でもこのシーンがすごく好きなのさ！）ルパンはそれを見てもっとけらけら笑いながら私を抱きしめてくれて「君が喜んでくれて本当によかった！」と言った。映画に対する感想は「まぁまぁ」らしい。もともとユル・ブリンナー演じる王様は好きだったけれど今回ますます好きになってしもーた・・・。へたにロマンチックじゃないところが逆に私にはロマンチックであの不器用そうな感じなところがものすごく好感持てた。　「十戒」「荒野の七人」にもユルっち出演♪ってことで夢のような気分のまま寝るとするか～エトセトラーエトセトラーエトセトラー

  2007.05.10

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• 発表が終わったど！

  無事に発表終了なのだー！！！！！！！！！！！って言っても大成功には程遠くまだまだ修行せねばと言う感じなのだけれど私のパートナーも先生もクラスメートもよくやったと褒め称えてくれた。でも用意した原稿に未完成なところが一部あってそれまでスムーズにペラペラとやっていたのに「あれっ、ここの文章中途半端に途切れてる！ガ－ン！」と間抜けな発言をしてクラスメートの笑いを引き起こしてしまった。それをきっかけにパニック状態の私は「ごめんねみんな！私本当にドジだしドイツ語苦手だし・・・。　本当に恥ずかしい～死んでしまいたい！」と日本人丸出しな発言でクラスメートたちは本当に楽しんでいましたね。あはは～。（↑んなこと言わなきゃいいのに言う私は本当にアホだと思う。）緊張した空気をぶっ壊すの大得意です、私。でもまぁとりあえず使命は果たして授業後に先生の批評を聞きに行ったらいちおう私も私のパートナーもとてもよかったと言っていただけた。先生は気をつかってそう言ってくれたのかも・・・とは思ったけれどとりあえず褒められたことには変わりないのでプラス思考プラス思考！で、講義室から去っていくクラスメート達が私に「とってもよかったよ、恥ずかしがる必要なんて全然ないよ！」とか「本当によく出来ていたし恥ずかしいなんて思わないで！」と励まされた。「恥ずかしい」って表現は外国語ではまさに「恥！」って感じなので多分みんなそれで「気にすることないよ」と励ましてくれたのだと思う。つくづく自分は「恥の文化」出身者なんだなぁと実感・・・。でもまぁこれをきっかけにみんなが私に親しみを感じてくれたみたいなので（？）終わりよければすべてよしってことにしようではないか！（いいのか？）まだ他にも発表は他の授業でもあるのだけれどもやっぱ気が重い。でもこれを乗り越えねばマスターはもらえないからやるしかない。はー。

  2007.05.10

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• 自己嫌悪。

  今日は比較的楽な日で帰宅も昨日・一昨日に比べて早かった。だけど明日の発表の準備だとかでここ数日忙しくしているので疲れがたまってきているのかあまり機嫌がよくなかった。大学でお昼ご飯を食べたのが少し遅かったのもあるんだけれどものすごく疲れていてストレスがたまっているので夜になってもお腹がいっぱいだった。ルパンは私に何を食べたいのかしきりに聞いてきたのだけれど私はお腹が空いていないから何もいらないと言って机に向かい続けていた。私がぐったりしながら机に向かっていたのを見てルパンは心配したんだろう。お茶とお菓子を持って私の部屋にやって来てくれた。何か欲しいときは遠慮せずに言うのに・・・私はむしろ誰にも邪魔されずにやることを片付けたいだけなのに・・・とまた思ったのだけれどもルパンの気持ちも考えてありがとうとだけ言った。と言うかそれ以上何か言う気力がなかったと言うか。それから２時間ほど経ってルパンがまた部屋にやって来て「ご飯ができたよ」と言うのだ。お腹がいっぱいだから何もいらないって言ったのに、と返すと「もう遅いよ、だって作っちゃったもん」と笑顔で言うルパン。これはルパンなりの精一杯の愛情表現なんだけど・・・・・・。食卓につくとそこにはじゃがいもとおさかなと野菜とご飯があった。その量が普段私が食べる量の倍近くあったので私はちょっとイラっとして「お腹がいっぱいだって言ったのに何でこんなに作るの？」と思いっきり不機嫌に言ってしまった。僕が残りを食べるから大丈夫なんて言ったわりには結局ルパンは自分の分でお腹が一杯になってしまった。私も食べるには食べたのだけれどもお腹がいっぱいな上、緊張やストレスのせいで食欲もあまりなく半分も食べることが出来ずに断念した。あまったご飯を見てなんだかまたイラっとしてルパンに当たった。「お腹いっぱいだから何もいらないって言ったのに何で作るの？　お腹いっぱいだって言ったのになんでいつもよりも多く作るの？　いつもこうやってご飯を余計に作って捨てて無駄ばっかり。　ご飯は食べるもので捨てるものじゃないんだからよくないよ。　お金も無駄になるし何よりもご飯を捨てるのが本当に嫌なのに。　ご飯を捨てるのは最低限にしないとご飯に申し訳ないよ。」ルパンはちょっと悲しそうな顔をして「ごめん、君を喜ばせようと思っただけなんだ。」と言った。私はそれを無視してまた部屋に戻った。いくら疲れてても、いくら緊張やストレスのせいでも、悪意のないルパンに当たるのは間違っているのに。

  2007.05.09

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  へとへとの火曜日。

  長い一日がやっと終わった！！！！！！へとへとになって家の最寄り駅に着いたときはほぼ８時半。朝は９時に家を出たので半日近く外にいたことになる。でも火曜日さえ過ぎれば後はそんなにきつくないのでほっと一息である。電車を降りて家に向かう途中友達のIちゃんに電話しなきゃいけないことを思い出す。彼女は私のマスターの１年先輩で年齢も３つ４つ上なのだけれども出会ってからかなり意気投合して頻繁ではないものの時々会ってはおしゃべりする仲。彼女はルーマニア人なのだけどドイツ人と結婚している。Iちゃんに本をかりていたしそろそろ会いたい時期なので電話をかけていつ時間が空いているのか聞こうと思ったのだけれど久しぶりの電話だったので３分で終わるわけもなく家に着いてからもぺちゃくちゃとおしゃべりをしていた。（駅から家までは徒歩５分）今日はルパンも家にいるし私の帰りが遅い日なのでルパンがご飯を作ってくれると言う暗黙の了解の日なのだけど電話で話しながら家の中に入ってそのまま部屋に入ってぺちゃくしゃしていた。私の帰りに合わせてご飯を作ってくれたルパンは部屋の外で「ご飯だよ！」と私を呼ぶけれども私はIちゃんとの会話を優先して扉を閉めて話し続けた。って言ってもほんの１０分程度のことなんだけれどもルパンはご飯が冷めるのが心配で「ご飯だよ！」と何度も叫んでいた。海苔の佃煮食べたいよー！電話してるんだから静かにしてよ！と内心ちょっと怒っていたけどご飯作ってもらったしなー・・・なんて私が遠慮するはずもなく電話を切った後そく抗議。「あのさー人が電話で話してるんだから静かにしてよねー！」「でもご飯冷めちゃうから！」「友達になんて言えばいいのよ！」「ご飯できてるからまたねって言えばいいじゃん！」「そんなの言えないよ！友達の方が大切だもん！」「でも長電話なんだもん！ご飯冷めちゃうよ！」これのどこが長電話？！ほんの１０分ぽっきりじゃん！と言うよりもルパンは昔から冷めたご飯は美味しくないって言う感覚の人なので特に私のために作ったご飯が冷めてまずくなるのが許せないだけだと思うんだけど。わかっちゃいるけど　うーるーさーいー！ あ、関係ないって？「君ってば本当に典型的な女だよなー長電話するんだから。」と最後に言われた・・・・。でも今日のズッキーニとにんじんと鶏肉で作ったおかずおいちかった。ちょっと私が長電話（？！）を指摘されてプリプリしていると「もう見た？あ、見てないのか。」とルパンが言った。もう見たって何をいつどこで見たのか前後がはっきりしないので「何を？」って聞いたら何でもないとしか言ってくれなかった。そう言われるともっと知りたくなった私は足をバタバタさせて知りたい～知りたい～何を見ればいいの？何の話？とダダをこねた。すると「多分、机の上。」と言うのですぐに机の上を見に行った。でも机の上にはこれと言って変わったものは何もない。お菓子を買ってきて置いておいてくれた訳でもないらしい。机の上を眺めること数十秒。鉛筆立てにしているマグカップにささってる？ぬいぐるみ風のお花を発見。こんなん。このお花は葉っぱの部分を押すと音楽が流れる仕組みになっているものなのだけどルパンが私のために選んだのは「YOU ARE MY SUNSHINE」。と言うか、これ以外は全部バースデーソングだっただけらしい・・・・。だから別に私がサンシャインってわけでもないみたいだけど・・・・・。でもとりあえず美味しいご飯とお花に癒されてとても穏やかな気持ちで今夜は眠れそうです・・・・。あー疲れた・・・・。

  2007.05.08

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  朝から晩まで大学。

  今日は朝の８時から夕方の６時まで大学にいた。休憩は午前中に２時間ほどあったのだけどそれ以外は授業でびっちり。明日は地獄の火曜日だから朝の１０時から夕方の７時まで大学。ああ、二日連続でこんなんじゃぁ本当にへとへとだ。しーかーも！木曜日には発表もあるのにー！！！！発表の大まかな下準備とか配布するレジュメは出来上がってるし別に問題ないっちゃないんだけどやっぱちょっとドキドキするんだなー。今回の発表は二人組なんだけどパートナーがとても感じのいい学生でこのテーマを選んで、このパートナーに当たって本当によかったと思ってる。これさえ終われば今学期は少し楽になるからファイト、自分！って言ってもまだ発表はこれ以外に２つもあるんだけど。昨夜はなんだかよく眠れなくって１時くらいまで寝床でバタバタしてた。ルパンに「早く寝ないと明日辛いよ」って注意されたにもかかわらず別にそんなの大人だから平気だよとか何とか言って寝る努力をしなかった。結局寝付いたのは１時過ぎ・・・起きたのは朝の６時・・・・。この歳になってもまだ赤ちゃんのような生活サイクル？の私にはこんだけの睡眠時間は少なすぎる。だから大学に向かう間の電車の中でも眠くて眠くてたまらなかったし朝の授業から午後の授業までずーっと眠気と戦っていた。リゲインが欲しい・・・とずっと思っていた。　　２４時間戦えますか？　やっとやっとやっと長い一日が終わって家に帰るとルパンが私のためにご飯を用意して待っていてくれた。こんなときは本当にルパンが居てくれてよかった・・と思う。ご飯もリクエスト通り野菜スープとサラダ。（と、白いご飯）最近はなんだか疲れているので夜にはスープと言うのが多い。ブロッコリスープだったり玉ねぎスープだったり色々なんだけどちょっと味が濃いのでそれにご飯を突っ込んでリゾットにしてる私。（味噌汁ぶっかけご飯を西洋風のスープでもしている私・・・）いやーでも奥さんこれがまた美味ですのよ！私は疲れていると非常に無口なのだけどルパンはその察しがまだつかないらしく一生懸命私に話をふってくる。私はそれに付き合ってるともっと疲れるしイライラしてくるのでご飯をさっさと終わらせて机に向かったのだけれどもルパンはやっぱり察しがついていないらしく私のいる部屋にやってきてあーだこーだ言ってくる。そして頼んでもないのに果物サラダを作って持ってきた。疲れていないときならまだしも疲れているときにこれをされると私の機嫌はほんとーに悪くなる。（ルパンごめん）「何もいらないから。　何か必要なときは言うから。」って言って持ってきてくれた果物サラダを拒否したら「君にはビタミンが必要だよ。」と言ってそのまま部屋を出て行ってしまった。そしてまたしばらくして部屋にやってきて「お茶をいれようか？」と言う。ルパンは本当によく尽くす恋人になってくれた・・・・。その点は本当に褒め称えたいのだけれども、察しが悪すぎる。しかも以前から「何か必要なときは言うから、何も頼まないときは何もしないで　そうじゃないとイライラするから」って頼んでるのにそれはなかなか覚えられないらしい。いや、覚えているけど体が自然に動くらしい。本当にルパンはやさしい子だ。昨日もポテトチップスを買ってきてくれたし、今日はちゃんと私がパンと食べるためのチーズも買ってきてくれた。宿題は手伝ってくれるし（てかやらせてるんじゃ・・・）ああ言えば上祐・・・。（それは関係ない）さーてこの辺でまた勉強再開するかー！！

  2007.05.07

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  ミュージカルに逃げる。

  ルパンはときに本当にやさしい。もともとやさしい性格だったのだろうか・・それとも私の「調教」の賜物なのか・・・・。さっき居間に行って休憩（勉強のね）をしていたらそばにやってきて「王様と私買ったから」と言う。買ったって・・・DVDを買ったの？と聞き返すとそうだ、と。えーだってだって別に見たことある映画だし！日本の私の家にはビデオがあるし！別に買う必要は全然なかったのに！とうだうだ私が言うと「それでもなんでも一緒に見たいし」と。 王様～王様～昨日一緒に見た「アンナと王様」でちょっと機嫌損ねてたからだろうか・・・とにかく嬉しいけどここまでしてくれなくてもいいのに・・・。でもやっぱ気持ちは嬉しいし一緒にあの音楽と映像を見れるのは楽しみ。あの映画のどこがいいってやっぱあのダンスシーン。なんか最近気分はミュージカル。多分現実逃避の兆候だと思うんだけど息抜きには最適。明日は「オズの魔法使い」でも見るかなぁ。We're off to see the Wizard, the wonderful Wizard of Oz♪

  2007.05.06

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  「アンナと王様」「野ばら」

  今日は大学で友達に勉強を教えてもらった。彼に散々わからないところを、と言うかまるで授業のように説明をしてもらい最後にちょっとお茶をしながら外で日光浴をしてから帰路についた。家の近くのスーパー前でいつものようにルパンと待ち合わせをして一緒に買い物。家に着いてからはふたりで一緒に昼寝をして、小一時間ほどしてからルパンがご飯を作ってくれた。ご飯を食べたあとはルパンがレンタルビデオ屋に行ってくれて（ってか私が行かせたに近いのだけど）「アンナと王様」を借りてきてくれた。本当はオリジナルの「王様と私」が見たかったのだけどレンタルビデオ屋には存在しないので仕方なく「アンナと王様」になったのだ。感想は・・・・・星ひとつってとこだろうか。オリジナルの「王様と私」がミュージカルなの見てて楽しくなるのに比べて「アンナと王様」はミュージカルではなくまさに「映画」。チョウ・ユンファは嫌いじゃないし悪くもないのだけど王様もユル・ブリンナーの印象が強すぎていまいちに感じられた。ジョディ・フォスターも一般的には評価されるはずなんだけどやっぱりデボラ・カーのアンナの方が好きだー！（多分歌ってるからだとも思うけど）それに最後のあのダンスシーンがないなんてー！多分ミュージカル好きじゃなくて、オリジナルの「王様と私」を知らなければ悪くないんだと思う。でも私にはどうもいまいちで途中で飽きてしまい早送り・・・。で、最後の方のシーンだけ見てさっさと終わりにしてしまった。なので、口直しに自分の持ってるDVDを見ようということで今日は「野ばら」を選んだ。私が持っている唯一のドイツ映画である。これを最後に見たのはいつだろう・・・。たしか４年くらいは前のことだと思うのだけど当然ドイツ語がわからないので字幕に頼るしかなかった。と言う訳でドイツ語ができるようになって初めて見るのでちょっとドキドキ。わかんなかったらどうしようなんて心配したけど多少不明確な部分がときおりあったものの全体的に理解は出来た。ただやっぱ歌の歌詞を聞き取るのは難しい。このお話は本当に平凡なお話でただただきれいな景色と音楽・歌声が流れると言うルパンのような人には退屈極まりない映画なのだけれどもルパンは私のために（？）この退屈さを我慢して一緒に見てくれた。私にとってはこのほのぼのさがたまらなくって景色なんてちょっとサウンド・オブ・ミュージックみたいだし何より少年トーニがめんこくてめんこくて・・・・・。こういうのに弱い私はやはり涙を流さずにはいられない。少年トーニが「お母さん・・マリア！」と言って目覚める最後のシーンでは外から聞こえてくる「アベマリア」も一緒になって私の涙を呼び起こす。ルパンはポロポロ泣く私を見てケラケラ笑いながら「君って本当にどうしようもないなー何度この映画を見たんだよ？」と言う。はぁ・・・ごもっともですな。「野ばら」を久しぶりに見たらなんかちょっと癒されて溜まってたストレスが少し発散できたと言うかすっきりしたと言うか。わ～らーべ～ぇは～みーたりー♪よし、明日からまた頑張るぞ！

  2007.05.05

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  懺悔。

  私はこう見えてもけっこう多忙な女である。何でそんなに忙しいかと言えばやはり勉強である。別に好きで勉強しているわけではなく「強（し）いて勉（つと）めている」だけ、まさに勉強である。あれ読んで、これをまとめて、あの授業の復習してこれしてあれして・・とけっこう色々やらなきゃいけないことはあるけどうまく進まない。キー！で、それを夜な夜な考えていると本当に眠れなくなってくる。そしてやるべきことがまたさらに進まないと言う悪循環。今日の打ち合わせで私は私の担当部分の概略をパートナーに見せた。（今回の発表は２人組のグループワーク）で、私が知ったかぶりでそのテーマについてあーだこーだ適当に述べてさらにその他に自分で探した資料なんかを見せ付けたらパートナーはものすごい感動して「あなたすごい準備したのね！すごいわー。この概略もいいわよ。　私なら日本語でこんだけ読んだり書いたりできないわー。」と言ってくれた。彼女が日本語でこんだけ読んだり書いたりするのができないのは当たり前だしそんなことを比べるのは土俵が違うのであまり気にしなかったのだけど「この概略もいいわよ」と言う褒め言葉にだけは良心の呵責を感じた。だって・・・だって・・・・・・だって・・・・・・・・・！！！！この概略はルパンがやってくれたんだもーん！！！！！！！！！！！！他のことで手一杯だった私はルパンにテキスト読んでまとめて！と頼みルパンは私のためなら何でもするさ！と言う政策なので断るわけにもいかず夜中の３時までかかって一生懸命テキストを読んでまとめてくれた。（↑その間私は眠っていた）だから・・・だから素直に喜べませんでした。神様ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい！　　てか、ルパンに謝るべき・・・・。

  2007.05.03

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  自分への戒め。

  女性ってーのは話が多くて話が早くてとにかく忙しいもんだ。これは国籍を問わずに世界全体で共通していると思う。どの国に言ってもよくくっちゃべっているのは女性である。って自分も女性なので知らずにそうなってるかと思うとちょっと怖いのだけど。でもまぁそれが女性の可愛いところでもある。（はず）よくくっちゃべるためには当然「語学力」と「話題」が必要である。この場合の「語学力」はアカデミックなものではなくごくごく一般のもので「話題」とは当然何を話すかと言う主題のことである。このふたつが備わっている女性が集まるととてもにぎやかになる。人によっては別にひとりでも暴走するタイプの人がいる。「暴走特急」キャー！私も女性なのでこのようなくっちゃべり大会が嫌いではない。が、外国語でくっちゃべるようになるにはそれなりに時間がかかる。いくら「話題」があっても「語学力」がないと言いたいことが言えないので相手の話をうんうん聞いたまま終わることになってしまう。多分、私はそういうのが耐えられないタイプなのでわりに早く言葉を覚えてしまう。そう、私はアカデミックな「語学力」よりも退屈した主婦が近所の主婦とおしゃべりするのに必要な「語学力」を身に着けるのがかなり早いほうらしい・・・。それはやはり相手の話を聞いたまま終わるのが嫌だ！と言う思いが強いので必死になって体が無意識のうちに言葉を吸収してしまうらしい。ただしアカデミックな話になるとこの必死さがないのでけっこう時間がかかる。今日、来週のプレゼンの打ち合わせの約束があるドイツ人女子学生とあったのだけど大人しそうに見えるこの女子学生もやはり「女性」・・・。本性を隠せなかったのか私には心を開いているのかしゃべるしゃべる！聞いてるだけにすりゃいいのに私も負けずに！と思って思いっきりしゃべったので彼女と別れた後口の中がちょっと疲れた。（↑変なところで負けず嫌い）この姿を日本にいる家族が見たらさぞかし感心してくれると思う。フジちゃん、ドイツ語すごいできるようになったんだね！って。そして今日は他の授業である女子学生と隣り合わせになってしまい、この子もまたよくしゃべる子なのでそれに付き合ったのでダブルで疲れた。それに応戦する私も私なんだけどもちろんこれは自分の気分が乗ってる時だけで常に応戦しているわけじゃーござーません。でも今日は天気もよかったしなんか舌のすべり具合がよかったもんで。とまぁいろいろあるんだけども（まとまってないなー）「語学力」って言うのにはいろいろレベルがあるというお話で。（え？？）英語ペラペラになりたい、と一言言っても何をもってペラペラなのかと。英語教育が小学校で導入されるされないされた？なんて話を聞くといつ始めるかはあまり問題ではないと私は思う。ただ単に旅行で困らない程度の「ペラペラ」なら別に中学校から、いや高校から始めたってやろうと思えばできること。私は英語ペラペラ教育よりも子供に必要なものがあると思っている。それはやはりまず国語力、その次に様々な知識。小学生にはその知識の一環としての英語で十分なのでは？とりあえず小学生は漢字の書き取りとかことわざ・故事成語を暗記して朝顔の観察をしてスチールウールを燃やして（これは中学だっけ？）工場見学に行って近所の商店街で働く人たちのことを調べて友達と仲良く校庭で遊んで転んで適度に怪我してればいいと思う。語学力なんて後からいくらでもついてくるけど知識は一朝一夕に身につくものではないし知識、つまり話の「中身」がなければ何語をやってもだめだろう。ってそれは自分への戒めで・・・もうちょっと勉強頑張るぞ！！！目指せマスター！

  2007.05.03

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  過去を振り返って。

  何となく過去を振り返ってみたくなったのでルパンからもらった手紙やカードがしまってあるケースを出してみた。その中には写真やプリクラも紛れていてデブってた頃の自分を見てちょっと鬱でもまぁそんなことはとりあえず忘れて昔の手紙を読み返してみたりした。主に３～４年前の手紙なので英語ですべて書かれておりそれがまたなんだかものすごく不思議な感じがして面白かった。遠距離時代の手紙なのでやはり「そばにいなくて寂しい」と言うものが多かった。それを見ているだけでも胸が痛んだのだけれどももっと切なくなったのは久しぶりに会って一緒に時間を過ごしてどちらかが自分の国に帰る前に書かれた手紙だ。私たちには毎回しばしの別れの前には必ず手紙を書き合う習慣があった。また寂しくなるねとか内容はいつも似たようなものなのだけど。遠距離時代をただ単に思い出すだけだと「いい思い出」なのだけれどもあらためてこういう思い出の品を見ながら思い出すと本当に胸が痛い。空港で別れるときのあの辛さは私には耐え難いものだった。毎回毎回見送る側でも見送られる側でも涙をぽろぽろ流していた。しかもまだ具体的に将来の話もない頃だったので余計に不安もあった。距離が距離なだけにこのままもう一生会えないまま終わってしまうかも？なんて心配したこともあった。それが、だ。あの頃の心配は無駄な心配と言うか、心配してたからこそ私が頑張ってこういう風に一緒にいられるようになったと言うか。もしタイムマシンがあったらあの頃の私に会いに行って陰から言いたい。「大丈夫、あんたたちずっと一緒にいるから・・・」って。あの頃の私は本当に本当に女の子前回でルパンに恋していた。ルパンのことが好きで好きでほんとーに好きでたまらなかった。（今でもくびったけだけどさっ）「くびったけ」でこんなん見つけました。んでもって４年前のルパンは男前だった。いやいや今でも男前だけどやっぱちょっと太ったなーと写真を見て思った。むしろ４年前は私がデブでルパンは普通にスリムだったのに今じゃそれが逆転してルパンがちょっとぽっちゃりで私がスリムに。どーしてふたりそろってスリムになれないの？？？？？？それはさておき・・・いや本当に４年前のルパンってば男前今は見慣れてしまったのと甘えん坊な部分を知っているせいで「きゃー好き好き好き」とは思わない。（ルパンごめん）甘えん坊な部分はまさに４年前の私が知らなかったルパンなのだけどクールな外見のわりにはイクラちゃんのごとく甘えてくるバブー男なのである。ご飯を作ってあげればものすごい笑顔で「うれちいよ～ボク、本当にうれちいよ～！　いったらっきまーす！うわーおいちい～おいちい～！　フジっ子ありがとー！チュー！チュー！チュー！」と食事中なのに絡んでくるし、夜寝るときになると「ボクね～今日ね～XXXしたんだよー。だから疲れちゃったよー。　フジっ子は何ちましたかー？いっぱい勉強ちましたかー？　うーん、ボクのフジっ子はえらいでつねー！　チュー！チュー！チュー！」って眠たい私の邪魔をするし、大学から私が家に帰ってくると「フジっ子～！フジっ子～！　待ってたよー！寂しかったよー！　一緒に買い物行こうよー！遊ぼうよー！　チュー！チュー！チュー！」と疲れている私にまとわりついてくる。こうなると「きゃ」とは言っていられない。むしろ母性本能が芽生えて可愛がってあげたくなる。（そんなんでいいの？いいの！）と、私が思っているのとは裏腹にルパンは私がバブーな女だと思っているらしく「フジっ子にはもっともっとぬいぐるみが必要だなぁ！」とか「フジっ子にはボクがいないとダメだなぁ！」とかかっこつけることもある。なんで？自分こそバブーなのに！でもま、いっかぁ。そんなルパンが好きさ。

  2007.05.02

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  家に帰ると・・・。

  階段を登って玄関の扉を開けようとしたら自動ドアでもないのに勝手に扉が開いて「わっ！」と大きな声でルパンに驚かされた。　びっくりびっくり！どうやら階段を登る私の足音が聞こえたので待ち構えていたらしいのだが予想外の出迎えに私は腰を抜かしてしまい地べたにしゃがみ込んでしまった。チビっちゃったらどーしてくれんのよっ！ルパンは私の驚きっぷりに大喜びで「ご飯できてるよ！」と言いながら私の手を引っ張って立つのを助けてくれた。今日のご飯は健康のことを考えて鶏肉サラダとフルーツサラダだったのだけどサラダは今日大学で食べたし果物は朝ごはんとおやつに食べた私としては同じものは食べたくなーい！ってことでしばしふくれてみた。プンッ！ルパンは健康志向の私のためを考えて作ってくれたのだけどなんと言うかタイミングが悪い男なのでこういうことがときどき起こる。でもしばらくして空腹に勝てずサラダを間食しルパンが買ってきてくれたパンを食べて我慢しようってことになったのだけど我が家の冷蔵庫にはチーズがもうすでに無くなっていた。（パンは絶対にチーズと一緒に食べるのが私の習慣です）　　牛乳は飲めないけどチーズは好きそこでスーパーヒーロールパンはさささささっとスーパーまで行って私のためにチーズを買ってきてくれるじゃあーりませんかっ！「買ってきて」なんて一言も言っていないのにこの機敏さ！（↑てかモノを言わずして脅迫しているだけじゃ・・・）そしてルパンとなかよくパンを食べてお腹を満たしたのであった。めでたし、めでたし！

  2007.04.30

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  情緒不安定。

  今日はひどい頭痛と体のだるさでぐったりしていた。どうも熱いと思ったら微熱があって昼近くまで寝ていたくせにさらに午後昼寝をしてすっかり寝入ってしまえるほどだった。これは明らかに体のサイクルのせいである。私は毎月こういうだるいつらい日を２～３日は経験する運命である。大学がないからまだいいものの大学のある日は本当に地獄である。今朝起きた後に鏡を見ると目が見事に腫れていたのだけどこれは昨夜どうでもいいようなことで泣いたから。原因はルパンの些細な冗談だったのだけどサイクル的に傷つきやすかったのか今朝は目が腫れまくり。教科書を読んでいてわからないところがあったのでルパンに聞いてみた。普段はめったに聞かないのだけれども風の吹き回しで聞くことがたまにある。ルパンは私の教科書を必死で読んでこれこれこうだ、と説明してくれたのだけどその説明の後に「君ってどうしようもないなぁ！」と冗談で言った。「どうしようもないって、馬鹿ってこと？」と去り行くルパンに聞くと「そうだよ、お馬鹿さんってことだよ！」と笑いながら返された。それがものすごくショックで私は机で泣いた。冗談だってわかってたけどそれでもショックだった。教科書読んでもわからないなんて相当の馬鹿なんだ。いつまで経ってもドイツ語も全然上達していない証拠なんだ。ディベートもうまくできないし読むテンポも遅いしどうしようもないんだ。ってどんどん自分で自分を責めてしまった。しばらくして私の泣き声に気がついたルパンが部屋にやって来てなんで泣くの、まさか自分の冗談のせいで泣いているの？と聞いてきた。私は頷くのがやっとでそれ以上は何も言うことができなかった。ルパンは慌てふためいて自分は意地悪のつもりで言ったのではない、ただの冗談のつもりだったんだ、と何度も私に言ってきた。そんなのはわかりきっていることだから何も聞きたくないと思って「お願いだからひとりにして」と頼んでひとりになった。それでもルパンはしつこく私のいる部屋にやってきて肩を抱こうとしたり頭に口づけをしてみたりしたのだけど私はどうしてもそれを受け入れることが出来ず「お願い、ひとりになりたい」と言い張ってまたルパンに部屋から出て行ってもらった。たかがあんな冗談で。しばらくしてルパンは扉の下の隙間からメモを忍ばせてきた。「ごめんね、君を傷つけるつもりはなかったんだ。愛してる。」と書かれていたのだけど私はやっぱり泣き続けた。どうしてどうしてどうして私はこんなにどうしようもないんだろう、と自分が情けなくなってもっともっと悲しくなった。ドイツ語は中途半端で英語・イタリア語も中途半端になりつつあるし肝心の勉強の方は思うようにうまくいかない。語学コースに通っているだけの頃がどんなに楽だったか。私はドイツ語と言う「言語」をマスターしに来たのではなくあくまでもメインは「勉強」なのに。そんな思いが頭の中を交錯して結局夜も涙を流し続けたので今朝は目が腫れまくりと言うわけ。ルパンは私のことをとにかく心配して気をつかってくれている。泣いたってどうしようもないのに泣きたくなる。あーあ、まだまだ修行が足りないな。

  2007.04.29

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• 頑張るしかない。

  本来私は女友達と仲良くするのが好きなタイプでそれなりに女友達がいる。ただ残念なことに学部生時代で仲良かった女友達とはあまり連絡を取っておらず今コンタクトのある学部生時代の友達はほぼ全員男友達である。法学部がそう言うところなのかどうかはよくわからないのだけどとりあえず私の仲良くなった男友達は熱血な人が多くて私のドイツでの生活をかげながら応援してくれている。女友達が応援してくれていないわけではないけれども。その中には今弁護士を目指して勉強中の人もいるし公務員になった人もいる。一緒に判例を読んで「わかんないなー」と言い合ったあの頃は本当に懐かしい。今法科大学院で勉強中の友達とはときどき近状報告したりするのだけどこの間またメールが来て現在のこと・将来のことなんかを話した。なかなか私のドイツでの勉強がうまくいかないこととかも書き綴ったらすぐにまた返事をくれて、またそこに書いてあった言葉に励まされた。別にかっこいい言葉でも何でもなかったけれども単純に励まされた。そしてあの学部生時代はやっぱり間違いじゃなかったんだなぁと確信できた。私も一時法科大学院に行こうかどうか悩んだことがあった。私のゼミの教授は私が法科大学院に進むと思っていたので一生懸命いろんな資料をくれて準備になるようにしてくれていたのに私は出願も受験もせず卒業後はさっさとドイツに来てしまった。本当にこの選択が正しいのか最初は不安でいっぱいだった。いざ修士課程が始まってみればやはり大変で日本だったらせめて言葉の面では苦労しないのに、とよく嘆いた。ただやっぱり私はルパンと２年も３年も遠距離をこれ以上続ける気はなかった。学部を卒業した時点ですでに２年の遠距離だったのでもううんざりしていた。離れていると悲しくて切なくて、会った後の別れの辛さは筆舌に尽くしがたい。今思えば私たちの愛が本物であれば２年３年は耐えられたかもしれない。ルパンはその間会える回数にもよるけどたぶん無理だったと思うと言うけれど。何が正しくて何が間違っているのかはわからない、と言うか本人次第な気がする。私がここでドイツでのすべてをあきらめて投げ出せば間違いになるのだろうけどもしここで踏ん張って最後まで頑張りぬけば結果がどうであれば正しいのだろう。だからやっぱり頑張るしかない。

  2007.04.28

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  ブロッコリー・ズッキーニ・プルーン。

  週末なので久しぶりに料理をすることにした。今日はルパンの好きなラザニアを作るよ！と昨日から宣言。面倒くさいと言う理由で（本当はよくないんだけど）ラザニアを作るときは出来合いのソースの素を普段は使っている。が、今日ふとそのソースの素の袋を見たら意外にカロリーが高かった。これをいつも２袋使ってたと思うとちょっと怖い。だってラザニアにはその他にも高カロリーなもの使うんだからっ！ってことで少しでもカロリーを減らすためにまずソースの素は１袋のみ使用。カロリーを増やさずにかさだけ増やすためにトマト缶を加えた。そして肉は豚も牛も使わずに鶏肉のささみを買ってきて細かく自分で切った。これでも十分ひき肉の代わりになったのだー！！イェイ！！そして今日ラザニアに加えるお野菜はブロッコリーとズッキーニ。私はブロッコリー女とルパンに言われるほどにブロッコリーを普段多用している。今日も「またブロッコリーだね！」と言われた。文句あっか！ブロッコリーってすぐれもんなんだYO!!ってなわけで鶏肉ささみを使ったラザニアの評判はばっちり！食べて評価する人は私とルパンだけだけどさ・・・。ラザニアだけじゃやっぱり野菜が足りないのでサラダもつけた。これでどうにか１日に必要な野菜・・・までは行かないかもしれないけどこつこつ毎日少しでも食べていくことが大切だと信じてるのでこれでオッケー！そしてデザートにと、今日はプルーンを買った。ルパンはプルーンが好きじゃないので私だけが食べるのだけど。私は日本ではほとんとプルーンなんて食べたことがなかったのだけどドイツでライ麦パンと同様ファンになってしまった。プルーンを食べるとお通じもよくなるのでこれまたお気に入りの果物である。プルーンを食べると夏って感じがするし夏が来るとプルーンって感じもする。明日は何の野菜や果物を食べようかなぁ？ってまた食べ物の話ばっかりしてもーた・・・。今日はサイクル的に体調の優れない日で結局あまり勉強に集中できなかった。明日は何が何でも頑張って今日の分も取り戻さねば。

  2007.04.27

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  テレビを見た。

  木曜日はいつも疲れている。疲れすぎて頭が痛くなってくる。ので今夜は大人しく家でリラックスすることにした。昼ごはんの量が多かったので夜ご飯は玉ねぎスープにパン一枚と言うなんだかフランス革命時代の庶民のような食事をした。ロ、ロザリー！ ご飯を食べたあとはそのままルパンと２時間もテレビを見た。映画を見ていたとかそんなんじゃなくって「奥様交換」と言うなんだか日本でもありそうな感じの番組をふたりでずーっと見ていた。なんてことはない、女性パートナーを交換してしばらく生活するだけなんだけどこれがなんだか愉快に思えてしまいルパンとあーだこーだ言いながら見てしまった。ちっ、テレビ局の陰謀にまんまとハマってしまったぜ・・・。奥様は魔女。てなわけであまり実りなく今日は終わってしまったけれどもルパンと一緒にゆっくりすることで充電できたと思えばいいかなー。たまには充電しないと本当に途中で息切れしてしまいそうだし。明日からは頑張るぞー！

  2007.04.26

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  今日もデート。

  今日もなんとか乗り切ったどー！！！！！プレゼンの相手とは授業でやっと会えることができたんだけどどうやら返事がなかったのは無視されていたのではなくただ単に私からのメールが届いていなかっただけみたい。第一印象はまじめな感じの女子学生でとりあえず安心。プレゼンってやつは本当に面倒くさいからさっさと終わらせたいゼ！そして今日は授業が１２時に終わる日。さらにルパンが仕事が休みってことで隣町で待ち合わせデート。ふたりでご飯食べて町をプラプラしてアイス食べて帰ってきた。別に深い意味は何もないのだけれどもたまたま目に入ったNORDSEEでご飯をした。「北海」って名前なくらいだから一応シーフード専門ファーストフード店なんだけどシーフードのせい？か何なのか店内に居た２０人くらいのお客さん、なぜか見事にお年寄りばかり。私たちが唯一の２０代だったと思うけど私たち以外はみんな５０代以上な感じ。今までNORDSEEのこと気に留めたこともないけど確かに支持者には年配が多いかも？あまり若い人が連れ立って入っていくのを見たことがない気も・・・。歳をとると魚が食べたくなるのか？それとも単に他のものが嫌だから仕方なく？なんでだかわからないけれど年配の方に大人気だった。もしかして今日だけで普段はもっと若い人もいるのかなぁ。いずれにせよ、美味しかったからなんでもいいや～あはは～！別にデートっても何するわけでもなく本当に町を徘徊するだけな上もう何度も何度も何度もやっているから興奮も何もないけれど興奮がない分とっても落ち着くしそれはそれで楽しいものだ。さて私はボディショップで化粧水を買ったのだけれどルパンはルパンでどういう風の吹き回しか下着を買いたいと言い出した。そういえば昨日も下着を買いたいとかなんとか言っていたっけ。そしてどういうわけか私好みのデザインを聞いてくる。そんなの自分で選んでよ～！って別にこんなのは初めてではないけれども毎回毎回「自分で選んで！」と心の中で叫んでいる。ルパン的には私へのサービスのつもりらしいのだが。いろいろ見た結果年男じゃないのにルパンは赤い下着を購入。（中国では年男・年女が身に着けるらしい　へぇ～へぇ～へぇ～）　「エロチックな色を選んだね。」と言うと「君のためだよ。」と怪しい目つきで言うルパン。わ、私のためだったんかい！！！！そして私は家に帰ってから昼寝をしたのだけど今日もパシリなルパンは私のために買い物に行ってくれた。あ～ホント楽だわー！やっとやっと週末。だけど週末が勉強のしどき。なので適度に休みつつ適度に勉強しないと来週がつらくなる。でも嬉しいことに来週の火曜日は祝日でお休みなのでちょっと気が楽である。せっかく天気がよくなってきたのに残念だけどこれが学生だから仕方がないや。

  2007.04.26

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  小さなしあわせ。

  ふと机の端を見るとてんとう虫が歩いていた！！！！！　　　これは縁起がいい！もしかして試験受かるのかな？（試験まだ先だけど）もしかして宝くじ当たるのかな？（宝くじ買ってないけど）わくわくわくわく！たかだかこれだけで何となくイライラがすっ飛んだ私ってやっぱ単純かも。ああてんとう虫さん、私に幸せをくれてありがとう！あなた～と私が～ゆーめーのー国ー♪よーし明日は今週最後の大学だから頑張るぞー！そして午後はルパンとデートだ！頑張れ自分！！

  2007.04.25

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  暑い日。

  今日は授業がひとつ休講だったので１２時には大学が終わった。昨日よりも暖かくなると言うことだったのでさっそくミニスカート、夏先取り！なタンクトップで今日は決めて行ったのだけれどもこれがまた女子たちにに大好評で（？）「え、エロかわいいー！」「セクシーだー！」「ま、まぶしすぎる！」「彼氏ウハウハだね！」と褒められまくりだった。ま、まさかこんなに絶賛されるとは！褒められるのはいくつになっても嬉しいぞよ・・・。だが私も実年齢には勝てなくなってきたのか家に帰ってくるとめちゃめちゃ疲れていて昼寝をした。 夏はやっぱりミニです。ルパンはもちろんミニ大好きなのでウハウハだけれども疲れている上にやらなきゃいけないことが溜まっている私はイライラして「話したくないからあっち行って！」と冷たくあしらってしまった。私ってばいつのまにこんなに白鳥麗子みたいになったんだ・・・。　　　おーっほっほっほっほっほ！そしてルパンは哲也君。それでもやさしいルパンは印刷機のインクを私のために買いに行ってくれた。ルパンあなたって・・・あなたって・・・まるでパシリみたい。明日の午後、大学が終わった後に一緒にアイス食べに行こうねっ！

  2007.04.25

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• 今日のご飯は・・・。

  今日は地獄の火曜日。地獄の朝１０時から１９時までの大学日和。しかもこんなに天気がいいのにずっと大学って・・・。あるゼミでグループワークになって、宿題で出されたテキストについて話し合うことになったのだけどなんと私のグループに居た４人全員テキスト読んでない。読んでないどころか印刷すらしてきてない。おーい！おまいらドイツ語得意（？）なんだから読んでこいや！幸いなことに私は軽く読んできていて、重要部分に線を引っ張って、中心になっていることをまとめてきてあったのでそのまとめをドイツ人に渡してさらにうまくまとめて発表してもらった。ふう、危ない危ない！てかドイツ語なんだから読んで来てよ！なんで外国人の私が助けにゃいかんのさ！私が助けてもらいたいさ！とまぁそんなこんなで切り抜けた今日だったのだけど今日はルパンがご飯を作ってくれるとのことだったので急いで家に帰った。そして今日のメニューは、お皿一杯のにんじん・インゲン・ブロッコリ・アスパラだった。や、野菜好きだけど、便秘解消のために食べたいけど、だからってお皿一杯てんこもりのこの野菜の量ってどうよ？？？？でもまぁありがたく頂きましたがさすがに完食はできず。（本当にすごい量だったから）しばらく野菜食べたくないッス。

  2007.04.24

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  イライラ。

  最近の私は虫の居所が悪い。理由は自分ではよくわかっている。あれをしなきゃ、とかこれをしなきゃ、とか、すべて大学のことであれこれ考えてストレスが溜まっているからだ。考えてもどうしようもないけれども自分で自分を追い詰めて最近は夜寝るときになると訳もなく泣いてしまう。別に寂しいわけでもないしどこかが痛いわけでもないのだけど精神的に余裕がないので夜になると疲れがどっと出て涙が出てくるらしい。学部時代の友達で現在日本で法曹界目指している友達も似たようなこと言ってたっけ。ルパンは私が訳もなく泣き出すので当然心配する。「ストレスが原因だから」と言ってもルパンにはあまりにも理不尽に見えるらしく「君は本当は僕と別れたいのでは？」などと昨夜こぼしていた。別れるとか別れないとかそんなことはまったく考えていないのだけど多分私のやや冷たい態度がルパンにそう思わせてしまっているのだろう。反省。ルパンはいつからかものすごく私に尽くしてくれるようになって私が頼まないことまであれこれしてくれるまでに成長（？）した。本当にそれはありがたく思っているのだけれどもルパンの欠点は私が頼んでいる肝心のことは忘れがち・怠りがちということだ。私は頼まないことはしてくれなくていいから頼んだことだけしてくれ、と以前から頼んでいるのだけれどなんせ頼むと忘れる人なのでうまくいかない。思い切って何も言わなかったらどうかと思いしばらく何も言わなかったこともあるけど言わなきゃ言わないでやっぱり忘れてしまう。いや、忘れると言うよりは私が頼むこと＝私が重要だと思ってることはルパンが重要と思っていないことなので頭が回らないだけなんだろう。それはそれで仕方がないのだけどせめて頼んだときくらいは・・・でもまぁそれがルパンだしそれを含めてももちろん大好きなんだけど。ルパンはよく私が夜勉強しているとよく部屋にやってきて「お茶？お菓子？ジュース？」と聞きにきてくれる。これは私が勉強していてもしていなくてもなのだけど勉強しているときは邪魔されたくないので「何か必要なことがあったら呼ぶから聞かなくていいよ。」と言ったのだけどそれでもなぜか毎回、毎回、毎回、ご丁寧に聞きに来る。お前は御用聞きサブちゃんかー！と言いたくなる。これがまた私のストレスを助長させている・・・。 サブちゃんはアニメのみの登場です。ルパンは私を喜ばそうとして積極的にご飯を作ろうともしてくれるのだけど日によっては私は食欲がそこまでないので気持ちだけで十分だと私は断る。それでもルパンは私が遠慮していると思っているのか勝手に何か買ってきたり勝手に何か作ってくれたりするのだけどこれがまた私のストレスになっている・・・。遠慮じゃなくって、本当に何もしてくれなくっていいんだ、とはっきり言っても「だって君のために何かしたいんだもん。」と言ってスネてしまう。気持ちは本当に本当に嬉しいのだけれども・・・・。彼なりに私を励まそうとしてくれているのはわかっているのだけど逆に何もしてくれないでいてくれる方が私の負担が軽くなるとは思えないらしい。尽くしてこそ「愛」だと信じているようで、本当にそれは嬉しいのだが。頼んでもないチョコレートやせんべいを買ってきてくれたり自分は嫌いなくせに私が好きだからってアスパラ買って来てくれたり疲れた私に気をつかってあれしようこれしようと提案してくれたり精神的に余裕があればラブなことも精神的に余裕がなければ喧嘩売ってんのかー！としか思えない。だからルパンが私にじゃれればじゃれるほど彼を蔑んだ目で見つめる私。（↑ホント鬼だな）玉ねぎはストレスにいいって言うから玉ねぎでも食べるかー！　　読みたいなー・・。

  2007.04.23

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• こもりっきりの日曜日。

  こーんなにいい天気なのに私は午前中からずっと部屋にこもりっきり。こもりっきりで何してるかって言えば資料に目を通したり新しい資料を印刷したり整理したり今までのノートを読み返したり。とにかく大学関係のことを一日中ぼーっとやっているわけである。ルパンは私が金・土・日と休みなのを羨ましがるが大学は休みでも私にはすることがたくさんあるからあまり関係ない。休みでも別に外に遊びに行くこともできないんだから本当に残酷だ。実は来週プレゼンがあるのだけどプレゼンのパートナーから連絡が来ない。やるのか、やらないのか、はっきりしやがれ！と怒鳴り込みに行きたい気分である。だいたいプレゼンってやつは私は最低でも２週間前には余裕を持って準備したい。これは多分プレゼンが日本語でも英語でも最低２週間は欲しいのだ。それなのになんでこんなにギリギリまで連絡よこさないんだYO!!!!前学期は前学期でドタキャン野郎がいたし一体この国の学生はどーなってるの？！まさかひとりでプレゼンってことになったら私本当に泣くわい。ってこんなことで泣いてるようじゃ修士取るどころじゃないけどさ・・・。ルパンからはおちゃらけた電話がかかってくるしイライラ度ますますアップ。なんであの人はいちいち火に油を注ぐようなことばかり言うかね？あーいつまでこんなにぴりぴりした日々が続くんだろう。

  2007.04.22

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  あれを解消するもの。

  私が毎日の生活で欠かさないものにライ麦パンがある。朝ごはんと大学でのおやつにはたいていライ麦パンを食べる。それが一番安上がりでもあるし自分自身がライ麦パン好きなのでとにかく毎日必ずライ麦パンを食べる習慣が身についてしまった。 もともとご飯っ子なのでパンはおやつとしてしか食べなかったのだけどある日気がついたらライ麦パンを買いに行く自分がいて、それなしでは物足りなく感じるようにすらなっていた。日本でパンを食べるとしたら日本独自の菓子パンとか惣菜パンがメインで、私が特に好きだったのはメロンパン、カレーパン、あんパン、焼きそばパン、スパゲッティパンなど、見事に日本でしか食べられないものばかり。それ以外のパンは学校給食を除いてほとんど食べなかったと思う。　　ドイツに焼きそばパンがあるわけでもないし最初はライ麦パンの美味しさを知らなかったのでほとんど手付かずだったが食べなれていくうちにあの風味や食感にハマってしまった。最初は嫌がっていたライ麦パンを私が毎日食べているのでルパンは笑いながら「君ドイツ人みたいだなぁ」と言う。ちなみに私は便秘になりやすい体質だ。もちろんライ麦パンばかり食べていても効果はないけれども食べないよりは食べた方が絶対に便秘に効果がある気がする。ただ１枚食べただけではもちろんダメだけど一定の量を一定の期間食べれば。私は普段も野菜を多く食べる努力を自分なりにしているのだけどキャベツ、バナナ、ライ麦パンを食べて水分補給をすれば自然に出てくれる。そんなわけで便秘になりやすい私としてはこの三種の神器＋水分は欠かせない。私がプチ菜食主義なのは便秘を自然に解消させる目的もあって、１日に必要な野菜を食べているとそれだけでお腹が一杯になってしまうからでもある。一生懸命食物繊維を摂ろうとすると肉が入る余地がなくなってしまうのだ。最後に家で肉を調理したのはいつだろう・・と言うくらい最近食べていない。肉よりも私は炭水化物の方が好きなので炭水化物を抜く方が辛い・・・。そして炭水化物は普通に食べているのでやせることもないが太ることもない。今日の夜ご飯はルパンがいないのでキャベツのお好み焼きに昨日買ったアスパラを茹でて、それから大根サラダでも作ろうかなー。そして今日の午後のおやつはもちろんまたライ麦パンなりー

  2007.04.22

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  「変な人」にモテる。

  「変な人」にモテるのは別にドイツでだけではない。自慢じゃないけど日本にいたときだって「変な人」にモテた。「変な人」ってどんな人って、本当に「変な人」である。今日は午後２時に授業が終わった。さっさと帰ってちょっと休むかー！ってことでさっさと大学を去って中央駅へと向かった。中央駅に着いて、自分の乗る電車が来るホームへ行こうとすると手前の方に見覚えのある「変な人」がいた。そう、この「変な人」を私はあるゼミで見たことがあるのだ。そしてこの人が興味深そうにゼミの最中に私を見ていたことも知っている。ここは逃げるしかない、と思ったのだが時すでに遅し。のろまな私は逃げることが出来ず「変な人」に話しかけられてしまった！「ぼ・・・ぼ・・・ぼ・・・僕、あなたをXXXのゼミで見たことあります。」と、いい歳してそうなのにちょっと照れ気味で話す「変な人」・・・。でも「ジャパン」を背負っている私としてはあまり失礼な態度も取れないので一応丁寧に「あなたもXXXのゼミを取ってるんですね。」と返した。 「焼きたて！！ジャぱん」にハマってしまってハマってしまって・・・。「変な人」にどこに行くのか聞くと同じ方向に行くことが判明。目的地に住んでいるのか聞くとそうではなくて新聞を買いに行くためらしい。新聞を買いにわざわざ隣町まで行くって・・・やっぱりこの人「変な人」？いやいやまだそう判断するには情報がなさ過ぎる！ってことで何故かを聞いてみた。聞けば彼が欲しい新聞は発行部数が少ない東ドイツの新聞らしい。発行部数が少ないだけにもうここの町では売切れてしまったとか。なんでそんなにこの新聞が欲しいかと言えば「東」と「西」の視点を見比べるためらしい。うへ、うへ、うへ、と嬉しそうなこの「変な人」・・・やっぱ「変な人」だ。でも一応まだよく知らない人なのでそそうのないように応対する小心な私。その対応に心を開いたのか「変な人」はなぜXXXのゼミを取っているのか熱弁してくれた。別にどうでもいいよ、とは言えない本当に小心者の私・・・。そしてこの「変な人」、やけに距離が近い・・・・。「変な人」の身長はどこからどう見てもルパンよりも高い。ルパンは１８５センチあるからこの「変な人」はおそらく１９５センチはあるだろう。私は１５７センチなのでその差は４０センチ近いことになるがだからと言ってなんでかがんで私の顔に近づいて話をする？？近い、近すぎるよー！！あとちょっとでチューできちゃうよー！！ってくらい近かったのでちょっとずつ後退した私。話の流れでドイツ語での勉強が大変だと言うようなことを私は言ったのだが「変な人」は何をどう勘違いしたのか「一緒に図書館で勉強しましょう！」と張り切って言い出した。別にあなたとは一緒に勉強したくないですからー！！！！！！！と心で思いつつもやはりそんなこと言えない小心者の私・・・・。でもさすがに社交辞令で「いいアイデアですね！」とも言えず笑って流した。この問題のXXXのゼミは明日の朝にあるのだけれど「明日ゼミの後少し時間ありますか？」って別れ際に聞かれてしまったーーーー！！！！！幸いなことにXXXのゼミの後も私は他の授業があるので正直に言ったけどもし何もなかったら嘘のつけない私だからきっとタジタジだったと思う。家に帰ってからルパンにこの話をするとひぃひぃ言いながら笑っていた。なんで私っていつも「変な人」にモテるんだろう・・・・。あーあ。

  2007.04.18

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• 過酷な一日。

  ミュージカルの音楽を聴くととても前向きになれる・・・。ってことで今日は「王様と私」を聴きながら登下校♪あーやっぱり「Shall　We　Dance?」はいいわーーーー！！！！と浸っていたけれどもイヤホンを外せばそこは現実の世界・・・。今日は朝の１０時から夜の７時までびっちり授業。本当に最後の１時間くらいは頭が痛くなってくる。へとへとになって８時過ぎに帰宅するとなんとルパンがすでにご飯を作っておいてくれた・・・。昨日喧嘩したからそれの埋め合わせのつもりなんだろうけど！でも・・でも・・お腹すいてたからめちゃめちゃ嬉しかったッス！んでもってめちゃめちゃ美味しかったッス！調教の効果（？）あってかメニューは鮭の鮭ソース焼き。（↑鮭ソースがなんであるかは不明だけどそういう説明を受けた）と、グリーンサラダもちゃんと作ってあった。一日最低一回は野菜を食べなきゃいけないってやっとわかってくれたのね！ハンバーガーに入っている野菜だけじゃ足りないってわかってくれたのね！そして喧嘩の埋め合わせのつもりなんだろうけどデザートのおやつまで用意されていた。それにしても朝の１０時から夜の７時まではあまりにも過酷過ぎる・・・。ってことで今日は早めに就寝したいと思います。

  2007.04.17

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  ミュージカル。

  今日は嬉しいことがいっぱいあった。その（１）　同じマスターにいるけどあまり話したことのない台湾人たちに　「あなたと仲良くなりたいの！」と言わんばかりに話しかけられ　メールアドレスを交換した。　新しい友達ができるのは嬉しい！　中国人や台湾人は現代の日本文化に染まってるらしく？　男女問わず「友達になりたいの！」ってオーラを出した人に　囲まれることがとても多い私。　私よりも日本の芸能人やドラマのことを知っていたりするので驚きの連続である。　私もむかーしむかしに中国語をかじったことがあるので　わずかな知識で中国語を書いたりすると大喜びされるし　何よりも漢字で分かり合えるって言うのはとても興味深いと思う。その（２）　同じマスター仲間のリトアニア人の友達に　「フジっ子っていつも頭からつま先までシックでおしゃれよね！」　とお褒めの言葉をいただいた。　女性からの褒め言葉はやはり嬉しい！　うへへへへへへへへへへへへへへ　頭からつま先までって頭は去年から伸ばしっぱなしのボサボサ頭なんだけど　（３）　家に帰るとオンラインで注文したジュリーアンドリュースのベストCDと　映画「王様と私」のサウンドトラックが届いていた。 　　「王様と私」を初めて見たとき私はまだ１７歳だったのだがタイがどんな国か、とか西洋と東洋の関係だとかあまり興味もなかった。一緒にこの映画を見たのはアメリカの高校生時代のホストマザーだったのだがこのホストマザーが今思えばかなり典型的な「西洋人」だったので大興奮で私にこの映画を勧めてくれて一緒に見ることになったのだった。確かにこの映画はミュージカルとしては素晴らしい出来だと思う。そうでなければサウンドトラックを買おうとは思わない。が、それにしてもこの映画で描写される「タイ」は「西洋人には理解できない野蛮な国、タイ」と言う感想を持っていた。でもそんなことはすっかり忘れて月日は経った。大学の一般教養で私は文化人類学を履修したのだけど、私の文化人類学の先生はタイのことを専門に研究されてる人で何度もタイに行かれてタイ語も勉強されているとのことだった。私はタイとはまったく接点もなかったのだけれども接点がないだけに先生の話が面白くて毎週かなり聞き入っていた。その授業の一環で扱われたのが映画「王様と私」だった。有名な映画でリメイクも何年か前にされたので知っている人も多いと思うがこの映画の「王様」は実在しており、タイ国王・ラーマ4世がモデルである。家庭教師としてイギリスからやってきた「アンナ」の視点での描写で「優位な西洋」「野蛮な東洋」と言う視点で描かれているという批判があること、「野蛮人に正義を教えてあげる西洋」「西洋から正義を伝授する東洋」、創作・誇張が多くアジア蔑視、さらにはラーマ４世への敬意がないとしてタイでは上演・上映が禁止されていることを知った。なるほどそういう見方もあるのか・・・と大学生になって初めて知った。今思えば一般的に西洋＝キリスト教にそういう傾向がある気がする。確かにそういう部分は否めないと思うけれどもやはりミュージカルとしてはいい出来だと思う。タイでは上演・上映禁止と言うのには驚いたのだけどタイの人はこのミュージカルの存在を知らないのかな？日本もアメリカの映画では「訳のわからない東洋人」として描写されることが多いと思う。ただタイのこの上演・上映禁止はやはり現在でも国王と王室が尊崇敬愛されているらしいし「王様」への敬意が足りないってところが大きかったのだろう。とは言えタイ人に直接意見を来たわけではないので断言できないが。でもこれがもし日本の天皇だったら日本人はどう反応するのだろう？とまぁ考えてるときりがないので純粋に音楽を楽しみまーす。シャール　ウィー　ダンス♪ これも好き

  2007.04.16

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  ひさびさの両親の訪問。

  今日は前々からの予定通り（仮）義父母の訪問日だった。もちろん息子に会うというのが第一の目的とは言え私の誕生日にも会えなかったと言う表向きの理由も今回はなぜかある。私の誕生日当日に彼らはイタリアに居たのだから当然なのだが。でもしっかり電話をくれて、お誕生日おめでとうを言ってくれた。そのとき近いうちに会いに行くからとも言ってたのだがそれが今日だったのだ。ルパンの両親はイタリアによく行く。本当にイタリアかぶれで何かって言うとイタリアに行く。イタリアから客もよく来るので来客中はイタリア語のできる私が呼ばれる。ルパンはイタリアにさほど興味もないしイタリア語もできないので嫌そうだけど私はイタリアが好きだしイタリア語も好きなのでそんなに嫌ではない。イタリアに行くたびにオリーブ油とワインを持って帰ってきてくれるのだけど今回も例外なく美味しいオリーブ油とワインをお土産としてくれた。そしてなんとー！私への誕生日プレゼントがイタリアからだった。去年は復活祭に紛れてしまい復活祭ディナーで「フジっ子はお茶が好きだから」って理由でマグカップをもらったのだけど今年はイタリアからのものだなんて私もレベルアップしたものねー！！！！ピアスだーーーーーー普通に嬉しいっ！なかなかラブリーなピアスをもらって超ご機嫌な私。ルパンは私の耳元で「またピアスか」と囁いていたが。アクセサリー類はいくつあっても嬉しいものでふ！！！もうひとつの贈り物はなかなかユニーク。「Ying & Yang （陰陽）だよ。あはははは～。」とおとーさん・・・。それにしてもシュールでしょ。これ、塩・胡椒を入れるやつです。そして抱きつけるようになってるのです～！これは可愛い～と大喜びな私。ってなわけで私はかなりご機嫌でルンルンだったのだけどルパンは夜勤明けと言うこともあってお疲れ気味だった。そんなとき両親が「天気もいいしアイスを食べに行こう」って提案をして町のアイスカフェにみんなで行くことになった。そう、今日はまるで夏のように暑かったのだ。ってことでみんなで町に行ってアイスを食べながらおしゃべり。今日はなぜか「クモ」と「ゴキブリ」と「ネズミ」の話で盛り上がった・・・。（↑なんかやだな・・・）ルパンのおとーさんは私に何かビジネスをドイツでしてほしいらしく会うたびに「これはどうだろう」「あれはどうだろう」と案を出してくれる。以前「シンプルフォン」の話を私がしたときに「是非自分もそんな携帯電話が欲しい！」と大興奮して「それをドイツに輸入販売すれば行ける！」と私に語っていたのだが（↑と言うか、自分がシンプルフォンを買いたかったらしい）（↑そして日本語版は決して売れないと思うから最低でも英語版が必要だろう）ドイツにもそれに似たような電話があると後から聞いてがっかりしてしまい以来おとーさんの「シンプルフォンドイツ進出作戦」は消えてなくなってしまった。おとーさんはドイツにない日本の何かをドイツで広ませれば行ける！と信じているのだ。今日もおとーさんは一生懸命ネタを考えてくれたのだけど思いつかず「何かないかい、日本にあってドイツにないもの！」と言うと、ルパンが「ラブホテル」と答えるではないかーーーーーー！！！！！あんたー親の前で突然何を言うだべかーーーーーーーーー！！！！！「ラブホテル」って何々、と当然聞かれてルパンは自信満々で答えるのだけど「時間単位のホテルならここにもあるじゃない！」を母親に突っ込まれる。（↑行ったことないから私は知らないけど。）「いやー日本のラブホテルは全然違うんだよ！普通の人が行くんだよ！」と熱弁するルパン。（↑ここの時間単位のホテルは普通の人が行かないの？！）「そうなの？どう違うの？」と私は質問されてしまい・・・たじたじ。「私・・・恥ずかしくてわかりません。」と困惑して訳のわからないことを言う私。「なんで恥ずかしいのさー僕好きだけどなーラブホテルー」と平然と言うルパン。もうやめて～～～～～！！！！と心で叫ぶ私・・・。とまぁ色々あったけど総合的にはいい日だった。明日もまた暑いのかなぁ？

  2007.04.15

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• 学生ってこんなもん？

  資料に殺されるかもしれない。

  2007.04.14

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  「私がオバさんになっても」

  ルパンは「日本人女性は歳をとってもきれいである」と言う私のでまかせにまんまと引っかかったので私が４０歳になっても５０歳になっても可愛いはず！と信じている。私は常々「西洋人女性は２０歳を超えると肉体的に急激に歳を取りはじめ、　２５歳を超えると魔女の仲間入りである。　日本人女性は緩やかに歳をとるので老け始めるのが遅い。」と無茶苦茶なことをルパンに言い続け（↑西洋人女性の皆さんごめんなさい）「その証拠に私の母は実年齢より若く見えるし　同年代の西洋人女性より確実にしわが少ない。」とさらに吹き込み続け、（↑私の母は世界一さっ！だって私の母だからっ！）過去と現在のピンク・レディと由美かおるの写真を見せた。　　可愛いっ！ふたりとも可愛いわよぉ～っ！今でも可愛いわよぉ～っ！　　彼女のように歳を取れれば本望ですと言う訳で、ルパンは私も↑こんな風に歳をとると信じている。この間誕生日を迎えてまた歳をとった私は実は複雑な心境で、年配女性用の補正下着のテレビショッピングを見るたびに、（↑そんなチャンネルを見てる時点で私って・・・）「私もそのうちこれを買うのかな・・・」と永沢君チックに言うと、ルパンは目を輝かせて「僕のフジっ子は大丈夫っ！」と言う・・・・。「僕のフジっ子は絶対に可愛いおばさんになるから大丈夫っ！」可愛くってもたるむことはあると思うのだが・・・。ああ、森高千里がなぜあんな歌を歌っていたのか今わかる。あの頃私はまだ小学生で「おばさん」には程遠かったので何も考えていなかったけど。でも、「私がオバさんになったら　あなたはオジさん」だからおあいこね。おあいこだとしてもっ！目指せピンク・レディー！目指せ由美かおる！

  2007.04.13

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  思い出に浸る。

  たまたま検索したらこんなんが引っかかってしまい、あまりにも懐かしいので眺めていたらなんか笑顔がこぼれました。？こんなんってなんなん？↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓うふいやぁ～懐かしいッスね～！！！！！！！！！！！！！！！お茶目ッスね～！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！カステラ食べたいッスね～！！！！！！！！！！！！！！！ あー食べたい。

  2007.04.11

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  「なんかいい日」

  今日は「なんかいい日」だった。特別に何かあったわけではないけど、「なんかいい日」だったのだ。朝大学に着いて、キャンパス内を歩いていたらヨルゴスに偶然会った。日曜日に会ったばかりだったけどなんか嬉しくなって朝からご機嫌。最初にあったゼミは今にも倒れてしまいそうな教授のゼミでかなり微妙だったのだけれども何とか切り抜けた。その後にも別のゼミがあったけど親友と隣同士で座ってあーだこーだして時間が過ぎた。その間知らない電話番号から二度も電話がかかってきたのだけどなんせ授業中だったし知らない電話番号だったのであまり気にしないでいた。ゼミがやっと終わっていざ学食に行こうとするとヨルゴスと、ヨルゴスの仲良しのオザンに偶然会った。オザンはヨルゴスと同じ修士課程にいるトルコ人なのだけどヨルゴスつながりで私も仲良くさせてもらっている。明るくて、前向きで、親切で、ふたりとも素敵な友達である。ってことであーだこーだ話していたら「さっき電話かけたのに出てくれなかったね。」とヨルゴスとオザンに言われた。ヨルゴスの電話番号は登録してあるけどオザンのは知らない。多分ヨルゴスは携帯電話のプリペイドが切れているのでオザンに頼んだんだろう。別に何てことないことだし、結局お昼ごはんは一緒に食べられなかったんだけどなんだか嬉しかった。親友とふたりでお昼ご飯を食べて少しおしゃべりしてその後図書館に行ってちょっと探し物して帰路に着いた。本当にただの平凡な一日だったのだけれど天気がよかったせいか朝から「サウンド・オブ・ミュージック」を聞いたせいかとても前向きに一日を過ごすことができた。やっぱりマリアの力は偉大だなーなんて。　「サウンド・オブ・ミュージック」は音楽も好きだけどだんだん惹かれあうキャプテンとマリアの描写もすごく好きだ。後半の結婚式のシーンを見るともう涙が止まらない。よーし、マリアのように前向きに生きる努力をしてみよう！

  2007.04.11

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  誕生日の贈り物。

  この間私はルパンに誕生日を祝ってもらった。一緒に祝う誕生日はまだ２度目だけれど誕生日に贈り物をしてもらうのは今年で５度目である。別に大きな期待もしていないけれどルパンのセンスで何か私のために選んでもらうのは楽しい。だから私たちは贈り物にリクエストをしないタイプ。もちろんリクエストをしたっていいのだけれど私たちはあえてしない。今年私がもらったのはきれいなピアス、ハート型のクッション、CDである。ピアスは以前にももらったことがあるけれど私がアクセサリー類が好きだから。ハート型のクッションはただのハートではなくて傷がついたハートでばんそうこうで補強してある・・と言うユニークなデザイン。「僕たちいつも喧嘩してきたから、僕たちのハートだよ。」なんて言うルパンが可愛くて、すごく嬉しかった。ばんそうこうが貼ってあるハート。ルパンは私にぬいぐるみだとかクッションをあげるのが趣味らしくすでにベッドには中学生の女の子の部屋並にごろごろぬいぐるみたちが居る。「まだまだ欲しいよね？まだまだ僕のフジっ子には必要だよね？」って、気持ちは嬉しいけどこれ以上もらったら寝る場所がなくなりそうだ。イヤリングもハートも嬉しかった。ルパンからしたらイヤリングがメインの贈り物だったんだと思う。でも私はそれよりもCDの方に感動してしまいポロポロ涙を流してしまった。ルパンが言うにはこのCDはあくまで「おまけ」の贈り物だったのだけど。何のCDかと言えばディズニーの「美女と野獣」のサウンドトラック。でも、ドイツ語版。去年「美女と野獣」のミュージカルのチケットを買ってくれたのに私の緊急入院でルパンの両親の知り合いに譲ってしまい結局私たちはこのミュージカルを見ずじまいになった。私はミュージカルが好きだし、このお話もすごく好きなのでルパンと見たいなぁと思っていたからずっと残念がっていた。その代わりに、と言うことでこの間のクリスマスにはルパンは「ディズニー・オン・アイス」のチケットを贈ってくれたのだけど。やっぱり「美女と野獣」はディズニー映画のラブ・ストーリーの中でも愛を育んでいく過程があって感情移入がしやすくて好きだ。他のディズニー映画のラブ・ストーリーは一目惚れ系が多く、会った瞬間に恋が芽生えるとか何だとかで、それはそれで素敵なのだけれども人の気持ちはもう少し複雑なものだしその点では「美女と野獣」は他の映画よりは現実にありえそうな部分もあって好きだ。少し「サウンド・オブ・ミュージック」に似ている部分もあると思う。このCDはドイツ語版のサウンドトラックなのだけど私は本当にめったにめったにドイツ語の音楽を聴かないので嬉しかった。ドイツのポップスは一般的にあまり好きではないのだけれどもディズニー音楽となるとすでに音楽は知っているわけだし逆に日本語版のディズニーよりは韻を踏んでいてきれいに決まってることもある。ディズニー音楽を私は主にオリジナルである英語と日本語を聴いてきた。それ以外はイタリア語とドイツ語を少しだけ。日本語版もうまく歌詞が作られていれば素晴らしいのだけれどやはり難しい部分も多く変にカタカナ言葉が混ざりすぎていることもある。昨年日本に帰っていたときに子供用ではあるけどディズニーの日本語版のCDを買って帰ってきた。私が幼い頃に聴いていた歌も何曲か収録されていたのだけれど歌詞が微妙に変わっているのもあって残念だった。と言うのも改良と言うよりは改悪であまりいい響きではなかったからだ。もちろんオリジナルが英語なわけだし、内容もある程度合わせなければならないし日本語で歌詞をつけるのは大変なことだとは思うけれども。とまぁそんなわけで素敵な贈り物をもらって、夜にはお城が今はレストランになっているところに連れて行ってもらった。ちょっとホーンテッド・マンションっぽいルパンはここを偶然見つけて是非私の誕生日に・・ってことでわざわざ予約までしてくれたらしい。それだけでもすごく嬉しかったのだけどここのご飯もすごく美味しかった。ってその分お値段もかなりよかったようだけれども・・・。ちょうどアスパラの季節だし、ドイツでアスパラ料理をまだ食べたことがないのでこの日はアスパラ攻めをしてみた。前菜にアスパラのスープも食べた。これはアスパラと鮭。私は日本に居たときからアスパラが大好きだった。特に北海道のアスパラを崇拝していて茹でてマヨネーズをつけて食べるのを毎年楽しみにしていた。　　アスパラでパスタを食べてもんま～！先端部分が美味しいですな！もっともっとたくさん一緒に誕生日を祝えますように。

  2007.04.09

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  多国籍な集団。

  今日の午後は大学の友達と会う約束だったので支度をして出かけた。仲良しギリシャ人ヨルゴスの恋人も復活祭休みを利用して来ているし、私たちの共通の友達である、今は遠い町で勉強しているインド人の友達も来ているので現在隣町で勉強しているカメルーン人の友達、そして今も同じ大学に居る韓国人の友達、それから私と同じ修士課程のトルコ人の親友に私で一緒に食事をすることになっていた。ヨルゴスの彼女はヨルゴスと同じくギリシャ出身だけどここから２時間くらい離れたところで勉強している。ヨルゴス、インド人、カメルーン人、韓国人の友達は一緒にドイツ語を勉強した。ドイツに来たばかりでまだ不安が多かった頃を一緒に過ごしたので今でも仲がいい。残念ながらインド人の友達はここから３時間ほど離れた場所に今は居るけど今回は本当に本当に久しぶりにここに来てくれたのでみんな大喜びだった。そしてルパンも後から参加したので実に、ギリシャ、インド、カメルーン、韓国、トルコ、日本、ドイツ、とものすごく多国籍な集団でわいわいした。ヨルゴスの提案でギリシャ料理店でご飯を食べたのだけど目的の復活祭の伝統である羊肉の丸焼きは残念ながらちょっとしか残ってなかった。でも私はギリシャ料理がとても好きなので羊肉がなくても他のもので十分幸せ大好きなギリシャサラダ。やっぱフェタチーズは美味しいのぅ！しかーもこれに入ってたオリーブ激うまー！これが羊のお肉。もうちょっと食べたかったなぁ。残念。手前はチーズ揚げ。奥はズッキーニとなす。どっちも美味しかった！　　ギリシャと言えば、フェタ、オリーブ油、ウゾ！ルパンが横でドルマデスを食べていたのでそれもちょっぴりつまんだ。私はこのドルマデスを初めてギリシャで食べたときとても感動してどうにかして家でも食べてみたい！ってことで一度作ったこともある。日本にいたときに作ったのだけどなかなか美味しくて家族にも好評だった。もう一度作ってみようかなぁ？ドルマデスは葡萄の葉に詰め物をする料理なんだけど当時の私は初ギリシャと言うこともあってすごく新鮮に感じたっけ。私とルパンは夜８時くらいには帰ったのだけれど残りのみんなは公園に散歩に行くと言っていた。本当は私も行きたかったのだけれどルパンが帰りたいって言うからでもルパンは楽しかったと言ってくれたし何だかんだ私がどこかに行くときは一緒について来てくれる。私の友達は半数以上が外国人なのでルパンは唯一のドイツ人になることが多い。それが嫌なのかなぁと心配したこともあるけれど嫌がる理由も特にないしあまり気にせず何かあればルパンも誘うようにしている。来たくなければ嫌だとルパンなら言うはずだし。私はこうやって他の人を交えて何かをすることができるのがすごく嬉しい。昔だってルパンの友達と一緒のご飯を食べたりしたことはあるけれど私がドイツ語を話せない上、ルパンの友達も英語がそこまでできるわけでもないのでルパンの通訳なしでは会話が成り立たず、共通の話題もない。だから他の人を交えて何かすることがむしろ苦痛だったけれども今ではたとえそれがルパンの友達であろうとも多少は話ができるので嬉しい。もちろんルパンの友達との集まりに参加するよりも私の友達との集まりに参加する方が居心地はずっといいけれどもドイツ語ができなかった時代のことを考えればずっとましになった。今日は大好きな友達と大好きなルパンに囲まれて本当に幸せだった。

  2007.04.08

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  復活祭日曜日。

  今朝目が覚めるとルパンはもう居なかった。そういえば今朝は車仲間と朝食会だって言ってたし出かける間際に挨拶しにきてくれたような気もする。だからルパンがいないことに別に驚きもしなかったのだけどいざ起き上がるといつもルパンが寝転んでいる位置に一枚のメモが置かれていた。『おはよう、マイン・シャッツ！　君が寝ている間にイースターバニーさまがここにいて　（なぜに「さま」？」）　１１個のイースターエッグとイースターバニーを君のために置いていったんだ。　でも彼はもう歳だからどこに置いてったか忘れちゃったみたいなんだ・・・。　バッカなイースターバニーさま。　　（バッカ＝馬鹿と言いつつまだ「さま」）　だから君が探さなきゃいけないよ！　ルパンより』ルパンはこういう子供が喜びそうなことを私にもしてくれる。去年も同じように色々隠してくれたのに喧嘩をしていたので私は何も探さずに家を出て行った。今年は喧嘩もないし晴れやかな気分で私は家中をひとりで探した。（ちょっと寂しい）でもほぼ全部見つけたと思う。ふぅ、やれやれ。洗面所から居間まで色んなところに置かれてた。

  2007.04.08

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  聖金曜日。

  私もルパンも本当に宗教のことには疎いのだけど今日は実は祝日らしい。ってことはつまり学校もお休みでスーパーもお休み。もともと授業が金曜日にない私には関係がないけれど。ってわけで天気もすごくいいのでふたりで隣町の湖へ行くことにした。サンドイッチを持っていてちょっとピクニック風に。ところが普段はガラガラのはずの湖が今日は人で溢れてるのなんのって！駐車場をなかなか見つけられなくてぐるぐるすること約３０分。今日は聖金曜日だからみんな教会に行ってるのかと思ってたのに！とりあえずやっと見つけた駐車場に車を止めて外へ出た。あ～やっぱり自然の空気は美味しいの～！それにしてもこの人ごみ・・・一体どこからわいてきたんだ？ローラーブレードでぶんぶん走り回ってる人も居るしなんかお年寄りの団体みたいなのも居るし全然観光地じゃないのになんで？？まぁとりあえず湖の船場？のようなところに座ってサンドイッチを食べた。ルパンはこの混み具合にご機嫌ななめ。「なんでみんな家でおとなしくしてないんだYO!」って、考えることはみんな一緒だから仕方がないさねぇ・・・。でも、サンドイッチを食べて少しご機嫌がもどったようでふたりでしばらくぼーっとねっころがてくつろいでみた。わさわさわさ。どこもかしこも人・人・人。あ～でもホントいい天気。ねっころがってたので空の写真も撮ってみた。（ルパン撮影）私たちがくつろいでいたところの反対側に菜の花畑が見えたので是非反対側に行きたい！とルパンに頼み込む私。この辺は春先ものすごい広い菜の花畑がよくあっていつも圧倒される。菜の花畑を見るたびに「野に咲く～花のよ～お～に～♪」って歌が頭の中を回る。かすかに見える黄色い菜の花畑。で、ルパンはしぶしぶ反対側の菜の花畑に行こうとしてくれたのだけどどーゆーわけか行き着くことが出来ずに菜の花畑はおあずけに。なんだよー！春を満喫しようと思ったのにー！野に咲く花のように　風に吹かれて野に咲く花のように　人をさわやかにしてそんな風に僕たちも　生きてゆけたら素晴らしい時には暗い人生も　トンネル抜ければ夏の海そんな時こそ野の花の　けなげな心を知るのです野に咲く花のように　雨に打たれて野に咲く花のように　人を和(ﾅｺﾞ)やかにしてそんな風に僕たちも　生きてゆけたら素晴らしい時には辛い人生も　雨のち曇りでまた晴れるそんな時こそ野の花の　けなげな心を知るのですルルルー　ルルルルルルー　・・・・　　　山下清の作品を見るとすごく心が和む。

  2007.04.06

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• こころ。

  昔靖国神社で引いたおみくじに、「人の心とは不思議なものだ。　自分のものなのに思い通りにならない。」というようなことが書かれていたのを覚えている。そのときは確か何か悲しいことがあって靖国神社に行っていつも通りお参りをしておみくじを引いたんだと思う。結果がよかったか悪かったかは覚えていないのだけどこんなようなことが書かれていたのだけは覚えている。本当に人の心って言うのは自分でコントロールができない。いや、訓練次第ではできるのかもしれないけれども。私は心のコントロールが本当に下手なので今まで苦労してきた。桜を見ると日本を思い出す。大学の入学式に会社から抜け出してきてくれた父のことを思い出す。父と喧嘩して泣いていたときにすあまを持って部屋にやってきてくれた母のことを思い出す。何だか日本に帰りたいなぁ、なんて思ってまた泣いた。

  2007.04.05

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• ドイツ人が英語で。

  今日は朝っぱらから授業があったのだけど１０時には終わった。のでこれはコピーのチャンス！と思い必要なものはコピーしてしまうことに。普通は学部図書館に必要資料のコピー元は置いてあるのだけれどあるビジネスの授業の資料はオフィスに行かなければないらしい。ってことでとりあえずオフィスまで行って資料を借りに行くことにした。さて、目的のオフィスがある部屋にたどり着くと扉が開きっぱなしだった。覗き込むと誰も居なかったのだけれどもとりあえずハローと言ってみる。すると奥の方に人が居たようで返事が聞こえてきた。「えービジネスのXXX授業の資料をコピーしたいので借りに来ました。」と言いながら、奥から出てきた人を見るとなんとまさにその授業の教授本人。ひょえーまさか彼がここにいるとは思わなかったでよー！とちょっとあたふたしてしまったのだけれどもなかなか紳士的に対応してくれた。が！ちょっとこの教授は変だった。というのも、「えービジネスのXXX授業の資料をコピーしたいので借りに来ました。」と言う台詞を私は当たり前ながらドイツ語で言った。いや、だってここはドイツだから。だから当然ドイツ語で返されると思っていた。いやいや、思っていたも何も当たり前すぎて何も考えていなかった。ところがなぜか返事は英語。「いやぁその資料は今他の学生がコピーしてますよ。」って英語で言われた。確かに確かにこの授業は資料もほぼ全部英語、授業も英語で行われるなので当然試験も英語なので教授も英語ができることを前提にしている。けど、教授はドイツ人だし、他の授業はドイツ語で行っている。だからってオフィスでは英語オンリーで話すってどゆこと？！さらにオフィスのスタッフまで英語で話している。でもみんなドイツ人。なんで？なんで？なんで？「その資料ならさっきアメリカン・ガイがコピーしに行ったよ。」アメリカン・ガイって・・・！本当におまいらドイツ人かYO!私もつられて「あ、そのアメリカン・ガイってXXX君ですね。同じ修士の仲間です。」なんて英語で返してちょっとこっぱずかしかった。資料をコピーに行ってるアメリカン・ガイが戻ってくるまでちょっと教授に色々聞いておこうと思ったのだけどどう考えてもドイツ語で聞ける雰囲気ではないので渋々英語で聞いた。教授は躊躇することなく全部英語で答えてくれた。何なんだ一体？？？アメリカン・ガイの同期が戻ってきたので資料を受け取ってオフィスを出た。そしてアメリカン・ガイの同期とちょっと話した。「何、このオフィス？何で授業が英語だからってオフィスも英語なの？」「イエァ（Yeah）、本当におかしなオフィスだよな。　俺にも英語で話してきたぜ。イエァ（Yeah)。」別に私がどこからどう見ても外国人学生だからではなくそういうポリシーらしい・・・。でもドイツ人の教授と英語で話すのは本当に不思議な気分である。

  2007.04.05

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