マッピの中にくちびるをとどめておく。
なんとか新世界クリア。4楽章をできるほどには改善しなかったが、その他は、まあ、不調はクリアしただろう。一度謝肉祭の時に、上の音がすかっといってしまって、これは、くちびるがばてたのか、と一瞬おそろしくなったがいや、それよりは、前の癖で知らない間に、マッピからくちびるをひきずりだしてしまうクセがでたのだろう、、、と思って、休憩の間に、なるべく、マッピの中に集めるようにして音出しをやりなおしたら、元に戻った。セーフ!今回の改善は、かなり改善策になったと思われる。普通は何か、ここだ!と思って直しても、3日坊主だけど、一週間気をつけて調子はよくなったんだからほんとの改善点だろう。結局、ハイトーンになったら、多少アパチュアを閉じなければいけない、とアタマではわかっているのに、閉じたらもう息が入らない、、、と思って、アパチュアを無意識にあけてしまう、ってのが原因なんだろう。でも、それでも今、まだ出ない時があるのは、どうも思うに、歯があって、そこから唇を中心にまいているわけだが、極端な話、通常の音域で歯から5mmくちびるが中にはいっているとして、、、、で、空いている隙間が1・5cmだったとする(実寸ではない。たとえだ)ハイトーンを出す時に、この歯からでている唇を3mmにしてしまって、隙間を0.8mmにしてしまう。。。ということをすると出る音域が非常にかぎられるのではないかと思われる。音もつぶれる。これを1.5cmのまま、唇を5mmだったものの当て方はそのままに、中に向かってむにょーーーーと8mm位に伸ばせたら(伸ばした分薄くなるのかね?)音がつまらないでハイトーンがでるんじゃないか、、、と思うんだが。このマッピの中の唇を一定の量入れて中をのばしたり広くしたりするのではなく、無意識に当て直して、普通の音は5mmハイトーンは2mmとかやってるから、アルペジオがつながらないんとちがうかなあ。おそらく実際は中にいれつつ、隙間も少し短くするんだろうけど、このハイトーンが出る唇の中にいれた量で、歯の隙間をあけて少し大きくするような感じで中音域を吹けばいいのではないかなあ。いつでも唇自体は、中心にひっぱるんだが、ハイトーンのほうがより中にひっぱる感じで。。なおかつ、この引っ張った状態で、縦もよせるんじゃないかな。おそらく、今まで寄せろよせろといわれてたもんで、よせたけど口の中央は中にいれない、状態になってしまってへんなことになったのではないかな。おそらくここを改善すれば、もう少し上の音がきれいにぬけるようになるはず。今日は、4楽章の上のHもあまり苦しくならずあたったしね。しばらく地味にアルペジオをしよう。ポイントは当て変えない、ってことか。ありがたいことに、どんなデコボコをくりかえして、とんでもない不調に陥って、本番はだいじょぶなんかい、と怖くなっても、朝リハをすると、“オケ一コマが一番いい音出し”ってのはかわらないので、本番は調子がよくなる。まあ、本番はいつもより、なぜか息がささえられるようになるんだよな。ホールでは少しくらい大きい音出しても問題ないから、鳴らしていけるかもしれない。基本的に本番ではffはかなりばこっと当てていくようにしている。外れたらちょっと恥ずかしいことになるが、結局そのほうが音はあたるし、通りも良くなる気がする。ホールは自分の味方、くらいにおもっているとちょーどよいようだ。