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テーマ:日々自然観察(10111)
カテゴリ:季節を感じる話
最近の私のマイブーム、それはつくし採りです。ここ3週間で4回採りに出かけました。一度目は帰ってきていた妹と2人で、でもそのときはまだつくしも出始めで、短かったです。それでもスーパーの袋いっぱいに取れ、母がつくしの卵とじを作ってくれました。
2回目はずいぶんつくしも出ていたので、1人で袋いっぱい採りました。近所のイチゴハウスのところで採っていたのですが、そこのおじさんが 「そげぇつくし、なんするんな?(そんなにつくしを、何にするの?」 と聞いてきました。そりゃあ食べるに決まっています。 「つくしちゃ、どげな味がするんな?にごねぇな?(つくしはどんな味がするの?苦くないの?)」 え?こんな田舎に住んでいるのに、おじさんは食べたことがないのでしょうか?っていうか、この辺でつくし採りをしているのって私だけだし。おじさんは、たくさんあるところを教えてくれると連れて行ってくれました。 すごい!つくしの大群です。20~30メートルありました。 びっしり生えていました。 夢中になって暗くなるまで採りました。家の入り口まで帰り着くと、あまりにも帰ってこない私が水路にはまってないかと心配した母が、懐中電灯を持って迎えに来る途中でした。どやされてしまいました。母はそれで佃煮を作ってくれました。母はそれで佃煮を作ってくれました。それでもたくさんあるので、茹でて妹にあげたり、残りは冷凍庫で保存。 昨日は4時間近く座り込んで、3袋の袋をいっぱいにして帰りました。多くは枯れ始めていましたが、それでもまだまだたくさんありました。家に帰ると母が、 「もう、そんなに採っちこんでよ~」 と嘆いていました。はかま取りが大変だからです。 今回はこれの3倍採りました。 昨夜は2時間ほど母とつくしのはかま採り。もちろん、まだ終わっていません。おかげで手は胞子で汚れ、鼻の中も緑色になってしまいました。おまけに、目を閉じると野原にたくさん生えているつくしの幻影が瞼に浮かんできます。暗闇でもつくしの姿しか浮かんできません。夢の中までつくし採りをしていました。散々採ったし、今シーズンはこれで引退します。母ももうやめてくれと言っていることだし…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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