ハナちゃんといっしょ

何度書いても同じだけど、寒いね～！朝起きたら外は銀世界！大風だったので積雪量は少なかったけど、まだ雪が少し残っています。今日は最後のお仕事の日で阿蘇は赤水方面へ行ってきましたけど、帰りの外の気温はマイナス５℃でした。雪も昼間に晴れていたので解けていたから、道路は大丈夫。でも注意するにこしたことはないので、ゆっくり運転して帰りました。国道よりもうちのほうの道のほうが雪が残っていたものでね…。

私は九州でもわりと雪の多いところに住んでいます。年に１～２度は30cm以上の雪が積もったりなんかもします。だから雪慣れしている人が多くて、たとえ積雪でもノーマルタイヤで普通に運転する人ばかりです。私もその１人ですから。ただ、雪よりも怖いのは凍結です。道路が凍っていたら、スノータイヤに換えていても全く意味がありません。滑るときはノーマルタイヤもスノータイヤも同じです。私は一度だけ横滑りを経験して、それ以来雪の日や道路が凍りそうな日には極力運転しません。

今からちょうど10年前のことでしょうか。今はイギリスに住んでいる私のいちばんの親友は、当時は大分市に住んでいました。ほとんど毎週末、彼女のところに泊まりに行っていました。

やっぱり彼女のところに泊まりに行ったある冬の日曜日。夕方になり、雨も降り始めたので大分を出発し、いつものように山越えコースで岐路に着きました。山道を上り始めると雨は雪に変わりまいしたが、まだ降り始め。引き返すことも考えずにひたすら運転しました。

しかし、雪は激しくなる一方で、凍結し始めた道路にどんどん積もっていきます。夜も更け始め、もう引き返せない状態に。オートマ車だけどギアをローにし、そろり、そろりと運転していました。もう目線は前しか見えていません。

すると、車が横滑りを始めたのです。右に徐々に滑っていきます。このときはちょっとプチパニックに陥りました。もう、どうしよう～～～!!!って言葉だけが私の頭の中に。しかし、そこで私は思い出したのです。自動車学校の教習所の教科書の挿絵がパッと頭に浮かびました。その絵を見ながら教官が、車が横滑りを始めたら、ハンドルを滑る方向に回すべき!と言っているのを思い出し、半信半疑だけど右にハンドルを切りました。やったー！戻りました。

ホッとした瞬間、向こうから対向車がやって来ました。もしパニックに陥って思い出すことがなかったら、対向車と衝突していたなって思いました。本当に怖かったです。そのとき、カーステレオから流れていた曲は今でも覚えていて、その曲を聴くとこの横滑りを思い出してしまいます。その曲は映画『パルプ・フィクション』のサントラの１曲、「Girl, You'll Be a Woman Soon」。名曲なんですけどね…。

それ以来、冬は外出中に雨が降り始めたら、自宅に電話して雪になっていないか確認します。雪の場合は通りの多い国道を運転することにしています。いえね、山道も一応国道なんだけど…。冬の運転は気をつけたいものです。みなさんも気をつけましょう。

滑るといえば、全日本フィギュアスケートは浅田選手が優勝したそうですね。私は安藤選手が好きなので、ちょっとだけ残念です。仕事で見られなかったけど、録画しているので寝る前に見ようっと。