「葉っぱの魔法」マーガレット・マーヒー
「葉っぱの魔法」マーガレット・マーヒー(短編集「魔法使いのチョコレートケーキ」より)【あらすじ】学校からの帰り道、マイケルの足もとで風がカサコソと音をたてました。犬が草の中を動きまわる音に似ていて、マイケルは「犬がほしいな」と思います。すると風は、大きな葉っぱを連れてきます。葉っぱはマイケルのうしろをずっとついて来てはうるさくまとわりつき、マイケルはまるで葉っぱが生きているように思えてきます。そして自分は何かの魔法にかかってしまったにちがいないと考えるのでした。秋の魔法がマイケルにした贈り物とは。それは結果を見てのお楽しみ!このお話は、マーガレット・マーヒーの短編集「魔法使いのチョコレートケーキ」の中の1編です。どの話もすてきな魔法がかかっていて、面白いお話ばかりなんですが、今回は秋にちなんで枯葉の魔法のお話を紹介してみました。マーヒーの作品は、身近なところにちいさな魔法がコロンところがっていて、誰でも手に取れそうな感じが好きです。魔法使いだって近所に住んでいるんですよ。めざめれば魔女足音がやってくる●私がマイケルなら、こんな犬ほしいんですけど。。。でもでかくて飼えない。