地球はどうして青いのかしら?
「空は海の青を映して青いのですか? それとも海が空の青を映して青いのですか?」 そんな薄ら寒いポエムをノートの隅っこや『ポエム臭集』と題したノートに書き綴った経験のある日とは挙手(--;)/ ・・・・・・il||li_| ̄|○ il||li オイラだけですか・・・・ そんなことはさておき、久々の『雑学』なのでまぁ・・・身近な話題から再開したいと思います。 「地球は青かった」とは 旧ソビエト連邦宇宙飛行士ガガーリンが初めて宇宙に飛び立った時の台詞です。 率直でとてもステキな言葉だと思います。 さて、地球が青いのは何故なんでしょう? 地球が青く見えたのは、地球を取り巻く大気の粒子に太陽光が反射したからです。 海が青く見えるのはこのためでもあります。 太陽の光をプリズムを通してみると、虹のように七色になります。 この中の光線の一部は大気中の酸素、窒素、オゾン、ほこり、煙、灰などの粒子に衝突して散乱します。 そして光の性質から、波長の長い光(赤から黄色)はこれらの粒子にはあまり散乱されず、波長の短い光(緑から青)は逆にこれらの粒子に乱反射するのです。 つまり、青系の光は大気で散乱するので、いつまでも残って最終的に人間の目に見えますが、赤系の光は大気に吸収されてしまうので見えません。 だから、晴れの日は真っ青な空に見えるのです。 ちなみに太陽が南中(頭上、真南にくること)の時には白く見えるのは、光が大気を通過する距離がさほど多くないからです。 だから、太陽の周りも青く見えます。 これに対して朝や夕だと太陽の光が厚い大気をより長い距離通過するので、青色が散乱しすぎ、吸収もされるので相対的に赤い色が強くなります。 だから太陽はオレンジ色に、空も赤みを帯びた色になるのです。