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カテゴリ:フランス映画
この映画は1954年の名画である。若い人たちに是非とも見ておいて戴きたい映画史に残る名作だ。恐怖と真正面から対決した4人の男たちの話である。 一人2000ドル(当時の金額で72万円)という賞金のために命を賭ける"吹き溜まり”の男たちーー。一触即発のニトログリセリンを運ぶことを請け負う男4人、彼らの行く手に待つのは生か死か。 2人ずつ乗り込んだ2台のトラックが山道の曲がりきれない急カーブを行く。必死にハンドルを握るマリオ(イブ・モンタン)、ハンドル操作の度にタイヤが崖からずり落ちかける。そして、道をふさぐ大きな岩。少しの振動でトラックもろとも吹っ飛ぶ恐怖ーー。 中南米のとある山の上で油田火災が発生し、その火災を鎮めるための大量のニトログリセリンだ。行く手に送油管が破れて出来た重油の池が現れる。ここをどうやって脱出するのか。 息もつかせず次々に待ち受ける恐怖との対決、気の弱い人は見ないで欲しい。監督はアンリ・ジョルジュ・クルーゾー、主演はイブ・モンタン、シャルル・ヴァネル。1952年のフランス映画である。 「自分の運は自分でつかめ、恐怖は人に伝染する。一生なおらん」 この映画の本質を突いたセリフであろう。 ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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