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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ 西部劇
この映画はつまらないB,C級の西部劇かもしれない。だが、私の脳裏には今でもしっかりとこの題名は刻み込まれていた。中学生で見たのだから、もう50数年前のことだ。 お話はいたって単純である。生活の単調さから逃れるため、ニューイングランドの家を飛び出してワイオミングにやって来たモリー・ウッヅ(バーバラ・ブリトン)は、ヴァージニアン(ジョエル・マクリア)と相棒スティーヴ(ソニイ・タフツ)と知り合う。 彼女はヴァージニアンに惹かれながらも、女の扱いのうまいスティーヴとつき合うようになったが、スティーヴは町の悪漢トランパス(ブライアン・ドンレヴィ)にひきこまれて、牛泥棒の片棒を担ぐ。 トランパスは事ごとにヴァージニアンと対立していたが、それにかかわらぬつもりだったヴァージニアンもスティーヴが盗みを働くに至っては、心ならずも親友を捕えないわけにはゆかなかった。このあたりにはまだ法がなく、牛泥棒は重罪、それも縛り首に決まっていた。 ヴァージニアンは心で泣きながら刑の執行を命じた。そしてトランバスを追う。だが待ち受けたトランバスに撃たれる。 モリーはトランパスに射たれたヴァージニアンを看護するうち、彼に恋心を抱くが・・・スティーブを縛り首にしたと知って彼に反発する。 「ここではそれが法なの、誰かが執行しなければ正義は護れないのよ」 テイラー婦人がそういって聞かせるのだ。 傷の癒えたヴァージニアンとモリーはトランパスの悪宣伝が渦巻く町へ結婚式に向かう。ついにヴァージニアンはトランパスを討つべき時が来たと、彼を求めて落日の町で烈しい決闘が行われる。勝負は一瞬で決まった。そして・・・ どうもこの作品でジョエル・マクリーのファンになったようだ。そういった意味で私にとって忘れがたい作品の一つである。 1946年 アメリカ・カラー 監督 スチュアート・ギルモア 出演 ジョエル・マクリー ブライアン・ドンレヴィ ソニー・タフツ バーバラ・ブリトン フェイ・ベインター ブログランキング参加中 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.07 14:03:21
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