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シネマに賭けた青春「夢を追いかけた日々」の想い出

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大西俊郎@ リンク了解しました 中々凝ったブログですね。勉強になります。
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1901年の西部を舞台に、フロンティアに生きた伝説のガンマンの死までの1週間を描くウェスタン。

その1: 伝説のガンマンを演じたジョン・ウェインはガンにかかっていた

さすがに西部の男、自らの身体をガンに蝕まれていながら、闘い続けるガンマンを演じたジョン・ウェイン。最後まで主役の座を降りることなく、ラストの締めくくりまで、看板俳優を貫いた。この姿勢は実に立派である。彼は撮影終了後、ガンのため72歳でこの世に別れを告げた。本作は彼の遺作である。

1901年1月22日、J・B・ブックス(ジョン・ウェイン)が、ネバダ州カーソン・シティにやって来た。

彼は、10日ほど前から痛む腰椎のことが気になり、ホステトラー医師(ジェームズ・スチュアート)を訪ねる。
「昔馴染みの俺だ、本当の事を言ってくれ」
「・・・末期ガンだ。それも悪性の。手のつけようがない」
「いつまで持つ?」
「そう長くはない。痛みのひどい時はこれをーー」
と痛み止めの薬を渡してくれる。ブツクスはガンであることを告知されたのだ。

彼はホステトラーのすすめに従い、ロジャース夫人(ローレン・バコール)の下宿に行く。

ブックスはウィリアム・ヒコックと名のり、保安官をしていたと嘘をついたが、夫人の1人息子ギロム(ロン・ハワード)はブックスの正体をつきとめ、彼が30人もの人を殺していることを知った。

翌日、保安官のティビドー(ハリー・モーガン)が訪れ、ブックスを殺したがっている奴がいっぱいいるから、早く町を出ていくよう忠告。しかし、この部屋で死ぬというブックスの言葉で彼の病状を知り、納得して帰って行く。


その2: ”どうせ俺は死ぬ。その前に町の大掃除をするんだ”と悲壮な決意をする

そう考えたブックスは夫人にここに泊めて欲しいと哀願する。翌日の24日、噂は町中に拡がり、早速新聞記者の訪問を受け、自分が人々の好奇心の対象になっているのを感じた。

医者の診察を終えて下宿へ帰ったブックスは、夫人に木や湖を見たいので明日、散歩に行こうと言う。そっけなくしていた夫人だが、彼のことを哀れに思い行くことを承知するのだ。

25日、夫人と馬車で郊外へ出た帰り、ブックスは、スイーニー(リチャード・ブーン)と会った。スイーニーは、弟をブックスとの喧嘩で殺された怨みをもつ男だ。

その夜、ベッドに入ったブックスは、2人の殺し屋の襲撃をうけ、仕方なく2人を殺した。この件で下宿人は出て行き、夫人を苦境に陥れることになる。

そんな頃、昔の恋人セレプタ(シェリー・ノース)が訪れて来た。ブックスに邪険にされ、頭に来た彼女は悪態をついて出ていった。

翌日、床屋を出たブックスは、ギロムに3人の男、スイーニー、ブルフォード(ヒュー・オブライエン)、コッブ(ビル・マッキニー)に連絡するようにたのんだ。

28日に3人からの承諾の返事をもらったブックスは、彼の誕生日である翌29日、正装すると、涙で見送るロジャース夫人に別れを告げ、約束のバーに行く。カウンターに進んだ彼に、3人の銃が向けられた。戦いの結果、生き残ったのはブックス。

とその時・・・。


その3: この世との別れになる最後の決闘シーンは見事なガンプレイ!!

その前のピクニックの場面は美しい。老いた者同士のはかなくも心を打つ哀切感がしみじみと伝わってくるようだ。

1976年 アメリカ・カラー 監督 ドン・シーゲル 出演 ジョン・ウェイン ローレン・バコール ロン・ハワード ジェームズ・スチュアート リチャード・ブーン ジョン・キャラダイン ヒュー・オブライエン

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Last updated  2007.12.24 12:42:02
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