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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ 西部劇
殺された弟の仇を討つため、ニューメキシコまで牛を運んできたロックハート。捜し求める敵は果たしてこの土地にいるのか! 蒼く澄んだ山々、ロックハートの前歴はれっきとした陸軍大尉。古き良き開拓時代のアメリカを彷彿とさせる傑作! その1: ララミーからやってきた男は トラブルメーカーか!!??? ワイオミング州ララミーからニュー・メキシコへ、ウィル(ジェームズ・スチュアート)という男が弟の仇を探しにやって来た。 斥候隊の一員だった弟は連発銃を持ったインディアンに殺された。彼はインディアンに連発銃を売った男を探していたのだ。 町へ入った彼は、雑貨店で働くバーバラ(キャシー・オドネル)と知り合う。翌日、近くの鹹湖で塩をとっていたウィルは突然、デイヴやヴィック(アーサー・ケネディ)などバーブ牧場の連中に襲われ、とった塩や荷馬車を焼き払われた。 町に帰ったウィルはデイヴをつかまえて殴りつけ、激しく争う。そこへバーブ牧場の主人アレック(ドナルド・クリスプ)が来合せ、ウィルの損害を弁償することを約した。 ウィルはバーブ牧場と仲の悪いハーフムーン牧場にやとわれる。翌日ウィルが牧場で働いているとデイヴやヴィック一味が彼を襲い、射ち合いになる。デイブは捕らえたウィルの掌を撃ち抜く。 その2: ほとんどラブシーンらしき場面は見れないが・・・ 唯一それらしきほのぼのした場面は、ハーフムーン牧場の女主人にウィルが掌の手当てをして貰うシーンだ。バーバラも手伝っている。 ウィルと二人きりになったとき、バーバラが言う。 「自分に自信がなくなってきたの」 「何でだね」 「今までの考え方に・・・」 「それは悪かった」 「他人行儀はよして」 「バーバラ・・・」 デイヴは山の上からアパッチに合図する。アパッチを呼んでハーフムーン牧場を片付けさせるつもりなのだ。ヴィックはデイヴが荷馬車にかくした連発銃をアパッチに渡すのではないかと疑い、争ううちにデイヴを殺してしまった。 荷馬車が1台足りないことに気づいたアレックはヴィックを追求してかくし場所に案内させたが、途中ヴィックに馬からつき落され、ウィルに救われる。アレックから事情を聞いたウィルはヴィックこそ探している仇ではないかと思い、彼を追いかける。仇はヴィックだった。 「あの虐殺だ」 「俺は何も知らん」 「あの中に俺の弟がいたんだ。あの虐殺された斥候の中に。アパッチに銃を売ったお前が引金を引いたも同然だ」 「そんな無茶な」 「お前など銃の汚れだ。さっさと消えてしまえ」 ウィルは荷馬車を崖の下に落とし、ヴィックは馬で逃げる。だが。折から襲って来るアパッチにヴィックは殺された。 その3; ラストシーンは名作「荒野の決闘」を思い出させてくれる バーバラが家の前で見送る。 「じゃあ」 ウィルが馬にのる。 「さようなら」 「東部に行くときはララミーを通る。ロックハート大尉と訊けばすぐ分かる」 「覚えとくわ」 一度立ち止まって振り返り、手を上げて走り去っていく。 いつまでも見送るバーバラ。 1955年 アメリカ・カラー 監督 アンソニー・マン 出演 ジェームズ・スチュアート アーサー・ケネディ ドナルド・クリスプ キャシー・オドネル アレックス・ニコル アリーン・マクマホン ブログランキングに参加中です 応援よろしくお願いします ↓ 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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