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テーマ:男優たちの華麗な酒盛り(277)
カテゴリ:アメリカ ・ アクション
インディ・ジョーンズ・シリーズの第2作。インディが邪教集団と対決! 1935年、不思議な力を持った石・サンカラストーンを求め、上海からインドをめぐる冒険が始まった。84年アカデミー視覚賞受賞作。 かつてないスリルと興奮が疾走する『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』!今回のインディ(ハリソン・フォード)は相棒のショート・ラウンド(キー・ホイ・クァン)とクラブシンガーのウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)を連れて、ヒマラヤ山脈の上空を舞い、インドの鉱山をトロッコで駆け抜ける。 まさに血沸き肉踊る傑作!! 冒険家インディ・ジョーンズが、ナイトクラブの歌姫、中国人少年とともにインドの宮殿でくりひろげる大冒険。「レイダース 失われた聖櫃<アーク>」(81)の続編だ。 その1: 開巻からはじまるアクションが息つく暇なく核心へと向かう 1935年、上海。ナイトクラブ「オビ・ワン」では歌姫ウィリー・スコット(ケイト・キャプショー)が「エニシング・ゴーズ」を歌い、あるテーブルでは、考古学者で冒険家のインディ(ハリソン・フォード)が上海の犯罪王ラオ・チェー(ロイ・チャオ)と取引中。 インディがラオの先祖であるヌルハチ皇帝の位牌を入手し、ダイヤと交換したのである。だがラオは彼に毒を飲ませ、ダイヤを取り返そうとする。解毒剤とダイヤをめぐっての乱闘、銃撃騒動の末、インディはウィリーと一緒に逃げ出し、中国人少年ショート・ラウンドことショーティ(キー・ホイ・クァン)を連れて上海空港へ。 3人を乗せた飛行機は、実はラオのもので、操縦士2人は、インディらが眠ってるうちにバラシュートで脱出する。危ういところで気がついたインディらは救命ボートに乗り込み、飛行機から脱出。ボートは雪の斜面をくだって川へ。3人はインドに不時着したのだ。 ここまでをスピルバーグは一気に見せる。ジェットコースター第一景である。 その2: 食事の場面から邪教集団との対決 見ていた1人の老人がメイアブール村に案内する。3人が神からつかわされた伝説の救い主だと信じる村人。村の畑は荒れ果て、長老の話ではパンコット宮殿から来た者たちに、村の聖なる石を奪われ、子供たちを連れ去られたという。インディはその石サンカラ・ストーンを取り戻してくれと頼まれた。 翌朝、三人は象に乗り、パンコット宮殿へ向かう。森を抜け、壮大な宮殿に入った3人は、宰相チャター・ラル(ロシャン・セス)の出迎えを受ける。 インディは幼いマハラジャの支配するこの宮殿に、邪悪な空気が満ちているのを感じた。宮殿で会ったイギリス軍のブランバート大佐は、「一世紀前、この地方を恐怖に陥れたカーリ教集団は絶滅したはずだ」と言う。 その夜、寝室にもどったインディを殺し屋が襲うが、逆にやっつけてしまう。壁の裏に秘密の通路を発見して、インディらは中へ。通路には無数の虫が蠢き、あやうく串刺しにされそうになる。 やがて、3人はカーリ神の宮殿を見つけた。司祭モラ・ラム(アムリッシュ・プリ)は、生け贄をカーリ神に捧げ、多くの信者たちが盲目的に祈っていた。 儀式が終わって皆がいなくなると、インディは祭壇に近づきそこから黄金色に輝く3つのサンカラ・ストーンを取り出し、袋に入れる。祭壇の裏では子供たちが採掘作業をやらされていた。衛兵に見つかったインディは捕われの身になってしまう。 その3: ジェットコースター第2景 モラ・ラムは「サンカラ・ストーンは全部で5つあり、100年前にイギリス軍によって鎮圧された時、2つは埋められた。今、残る2つを子供らに発掘させている」と言う。 インディはカーリの血を飲まされ、ウィリーが生け贄にされようとしても、空ろな表情をしている。ショーティは松明の火でインディを刺激する。正気を取りもどしたインディは反撃に出た。 子供たちを逃がし、インディ、ウィリー、ショーティはトロッコで脱出をはかった。このシーンは見ものである。追う一味のトロッコ、まさに胃が痛くなるような激しい戦いが続く。 モラ・ラムが貯水タンクを破壊したので、奔流に襲われ、あやうく絶壁で難を逃れる3人。下にはワニがウヨウヨしている。吊り橋で、インディとモラ・ラムは対決。切れた吊り橋にぶら下がり格闘する二人、モラ・ラムは川に落ち、ワニの餌食になった。インディら3人が無事にメイアプールの村に戻ると、村人は歓声をあげて出迎えてくれた。 インディは『幸福を招く石』を約束通り村長に渡す。 「デリーに行く間にはきっといいことがあるよ」 とインディはウィリーにいう。 「いいことですって? あなたと旅をするのはもうコリゴリよ、ジョーンズ博士」 「そりゃないだろう。あんな冒険をさせてやったのに」 「あんなひどい目に会わせておいて、冗談じゃないわ。蛇を食べたり、心臓をつかみ取りされたり、地獄へ落とされたり、あんたと一緒にいたら、命が幾つあっても足りないわ。一人でミズーリへ帰る」 さっさと離れて行きかける。すかさずインディの手の鞭が鳴る。インディの胸に引き寄せられるウィリー。キスをする二人。 この映画は随所にスピルバーグらしさを見せてくれた作品だった。 1984年 アメリカ・カラー 監督 スティーヴン・スピルバーグ 出演 ハリソン・フォード ケイト・キャプショー キー・ホイ・クァン アムリッシュ・プリ ロシャン・セス フィリップ・ストーン ロイ・チャオ ダン・エイクロイド 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.06.16 19:43:51
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