このワインの葡萄が造られる土壌は村近辺のみの土壌で、地上から30センチほどは細かい砂地で、これはワインに繊細さをあたえ、その下はスレート岩の混ざる粘土石灰土壌のためワインに非常に厚みを持たせるそうです。このワインはテラ・ヴィティス認証ワインで、「テラ・ヴィテス」とはフランスの国内各地の葡萄栽培者とワイン醸造家を中心に設立された団体で、オーガニックと伝統的な農業文化を融合する生産を目的として立ち上げられた団体だそうです。
綺麗に澄んだ温かで柔らかな山吹色。
グラスに近づくと、良く熟したグレープフルーツやレモンと蜂蜜の甘酸っぱい香りがしました。
飲んでみると、塩気を感じるくらいミネラルたっぷりで、とろりとした舌触り。きりりとした酸味が爽やかでなかなか美味しい味わいです。
グレープフルーツ、ナッツ、レモン、アプリコット、ライム、みかん、白桃、白い花、蜂蜜、バジル、ローリエの香り。余韻は長めで、オレンジの皮の爽やかな香りが口いっぱいに広がります。
なんとなく、この前飲んだ甲州に似ている気がします。
良く熟したオレンジとかの果物のような果実味たっぷりで、クリーンで厚みがあってきりりと力強く切れの良い酸味とたっぷりのミネラルがあるけれど、ふっくらとしてコクのある甘味の方がやや勝っていて、ちょっと甘い口当たりになっています。
もっときりりと酸味が利いている辛口を想像していたので、ちょっと残念です。
でも、まろやかでふっくら豊かで厚みのある味わいで、コクと旨味たっぷりのなかなか飲み応えのある味わいです。
さて、昨日のパストゥーグランもルーションの白も、2日目もちゃんと美味しかったです。
ごぼうは、パストゥーグランと香りが合うようでとても良く合っているけれど、ルーションの白とボーセジュールには全く合っていませんでした。
ペコロスもパストゥーグランととても良く合っていて、ルーションとはまあまあで、ボーセジュールとは甘くなりすぎてあんまり美味しい組み合わせではなかったです。
モロッコいんげんとパストゥーグランは香りが合うようでとても美味しい組み合わせで、ボーセジュールと合わせるとコクが増してこれまたとても良く合っていました。
ルーションの白ともとても良く合っています。
ボーセジュールと海老を合わせると素晴らしく良く合っていて、ぐぐっとコクが増して旨くなりパパパパーンポイント87点のマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
エリンギはパストゥーグランとルーションにはあんまり合っていないけれど、ボーセジュールと合わせると香りと旨味が増して、これまたパパパパーンポイント90点のマリアージュでした♪(*^^*)
鶏串は、パストゥーグランとボーセジュールととても良く合っていましたが、ルーションの白にはあんまり合っていなかったです。
ワインに合わせて作った料理がちゃんとワインに合っていると、とても嬉しくなっちゃいますね。
それと、今日は金しゃちビール・青ラベルを。