ラベルの絵は11世紀の貴族ミローネ氏のサインをモチーフにしたものだそうです。エッジにオレンジ色が入る、とっぷりと濃いガーネット色。
グラスに近づくと、バニラ、チョコ、アールグレイ、干し葡萄、煮詰めたプラム、砂糖漬けチェリー、オレンジピール、カシスリキュール、苺ジャムのたくさんの甘い香りにほんのりクローブの香りが混ざっています。
飲んでみると、香りほど甘くはなく、柔らかでこなれたタンニンで、とてもしなやかで滑らかな舌触りです。
試しに小さいグラスでも飲んでみたのですが、小さいグラスだと焦がした木の香りしかせず、味は濃くなるけれどタンニンも強くなってであんまり美味しくないので、大きなグラスの方が良いようです。
カシスリキュール、アールグレイ、煮詰めたプラム、干し葡萄、砂糖漬けチェリー、ミネラル、オレンジピール、苺ジャム、チョコ、ブラックチェリー、シナモン、クローブ、バニラ、ドライアプリコット、湿った土、ドライフラワー、そしてほんのり生肉、胡椒、タバコの香りも。
余韻は長めで、アールグレイ、ドライフラワー、カシス、チェリーなどの甘い香りが、ふわふわと心地良く漂います。
しっとりとして柔らかな果実味と、しっとりとこなれた甘味と、力強く切れの良い酸味がバランス良く溶け合っています。
しっかりコクのある旨味もあり、程よいボリューム感でなかなか飲み応えがあってゴクゴク美味しく飲めるワインです。
さすがスペイン、安くても美味しいですね。まあ、最後の方ではちょっと味が落ちてしまいましたが、それでも最後まで楽しめました。
ピータンポイントは、85点ぐらいかな♪\(^▽^)/
キャベツとは小さなグラスで合わせると全く合わないけれど、大きいグラスで合わせると、ワインの香りとコクと旨味がぐっと増してパパパパーンポイント92点のマリアージュになりました♪
豚肉は大きいグラスで合わせるとワインが豚肉に負けてしまうけれど、小さいグラスで合わせると豚肉ととても良く合うようになりました。
ごぼうだけだとまあケンカしないというぐらいだけど、豚とごぼう一緒に大きいグラスで合わせると、ぐっとワインの旨味を増してパパパパーンポイント93点のマリアージュになりました♪
グラスによっても料理とのマリアージュが変わるんですね。また他の料理で、グラスを変えてマリアージュを試してみたいです。=*^-^*=