バローロの中心となる町のひとつ、カスティリオーネ・ファレットに本拠地を置くテッレ・デル・バローロは、1985年に40の生産者によって設立され、バローロとその周辺に820ヘクタールの畑を持ち、約500人のメンバーを擁する生産者組合として活動しており、上質のワインを瓶詰め業者に提供すると共にドルチェット、バルベーラ、ネッビオーロ、バローロなどを自らも生産しているそうです。エッジにきれいな藤色が入る、やや濃い目の暗い赤紫色。
グラスに近づくと、生食パンの香りがして、何だかボジョレー・ヌーヴォーに似た雰囲気です。
それから、フルーツケーキの上に乗っている生のブルーベリー、生のフランボワーズ、生の葡萄といったフレッシュな香りと微かにバニラの香りがして、とても若く軽やかな印象です。
飲んでみると、意外とそんなに軽やかじゃなく、しっかりとしたタンニンがあって、中程度のボリューム感の味わいです。
タンニンが少し粗くて渋めで、とても強い苦味が感じられて思わず顔をしかめるほどです。
でも、しばらく時間が経ったら、タンニンも落ち着いて苦味もなくなって、柔らかで滑らかな舌触りになりました。開けるのが少々早かったのかもしれないです。
タバコ、ブルーベリー、胡椒、コーヒー、生食パン、フランボワーズ、ブラックチェリー、プラム、カシス、バニラ、巨峰、ローズマリー、カカオ、苺ジャム、漢方薬、焦がした木の香り。
余韻は長めで、生食パンとカシスやブルーベリーのフレッシュで爽やかな香りが漂います。
フレッシュで軽やかでまろやかな果実味たっぷりで、良く熟した赤い果実をかじったようなフレッシュで軽やかで切れの良い酸味とコクのある甘味。
まろやかでコクのある旨味たっぷりで、フレッシュながらも程よく厚みがあり、なかなか楽しめる美味しいワインです。
昨日のポンソは、2日目はぐっと香りが出て旨味増して美味しくなっていました。
バルベーラと鶏は、鶏だけだと合わないけれど、バジルと玉ねぎを添えて合わせると、香りが合って旨味を増してとても良く合うようになりました。
ポンソと鶏は、そのままでも玉ねぎを添えてもあんまり合っていません。パストゥーグランってトマト系と良く合うと思っていたけれど、予想が外れたようです。
茄子とポンソは全く合っていなく、バルベーラと合わせると、ワインがまろやかになってコクを増してとても良く合っていました。
薄揚げを焼いてバジルを添えて醤油の味付けでバルベーラと合わせるととても良く合っていました。
ポンソと薄揚げは、醤油なしでそのまま合わせると、ワインの旨味を増してとても良く合っていました。
鶏もも串にバジルを添えてバルベーラと合わせると、お互いの旨味とコクを増してとても良く合っていました。
ポンソも同じようにバジルを添えて鶏串と合わせると、香りも旨味も増してとても良く合っていましが、どちらかと言うと、バルベーラの方が鶏串+バジルに良く合っているようです。
バルベーラって鶏のトマトソース煮に良く合うと思っていたけれど、今日はすっかり予想が外れてしまいました。(^^;ゞ
鶏のトマト煮に合わせるのに、バルベーラとどちらにしようと悩んだポルトガルワインがあるので、そのうちポルトガルワインで再チャレンジしてみようと思っています。=*^-^*=