LEMBERGERは、オーストリア産の赤ワイン専用品種で、オーストリアではブラウフレンキッシュと呼ばれ、ドイツでは主にヴュルテムベルク(Wuerttemberg)地域で栽培されており、レンバージャーという名前で、近年アメリカのワシントン州で造られているそうです。コルクを抜いた途端、砂糖漬けチェリーの甘い香りがふわりと辺りに広がり、グラスに注ぐとさらにたくさん感じられました。
グラスに近づくと、梅紫蘇、カシスリキュール、煮詰めたプラム、アメリカンチェリー、砂糖漬けチェリー、醤油、バニラ、チョコ、ブルーベリージャム、クランベリージャムの甘酸っぱく濃縮した香りがしました。
飲んでみると、とてもきめ細かなタンニンで、絹のようにしなやかでとても滑らかな舌触りです。
杉、砂糖漬けチェリー、梅紫蘇、煮詰めたプラム、カシスリキュール、アメリカンチェリー、醤油、赤スグリ、バニラ、チョコ、コーヒー、アセロラ、ブルーベリージャム、クランベリージャム、カラメル、粒胡椒、クローブ、バジル、シナモン、焼いたオレンジ、きのこ、ジンジャーの香り。
余韻は長めで、梅紫蘇、カシスリキュール、苺のチャーミングな香りと、ジンジャー、胡椒のスパイシーな香りが漂い、後口にぴりっと七味のようなスパイシーさが感じられます。
しっとりと落ち着いた風情を見せる果実味と、程よくコクがありこなれた甘味と、シャープで余韻の長い酸味がバランス良く溶け合っています。
軽やかな感じもあるけれど、程よくコクと旨味があり、シャープな酸味がきりっと引き締まったソリッドな味わいを作り出しているなかなか美味しいワインです。
ピータンポイントは、85点ですね♪\(^▽^)/
試しに小さいグラスでも飲んでみたけれど、スパイシーで濃厚な味わいが好きなら小さいグラスで、香りがたくさん感じられてかつ広がりのある味わいが好きならボルドー型、という感じでした。
さて、昨日のリューは、今日も変わらずに美味しいままでした。
さつま芋とリューは普通に合うという感じだけど、レンバージャーと合わせると、ワインの味がぐっと引き締まり、さつま芋の甘みがワインの旨味に変わって、パパパパーンポイント97点のマリアージュに♪ヽ(=´▽`=)ノ
厚揚げとリューを合わせると、ワインの厚みが増し、ぐーっと旨味とコクが深まり、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪(*^▽^*)
厚揚げとレンバージャーを合わせると、ワインの酸味がまろやかになり、旨味とコクを増し、こちらはパパパパーンポイント92点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
豆とリューはケンカしないぐらいだけど、レンバージャーと合わせると、ワインの香りが増し、旨味とコクも増してとても良く合っていました。
ローストチキンとリューを合わせると、脂っこさを流してさっぱりし、旨味を増してとても良く合っていました。
ローストチキンとレンバージャーを合わせると、脂っこさを流してさっぱりし、ワインがまろやかになって旨味とコクがぐぐっと増して、パパパパーンポイント95点のマリアージュに♪(*´∇`*)
せせり串とは両方とも、脂っこさをさっと流してさっぱりし、旨味とコクを増してとても良く合っていて、豆と一緒に合わせるとさらに良く合うようになりました。
砂肝とレンバージャーは少しケンカ気味で、リュートは普通に合っていました。
この造り手のレンバージャー99は、5年ぐらい前だったかな、飲んだことがあって、その時はここまで美味しいと思わなかったのですが、今日はとても美味しかったです。
これも熟成させると美味しいタイプのようですね。
なかなか面白い葡萄品種のようだし、料理との相性も良いみたいだし、本家本元のオーストリーのブラウフレンキッシュや他のレンバージャーも機会があれば試してみたいです。=*^-^*=