ラングドック地方サンシニアン地区に位置するこのドメーヌでは、すでにローマ時代からぶどう畑の開墾がされており、当時カザル・ヴィエルは1789年まで修道僧らの手によりワイン造りがされていたそうです。その後、フランス革命によりこの領地は教会から没収され、近郊ですでに葡萄栽培をしていたミケール家によって取得され、1980年よりクリスチアン&アンリ・ミケール夫妻により運営されているそうです。
明るく光り輝く澄み切ったイエローゴールド。
グラスに近づくと、ファンタオレンジといった変わった香りが強く、それから、ミネラル、花梨、メロン、シトラス、ライム、花の蜜、沈丁花の香りと缶詰のみかんの人工的な香りが強く香り、何だか変な感じのワインです。
飲んでみると、ジュースみたいな不自然な甘さで、ちょっと変な苦味を感じ、水みたいな薄い味わいだけど、一応ミネラルはたっぷりあります。
ファンタオレンジの人工的な香りとライムの皮の苦味を伴った香りが強く、それから、グレープフルーツ、レモン、ミネラル、花梨、メロン、シトラス、花の蜜、缶詰のみかん、白桃、青リンゴ、沈丁花、パッションフルーツ、コンポートしたアプリコット、パイナップル、洋梨、ライチのエキゾチックな香りたっぷり。
余韻はとても長く、ファンタオレンジ、レモン、ライムの皮、ライチ、パッションフルーツ、パイナップルの甘くこってりとした香りがいつまでも残ります。
良く熟した果実味たっぷりで、こってりと濃厚な甘味をシャープで力強くとても切れの良い酸味がしっかり引き締めています。
コクのある旨味はあるけれど何だか真ん中がすこーんと抜けているような感じなので薄く感じられ、何だかバランスも悪く、変な苦味が舌に残って印象が良くなく、そこそこ何とか飲めるぐらいのワインです。_| ̄|○
このワインの良い評判を聞いたことがあって、ヴィオニエは大好きなので楽しみにしていたのですが、う~む、がっかりですね~。それともボトル差なのかな~。(´へ`;
他のお店では1900円前後と高く売っているところもあるんですが、安いお店で買っておいて良かったです。(^-^;)
さて、昨日のシャトー・モーラックは、2日目はぐっと味が締まってぐっと旨味増してもっと美味しくなっていました。
ヴィオニエは酢飯とあんまり合っていなく、シャトー・モーラックもなかなか合っているぐらいだけど、それぞれ酢飯と海苔と一緒にお刺身を合わせたほうが良く合っていました。
きめじとシャトー・モーラックをわさび付きで合わせると、ぐっとワインの味締まって旨味を増してとても良く合っていて、わさび+酢飯+海苔付きで合わせるとさらにぐっとワインの旨味を増してもっと良く合うようになりました。
きめじとヴィオニエは香りがケンカして合っていなく、酢飯+海苔付きで合わせると甘味強くなってしまいもっと合わなくなってしまいました。
とんぼまぐろとシャトー・モーラックはわさびなしで合わせると、ぐっとワインが旨味を増してとても良く合っていて、酢飯+海苔付きで合わせると、ワインのコクと旨味がさらに増し、もっと良く合うようになりました。
とんぼまぐろとヴィオニエをわさび付きで合わせると、ワインの香り立って旨味を増してとても良く合っていて、わさび+酢飯+海苔付きで合わせると、さらにぐーっと旨味を増し、パパパパーンポイント93点のびっくりなマリアージュになりました♪(*´∇`*)
馬刺しとヴィオニエを合わせるとワインが負けてしまうけれど、酢飯+海苔+わさび付きで合わせると、ワインの味締まって旨味を増してとても良く合うようになりました。
わさび無しで合わせると、ヴィオニエの甘味が強くなってしまいイマイチの相性になるようです。
馬刺しとシャトー・モーラックもワインが負けてしまうけれど、わさび付だとぐっと味締まって旨味を増してとても良く合うようになり、さらにわさび+酢飯+海苔付きで合わせると、ぐーっと旨味深まり、パパパパーンポイント96点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
今日のワイン自体はこけちゃったけれど、美味しいパパパパーンが鳴り響いたので、まあ、良しとしましょう。(^-^*)