イタリア・トスカーナ地方から移民してきたアドルフ・パルダッチが、4人の息子と共に1932年に造ったのがパルダッチ・ワイン・エステートで、現在はフェッツアーの元社長のポール・ドーラン氏がオーナーに就任しているそうです。このジンガロは、パルダッチの持っている高い樹齢の有機ブドウを使ったワンランク上のものだそうです。
ジンガロはジプシーのことで、ラベルはコカ・コーラやナイキ、リーバイスなどのグラフィックデザイナーでもあるミカエル・シュワブがデザインしているそうです。
このジンファンデルは97年ヴィンテージから飲んでいて当時は830円で買えたのに、今ではずいぶんと値段が上がってしまいました。(^^;
グラスに注いだ途端、ベリー系果物の甘くチャーミングな香りがふわりと辺りいっぱいに広がりました。
エッジにほんのり紅梅色が見える、艶やかで明るく澄んだやや濃いめの可愛らしいルビーレッド。
グラスに近づくと、ミント、煮詰めたプラム、カシスリキュール、バニラ、ブルーベリージャム、クランベリージャム、カラメル、ミルクコーヒー、フランボワーズ、アメリカンチェリー、シナモン、アセロラ、桑の実、野苺の甘く濃縮した香りが優しく香って来ました。
飲んでみると、とてもきめ細かなタンニンで、柔らかで優しい舌触りで、しっかりとしたミネラルも感じられます。
イチゴ、ネーブルオレンジ、ミント、黒胡椒、ミルクコーヒー、カカオ、きのこ、カシスリキュール、煮詰めたプラム、アールグレイ、ドライアプリコット、コンポートしたイチジク、シナモン、オレガノ、ローリエ、フランボワーズ、アメリカンチェリー、アセロラ、桑の実、獣、タバコ、生肉、ヤマモモ、グレープフルーツ、干し葡萄、唐辛子の香り。
余韻はとても長く、唐辛子とシナモンとミントのスパイシーな香りと一緒に美味しいイチゴの甘酸っぱい香りが口いっぱいに心地良く広がります。
余韻のイチゴの香りがとても印象深いので、まるで本当にイチゴをほおばっているような気分になります。
良く熟したフレッシュなイチゴをかじっているような自然で優しい甘味が、しなやかですっきり引き締まったクリーンな酸味の中にバランス良く溶け込み、良く熟した果物のようなまろやかで優しい果実味もたっぷりで、苦味もほんのり感じられ、口当たり柔らかで親しみやすいだけでなく力強く飲み応えのある味わいになっています。
まろやかなコクと深みのある旨味もたっぷりで、ふっくら厚みがあってとても美味しいジンファンデルです。
昔はもっと濃い味わいだったんですが、ちょっと作りが変わっているような気がします。でも、相変わらず美味で、これはピータンポイント93点ですね♪\(^▽^)/
さて、昨日のJJマクウィリアムは、昨日より味落着き、厚みと旨味増してもっと美味しくなっていました。
さつまいもとJJマクウィリアムを合わせると、さつまいもの甘味がワインをまろやかにして旨味増してとても良く合っていました。
さつまいもとジンガロを合わせると、ワインの香り立ち、ぐーっと味引き締まった旨味とコク深まり、パパパパーンポイント98点のびっくりなマリアージュになりました♪(*゚▽゚)
豚バラ肉とジンファンデルはなかなか合っているぐらいだけど、JJマクウィリアムと合わせると、ぐーっとワインがまろやかになって旨味増し、パパパパーンポイント95点のマリアージュに♪
エノキとJJマクウィリアムはなかなか合っているぐらいだけど、ジンガロと合わせると、ワインがまろやかになってコク増してとても良く合っていました。
エリンギとジンガロはなかなか合っているぐらいだけど、JJマクウィリアムと合わせると、ぐっとワインの旨味増してとても良く合っていました。
黒豚だけとJJマクウィリアムは変化なしで、ジンガロとはなかなか合っているぐらいの相性でした。
ラム肉とはどちらともぐーっとワインの旨味増してとても良く合っていました。
キムチとジンガロと合わせると、キムチの辛みがワインをまろやかにしてとても良く合っていました。
キムチとJJマクウィリアムと合わせると、ぐーっとワインがまろやかになって旨味増し、パパパパーンポイント92点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
ラム肉+キムチはどちらとも、香り立ち、旨味とコク深まり、パパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
豚肉+キムチとJJマクウィリアムはまあ合っているぐらいだけど、ジンガロと合わせると、ぐーっとワインの旨味増し、パパパパーンポイント90点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノ
ジンファンデルもそのままでも美味しいしいろいろ合うみたいなので、バーベキューとかこれからの季節のイベントに大活躍してくれそうですね。=*^-^*=