ラングドック地方で25年以上前に周囲に反対されながら高品質ワイン造りにトライし努力の結果、今ではこの地域のリーダー、又コンサルタントとして活躍しているのがこのワインの造り手のシャトー・ド・グールガゾーで、現オーナーはバスコ氏、醸造責任者はピケ氏だそうです。海のように深いきらめきを見せる、澄み切った鮮やかな山吹色。
グラスに近づくと、ミネラル、オレンジ、白い花、ライム、コンポートしたアプリコット、溶かしバター、コンポートした白桃、コンポートした洋梨、シトラス、蜂蜜、カシューナッツ、マンゴー、グレープフルーツ、パイナップル、ライチ、バニラ、カラメル、パパイヤ、ミント、パッションフルーツ、金木犀、沈丁花の南国の香りと華やかで甘い香りがたっぷりと香って来ました。
飲んでみると、溶かしバターのようなとろりとしたコクを感じ、とてもふっくらとしてまろやかな舌触りで、塩気を感じるくらいミネラルたっぷりです。
そこまで甘くないけれど、甘い香りと味わいの後にすっとするハーブの香りが効いているところがボルドーの貴腐ワインを想い出させ、華やかで甘くエキゾチックな香りたっぷりなところがローヌの白を思い出させる雰囲気があります。
飲むとさらに華やかな香り満開で、グラスに近づいた時に感じた香りに加え、マロン、焼き芋、オレガノ、セージ、バジル、ローズマリー、蜜リンゴ、カモミール、タイム、パセリ、ベルガモット、レモン、花梨、柚子、白胡椒、トリュフ、ジャスミン、ココナツの香りが感じられ、余韻はとても長く、ハーブ系のスッとする香りとミネラルが爽やかに心地良く漂い続けます。
ふっくらとしたまろやかな果実味たっぷりで、コクのあるとろりとした甘味も強めで、最初の飲み口は甘めの印象を受けるけれど、香りの余韻に感じるオレガノ、セージ、ローズマリー、バジル、ミント、タイム、パセリといったハーブのスッとする爽やかな香りと、たっぷりのミネラルと、ほんのり感じる苦味と、柔らかながらもすっきり引き締まった余韻の長い酸味がすっきりとして爽やかな後口を作っているのでそんなに甘さが気にりません。
さらに、それらが全体も心地良く引き締め、コクのある旨味たっぷりでふっくら厚みがありながらすっきり引き締まった味わいになっているとても美味しいヴィオニエです。
これは素晴らしい~。ピータンポイントは、96点です♪\(^▽^)/
さて、昨日のコート・デュ・ルーションのワインは、昨日よりさらにバランス良くなって美味しくなっていました。
薩摩揚げとルーションを合わせると、ワインの香り引き立ち、旨味とコク増して、パパパパーンポイント92点のマリアージュになりました♪ヽ(*^^*)ノ
薩摩揚げとヴィオニエはわさび付きで合わせた方がとても良く合っていて、わさびがワインをすっきり引き締め、薩摩揚げがワインの旨味引き立て、パパパパーンポイント94点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
ささみとルーションはケンカ気味だけど、ヴィオニエとはわさび醤油で合わせると、ワインのコクと旨味増し、パパパパーンポイント93点のマリアージュになりました♪(*^▽^*)
青椒肉絲とルーションを合わせると、ワインがまろやかになって旨味増してとても良く合っていました。
青椒肉絲とヴィオニエを合わせると、ソースの香りもワインと良く合うし、ワインの香り引き立ち旨味増して、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
牛もも肉とルーションはなかなか合っているぐらいだけど、ヴィオニエとわさび付きで合わせると、ワインの旨味とコク深まり、パパパパーンポイント97点のマリアージュに♪(*´∇`*)
意外と食事と良く合っていたけれど、この華やかなヴィオニエの香りと味わいから合う料理を考えると、何が良く合うのかかなり悩みそうですね。('-'*)