長野県原産地呼称管理委員会認定品で、ソムリエ田崎真也氏、エッセイスト玉村豊男氏の両アグリ指南役を中心とする長野県原産地呼称管理委員会のワイン委員会による厳正な審査で長野モデルとして認定されたワインだそうです。塩尻市の自社及び契約農園にて収穫のメルロー種ブドウを醸造、瓶詰めし(収穫及び醸造年2004年)、あえて樽貯蔵せず造ったものだそうです。
エッジに淡く紅梅色が見える、艶やかでとっぷりと深く濃いルビーレッド。
グラスに近づくと、最初はペンキ、生木、インク、プラスチックの香りが強く感じられたけれど、しばらく時間をおくと感じられなくなりました。
焦がした醤油、ミント、カシスリキュール、煮詰めたプラム、フランボワーズ、バニラ、蜂蜜、コーヒー、カラメル、生肉、シナモン、なめし皮、砂糖漬けチェリー、イチジクの赤ワイン煮、ブルーベリージャム、干し葡萄、タバコ、土、黒砂糖、ローズマリー、クローブ、黒胡椒の香りがどっしり力強く香ってきました。
飲んでみるとその香りに加えさらに、アメリカンチェリー、オレンジマーマレード、焼いたベーコン、ドライアプリコット、ピーマン、タイム、オレガノ、茹で小豆、森の下草、マロン、赤スグリ、きのこ、アールグレイの香りが感じられました。
余韻はとても長く、カシスリキュール、煮詰めたプラム、フランボワーズ、ブルーベリージャムの甘く濃縮した香りとともに、木の焦げたスモーキーな香りがふわりと漂います。
タンニンは少々荒めで若々しい印象だけど、まろやかでしっとりとした舌触りです。
力強いタンニンと力強く厚みのある引き締まった切れの良い酸味が、良く熟した果物のようなふっくらとした果実味とまろやかでコクのある甘味をしっかり引き締め、コクのある旨みもたっぷりで、がっしり力強く引き締まった飲みごたえがある、ボルドーワインにもよく似たとても美味しいワインで、もっと熟成させても面白そうです。
時間が経つほど香り引き立ち、味わいまろやかになって旨み増すので、今飲むなら1時間以上前の抜栓がおすすめですね。(^-^*)
タンニンが少々荒めで、生木の香りがちょっと気になるけれど、味わいのバランス良く、しっかり質の高さは感じられるので、ピータンポイントは88点です♪\(^▽^)/
さて、昨日のブルゴーニュ・ルージュは、昨日よりまろやかで旨み増してもっと美味しくなっていました。
マグロ寿司とピノを合わせると、ワインの香り引き立ち旨み増し、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪ヾ(=^▽^=)ノ
マグロ寿司とメルロを合わせると、ワインの味引き締まり、ぐーっと旨みとコク深まり、パパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪(*´∇`*)
鉄火巻とメルロはケンカ気味で、かっぱ巻きとはなかなか合っているぐらいでした。
ピノと鉄火巻とかっぱ巻とは両方とも海苔の香りがワインの香りと旨みを引き立てとても良く合っていました。
鯖寿司とピノはそのままではケンカ気味だけど、昆布を外して合わせると、ワインがまろやかになって旨みとコク増して、パパパパーンポイント95点のマリアージュになりました♪(*^▽^*)
メルロと鯖寿司を醤油付きで合わせると、ぐーっとワインがまろやかになり、旨みと厚みとコク増して、パパパパーンポイント97点のマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
海老寿司、たこ寿司、イカ寿司とメルロはケンカ気味でした。
ピノといか寿司はケンカ気味で、海老寿司とは変化なし、たこ寿司とはなかなか良く合っていました。
卵寿司とは両方ともなかなか良く合っていました。
さすが日本のワイン、和食ともとても良く合っていますね。(^▽^*)
山梨のワイナリーだけじゃなく塩尻のワイナリー巡りも楽しいですよ。この井筒ワイン、それと五一ワインと城戸ワイナリーが特におすすめです。=*^-^*=