ピノ・グリッジョは白ワイン用の品種ですが赤い果皮をもつためワインの色はピンクの陰のある黄金色となり、多くの生産者は色を濃く抽出しますが、アテムスでは抽出を必要最小限に抑え、あくまでフィネスとテロワールの素直な味わいを追求しているそうです。このワインは、全量の5%だけを6ヶ月間新樽で熟成させることで、コクとまろみがついているそうです。
きらきらと明るい輝きを見せる澄み切った濃いレモンイエロー。
グラスに近づくと、フレッシュな青草の香りがまず強く感じられ、それから、ミネラル、シトラス、オレンジ、ライム、レモン、パッションフルーツ、タイム、白い花、蜂蜜、それにグレープフルーツの皮の香りが混じる爽やかで甘苦い香りが柔らかに香ってきました。
飲んでみると微発泡していて、舌にぷちぷちとした感触があります。
飲んでみるとグラスに近づいた時の香りに加えさらに、アプリコット、マンゴー、パイナップル、パパイア、ライチ、コンポートした白桃、コンポートした洋梨といった南国の香りたっぷりで、それと、ローズマリー、カモミール、オレガノ、花梨、白胡椒、焦がしバター、カラメル、バニラ、シナモン、バジル、きのこ、カシューナッツの香りが感じられました。
余韻はとても長く、ミネラル、タイム、ローズマリー、オレンジ、マンゴー、グレープフルーツ、白胡椒、アプリコットの甘く爽やかでほんのりスパイシーな香りがふんわりと漂い続けます。
とろりとしたたっぷりのコクがあって、口当たりはとてもまろやかで、塩気を感じるくらいミネラルたっぷり。
香りほど甘くなく、クリーンで力強く厚みがあり引き締まった切れの良い酸味と柑橘系果物をかじったようなほろ苦さと硬めのミネラルが、良く熟した果物のようなたっぷりの果実味とまろやかでコクのある甘味とともに全体をすっきり引き締め、まろやかで爽やかできりっと引き締まった厚みのある味わいを作り出しています。
たっぷりの旨みもあり、きめ細かさと繊細さも感じられるとても美味しいワインです。
ピータンポイントは、91点ですね♪\(^▽^)/
さて、昨日のメーヌ・ギヨンは、昨日よりまろやかで、旨みがさらに深まってもっと美味しくなっていました。
真鱈のスープ煮は、スープにワインと良く合う香りとかいろいろ詰まっているようで、両方ともスープたっぷりで合わせた方がとても良く合っていました。
真鱈とメーヌ・ギヨンを合わせると、カレーの香りがぐっとワインの香り引き立て、旨みとコク深まり、パパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪ヽ(=´▽`=)ノ
真鱈とピノ・グリージョを合わせると、スープとワインがとても良く合っているし、ワインの香り引き立ち、ぐっとまろやかで旨みとコク増し、こちらも同じくパパパパーンポイント98点の素敵なマリアージュになりました♪(*´∇`*)
モロッコいんげんとは両方とも変化なく、マッシュルームとメーヌ・ギヨンは変化なしだけどピノ・グリージョとはぐっと旨み増し、空心菜とは両方ともぐっと旨みを増してとても良く合っていました。
次の日は家に帰った後もっと冷やして飲んだのですが、フレッシュな草の香りと柑橘系の香りときりっと引き締まった酸味とミネラルがとてもすっきり爽快で楽しく、夜食のレタスハムサンドともとても良く合っていました。
温度が上がっても味がだれないので夕食にゆったりと食事とのマリアージュを楽しみながら飲むも良いし、これからの暑い季節に昼食にきりっと冷やして軽く食事と合わせながらワインの爽やかさで暑さを吹き飛ばすのも良し、といろいろ活躍してくれそうなワインですね。(^▽^*)