ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

美容院で髪を染めている間に読んでいた雑誌で、料亭の「かぼすそうめん」の写真を見て釘づけー！　わー、これはおいしそう！！！！

やっぱり、今日のむちゃくちゃな暑さには、やはり夕食はそうめんじゃろ？

そうめんのおかずには何が食べたい？　と聞いたら、すごく珍しいことに息子ちゃんが「魚がいいなあ」とおっさる。「まったくの季節はずれだけど、さんまとかー」。
ふぇー。

さんまは冷凍を解凍したもんしか売っていなかったのですが、ぴっかぴかでつるつるで、もうため息が出そうなくらい新鮮な色合いのいわしが５尾で２８０円だったので、買ってきました！

というわけで、今日の夕食。ああ、夏じゃねえ。いいねえ。



かぼすそうめん
まがりきゅうり
いわしのたたき（梅酢しょうゆ）

５尾あったいわしの１尾をたたきにして、残りはスパイスを聞かせたガレットにしました。



お客さんがあるときなどは、フライパンに扇状にいわしの開きを並べて、間にトマトなんかを重ねながら焼くときもありますが、今日は親子二人。
ちんまりと食べるので、一列横並びです。

いわしのフライを作るよりずっと簡単！
にんにくをいためて、スパイス（カレー粉がおいしいんだけど、今日はあいにく切らしていたので、キーママサラとパプリカ、ブラックペッパーとなりました）と塩、片面に小麦粉にパン粉を振りかけたいわしを並べて焼いたら、上にも同じもんを振りかけて、まわりの油をたらりと上にまわしかけて、オーブンに入れて１５分。その間にそうめんゆでて、できあがりです。取っ手の取れるフライパンで作って、オーブンから出したらそのまま食卓へ。ほんま、こういうときにティファールのフライパンはえらいねえ。

そして！

メインはなんといってもこれでせう。



薄めのだしを氷で冷たく冷やして、そうめんを入れたらかぼすのスライスを一面に。そうめんつゆには、ちょっとだけ日本酒と黒酢を入れて、パンチを利かせました。
う、うまい！！！！！

これははまりそうです。
特に、お酒を飲んだあとなどにいいかも！
…などといいながら、実はこれはカボスではありません。売ってなかったんだよー！　かぼす。なので、これはライムです。

レモンだとちょっときつすぎるかもしれません。香りもフルーツの風味が勝ってしまう。
ゆずは、私は食べられないので論外。
というより、ゆずではゆずの香りが勝ちすぎておいしくないと思います。
かぼすか、ライム。このあたりが順当かなあ。
写真で見た料亭のものはかぼすのみだったのですが、私はライムのスライス５枚を乗せて、みょうがの千切りを乗せてみました。これがすっごくよく合う！
そうめんを食べ終わったあとの、このおつゆもぐびぐび飲んでしまいましたー。



いわしのたたきには、しょうが、ねぎ、みょうが、しそ　の定番薬味のほかに、武蔵野婦人オリジナルではらっきょうの千切りが入ります。
これを、梅酢とめんつゆ半々のつけだれでいただきます。
付け合せはからし菜。
つつんで食べるとおいしいです。


ってなことで夏の食卓万歳！
かぼすそうめん、ぜひ試してみて！！！