ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

週末、本当にあれこれたくさんおいしいものを食べて戻ってきました！
しかも、木曜日の夜から日曜日まで飲みっぱなし！

まず木曜日は中華とビール。
金曜日は昼からビールをかっくらい
夜は十分すぎるほどの量の料亭会席。ビールつき。
翌朝、こりゃまた十分すぎるほどの朝食をいただき
夜はお祭りにかこつけて、ビールと焼き鳥。
翌日、昼からビール飲んで牛タン麦とろをたらふく。

私は食いしんぼですが、健啖家ではありません。
ビール大好きですが、アルコールに対して鉄の肝臓を持つわけでもなく。

日曜日の夕方から正しく、胃粘膜が氾濫をはじめて
胃痛、胸焼け、貧血、悪心の症状を呈し始めました。



あああ、世界では食糧難で多くの人が苦しんでいるというのに。
こういうとき、食物を前に理性がきかなくなる自分を自己嫌悪。



胃が氾濫を起こしたときは、とにかく何も食べないのが一番。
これは長い経験に基づく自己流治療ですが
さすがに胃が拡張しているらしく
夜になって寒々しくお腹が空いてきました。
これはこれで、また貧血気味になって辛い。


ということで、作ったのがこれ。



温麺です。
そうめんのあったかいやつ。
体調が悪いときに一番効くのが、私にはこれです。

ほんとはかつおから正しくだしをとるほうがおいしいけど
疲れているのでインスタントで。
顆粒だし＆市販のめんつゆ　でも十分じゃ。

でも、最後に一工夫なのが、「梅酢」を入れること。



おうどんのときなどは、普通のお酢でもいいんだけど
温麺はやっぱり梅酢がおいしいなああ。
お腹をさっぱりさせたくて食べるので、きっとクエン酸効果もあるのかも。

梅酢を大匙１ぐらい入れてさっぱりおつゆで
とろろこんぶと梅干を入れていただきました。

あああ、生き返った！
こういうときはやはり、冷たいものよりあったかいものがえらいです。


ちなみに、今回の胃粘膜の暴動の一番の原因はこれかなあ、と思います。



旅館の朝ごはん。
立派です。
すごかったです。
これにまた、卵料理と魚の焼き物がついて、テーブル仕立てのあさりの味噌汁が鉄なべでどかんと出て、おさしみもデザートもついてきました。

ほんとーにうれしいし、幸せなんだけど
普段朝ごはんを食べない身には、十分すぎるほどの量。
起きたらいっぱい朝ごはんが出てくるって
ほんまありがたいことだし、残すのはすごーくもったいないと思って
ついつい食べ過ぎてしまうんだけど
どこかで自制しないとあかんですね。

その意味で、庶民の私はおいしいものが大好き！　であっても
やっぱり居酒屋とかが好き。。。。ってことになってしまう。
コースで出てくるフランス料理、料亭会席などは
食べる量が調節できないので、一発で胃を壊します。

おいしいものを少なく、ほどほどに食べる。
そう願っている身にとっては、「まだ出てくるの？」と待機時間が長く
ぱんぱんに膨れ上がったお腹をもてあますことが多い
コース料理は、ついつい足が遠のくごはんかもしれません。

あああ、でもおいしい週末でした。

今日はおとなしく、でもおいしく静かに暮らしたいと思います！