ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

猛暑の夏も終わった。夏休みも頑張った。
しかも、それぞれ抱えていたキビシイキビシイ仕事が、なんとなくめどがついた。
（…つかない人もおる。それも含めてあれこれ）
とにかくお疲れさん！

という面子５人でとにかく酒を飲もう、酒を！

というパーティをわが家でしますたー。
いただきもののお酒がいろいろあって、一人じゃ飲めないので
いっぱいで飲んだほうが絶対楽しい！　ということで。

本日のメインメニューは、お客様の一人、Ｓ子ちゃんの手による
じゃじゃーん！

フォアグラよ、フォアグラ！！！！！！


あー！　塊の写真撮るの忘れた。
人生でこんなフォアグラの塊に遭遇するなんて、もうきっとないに違いない。
たぶん、１Ｋｇ以上あったのでは？

これはメンバーの一人が贈り物としていただいてきたもの。
それが腕利きの料理人Ｓ子ちゃんのもとに「調理たむ」と送られ
本日、Ｓ子ちゃんがわが家に持参。。。。
食いしんぼトライアングル地帯を経路してきたフォアグラちゃんは
Ｓ子ちゃん宅でまずフォアグラのムースに変身して登場！



作り方を聞いたのですが、あまりにフクザツで手間がかかるので
忘れてしまいまひた＞涙
とにかく、フォアグラのムースをこんなに贅沢に食べられるなんて！
あーた、このムース、銀座あたりのスノッブなフレンチレストランなぞで
出てきてもおかしくないぐらいのお味！　Ｓ子ちゃん、あなたはえらい！

やがて、Ｓ子ちゃんはおもむろにフォアグラをスライスし
小麦粉をまぶし、ソテーをはじめました！




あああ、ほれぼれするね！
料理がうまい人のてさばきを見ていると、ほんとに幸せな気持ちになります！
それにしても、どうよ、このフォアグラの豪華なこと！




このフォアグラを焼くと、なんとこれだけの脂がじゅわじゅわ湧き出てきます！



フォアグラって、つまりは脂肪肝ってことなのだ！　ということがよくわかる映像でごんす。
すごいなあああああ。

たとえば普通にフォアグラをソテーして食べよう、なんて考えると
こういう風景になってしまうわけです。いくら高級素材といっても
ただ焼くだけではおいしく食べられないフォアグラ。

Ｓ子ちゃんは、これをおいしく煮含めたふろふき大根にさくっと載せて
はちみつとバルサミコソースとしょうゆを１・１・１で合わせた
自家製ソースをかけて。。。。。。。
こんな美しい一皿に仕上げてしまいました！






感涙。
かりっと焼きあがったジューシーなフォアグラ。
ここにあっさりとした大根のうまみが加わり
甘酸っぱいソースがきりっと締める。

西麻布あたりの飲み屋で頼んだらン千円はくだらないメニューでありましょう。
ありがとう！＞Ｓ子ちゃん
ありがとう！＞フォアグラ提供Ｉちゃん！！！！


うまい酒、
いい仲間、
おいしい料理。

持つべきものは、飲み友達、料理上手友達。
楽しい楽しい一夜でありました。
あたしの作ったごはんは、また追い追い～。