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カテゴリ:お野菜ばんざい!
子どものころ、ねぎが嫌いでした。
祖母の実家が群馬県の下仁田。 たまに箱で送られてくる下仁田ネギを大きく斜めに切ったものが うちの鍋物にはたーんと入るのが常でした。 あの、真ん中ののりみたいにどろーっとした部分が苦手! 表面のやわらかそうに見えて、歯で噛み切れないぐらいのしっかりした繊維が苦手。 お鍋に、味噌汁に、煮物に、ねぎ入れないでー!!!! 一方で博多ねぎやエシャロット、島ラッキョウなんかを生で食べるのは好き! 白ねぎもみじんぎりしてあじのタタキなんかにいっぱい入ってるのは好き! だいたい30代までそんな風だった私も 40歳の声を聞いたあたりから なんだかおねぎっておいしいなあああ。 よく煮込んだねぎの甘さって、たまらないなあ。。。。。。。 なんて思うようになりました。 一方、生ねぎにみそをつけて食べるような強烈な食べ方はできなくなりつつあります。 味覚って 嗜好って不思議ですねー。 そんな私が最近、とってもおいしいなあと思っているのが、この 「ごま塩ねぎ」です。 ねぎを1本斜めに薄切りにします。 いまだに、真ん中のとろーっとした感じと、表面の繊維は苦手なので 薄切りにしてしまうのが好み。 これを ごま油1 サラダ油1 と半々に混ぜた油で丁寧に丁寧に ただいためるだけのお惣菜です。 こんがり黄金色になったら、塩を振って、ごまを混ぜます。 それだけ。 ねぎの甘さがしっかりとにじみ出るので しょうゆなどの味付けはしないほうがおいしいと私は思っています。 そのままビールのおつまみに。 写真のように、きしめんやうどん、ラーメンのトッピングに(これがうまい!)。 自家製チャーシューなどに乗せたり お湯をそそいでスープ仕立てにしてもいけます。 1本軽がる食べられるので 泥つきねぎが格安で手に入ったときなどによく作ります。 高の爪をきざんだものを混ぜて ごはんにのっけてのりで巻いて食べてもうまいんだー!! もうひとつ、私の好きなねぎのレシピに 「ねぎマリネ」ってのがあります。 フライパンにサラダオイルを入れて、3,4センチの長さにただ切っただけのねぎを ゆっくり焦げ目がつくまでいためたら 容器に入れて、きゃべつのうまだれに漬け込むだけ。 このとき、コリアンダーと黒コショウ(ホールを荒くつぶしたもの)を入れるのがミソ。 一晩ぐらいでいただけます。 パーティのときなどに作っておくと、大人には非常に受ける一品です。 (以前、20代の若者ばかり集まる場所にもっていったら、いたく不評でした>笑) 写真を探しましたが、どっかに入り込んじゃいました>笑 またいつか作ったときにアップしますね。 高橋みどりさんの「伝言レシピ」には ねぎを1センチぐらいの斜め切りにして オリーブオイルで炒めて バルサミコ酢で味付けをして 最後にしょうがのすりおろしを混ぜるという一品があります。 これも、一風変わったねぎのおいしい一皿です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2008年01月16日 17時07分23秒
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