ごはんぢから　～武蔵野婦人の厨房から

お友達からお大根を４本いただきました。
その前から家に２本あります。笑。

しばらくは大根週間です。

小さめの半分は大根のおしょうゆ漬けに。これはわが家の定番。
いちょう切りにしたものを
しょうゆ２　みりん１　酢１　の割合の調味料に漬けるだけ。
砂糖を入れる人もいますが、私は甘くないのが好きです。
残りの半分は、昨日の干物の付け合せの大根おろしになりました。


私は、実は大根の定番の煮物ってあまり得意じゃありません。
ふろふき大根、おでんの大根、ぶり大根。
どんなにおいしくできても、苦手です。
みぞれ鍋とか作ればいっぱい消費できますが、これは絶対に息子が食べません。
なので、うちでは大根はカレーやシチュー、ポトフ、サラダなどに
なるのですが、今日はちょっと工夫して、大根ソテーの肉あんかけを作ってみました。



大根を面取りして、十文字に切れ目を入れて
鶏がらスープで圧力なべで８分。
一緒ににんじんも入れて煮ました。

やわらかくなったら水切りをして、ごま油で焦げ目がつくまでソテーします。

間に、残り物の鴨肉（豚でも鳥でもOK)を細切りにして
歯ざわりを楽しむために、白菜の茎の部分のあまったのをちょっと入れて
しょうがでいためてから、めんつゆで味付け。
さきほどの大根を煮た鶏がらスープを少々足して煮込んだら、片栗粉でとろみをつけます。
こしょうをちょっと多めに振ってピリッと。

これを、ソテーした大根とにんじんにかけてできあがり。
味付けはめんつゆだけ。
でも、ふっくら味のしみた大根のやわらかさと、お肉のあん、白菜のしゃきしゃき感の取り合わせが、とってもおいしいです。
ふろふき大根や大根ソテーだけではあっさりしすぎてメインになりませんが
これなら立派なメインの一皿に。
ふろふき大根には絶対に手を伸ばさない息子ちゃん、これも苦手かしらと思ったら、ぱくぱくあっという間に完食。よかったなあ。

付け合せにもう一品。



千切りにした大根に塩をして少々しんなりさせたら
おしょうゆをまわしかけておきます。

サラダ油を熱して、花山椒をパラリ。
じっくり香りを移したら、さきほどの大根にジュッとかけてできあがり。
山椒の風味がぴりっと利いた箸休めです。
ちょっと大人の味ですが、普段の大根サラダとはちょっと違う一品で
ビールとよく合います。




今日は、この２品のほかにさつまいもの素揚げ、納豆、おぼろ豆腐と卵のスープ（大根を煮たスープを転用）と、ごはん。なんか健康的＞笑。
おなかいっぱい食べたけど、胃が軽くてとても楽です。
お野菜のシンプルなごはんって、やっぱり大好きです！



さて、残りの大根２本。
明日はカレーかな？