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カテゴリ:今日の夕ごはん
先日の電車の隣の席で、声の大きなおばさま二人の会話がとっても楽しかったのです。
「私ねえ、思うのよ。生協のぎょうざっておいしいんじゃないのかしら。じゃなけりゃ、あれだけみんな買わないでしょ? やっぱり冷凍の餃子っておいしいのよー。だから最近うちは餃子が食べられなくて欲求不満だわあ」 「あら、餃子なんて家で作るものでしょ?」 「え? 餃子って家で作れるの?」 「あらやだ、うちは家で作ったことしかないわよおおお」 以下、延々と餃子の作り方講座が続き キャベツはゆでなくても、生のままのほうがおいしいって娘が言うのよおお。 えびとかほたてとか、しそとかチーズ入れるとおいしいのよおおおお。 おっかしいなああ。。。。。と思いつつ でも降りるころにはしっかり「餃子作りてーーー」病。 というわけで、久しぶりに作りました。 うちの餃子は皮から作ります。 手作りすると、もちもちっと歯ごたえのある皮になります。 これは好き好きですよねー。 薄手で洗練された餃子が食べたいときは、うちは皮を買って作ります。 皮はフープロがあればラクチン。 強力粉2カップに少々塩を入れて、フープロに入れます。 ここにお湯をカップ4分の3入れて あとはがらがら回すだけ。 お米粒ぐらいのぱらぱらした粉の塊ができるので、これをビニールに入れてまとめて 冷蔵庫で20分休ませます。 写真のビニール袋の中にあるのが、皮のもと。 寝かせている間に具を作ります。 皮をまぜまぜしたフープロのカップは洗わずそのまま使います。 お肉や野菜の水分で粉の汚れが落ちやすくなるからねー! ねぎとかにらとか ま、適当に餃子の具をフープロでどんどん粉砕して おしょうゆやら紹興酒やらごま油なんぞで味付けをするところまで ぜーんぶフープロの中で。 年に数度だけお目見えするパン生地用のまないたに粉を振って 棒状にまとめた小麦粉の塊を、スケッパーで写真のように輪切りにしていきます。 これを麺棒でころころ伸ばして、まあるい形に。 思春期でゲーム中でこちらを見向きもしなかった息子も 「餃子なのじゃ、君がいないと無理なのじゃ」と3回行ったら しぶしぶ部屋から出てきました。 手作りの皮は、つくりためて重ねていくとくっついてしまうので 伸ばしながら、中身もつめていってしまいます。 息子が伸ばし、私が具をつめる。 できた餃子はそのまま、食卓に出したホットプレートに並べて。 入りきらない餃子は冷凍庫に直行です。 13歳になっても、子どもとの餃子つくりは楽しいです。 正しい餃子の形以外に、にら饅頭型、封筒形、巾着型などが登場するのはお約束。 並べ終わったら熱湯を注いで食卓で火を通したら 最後にごま油を回しいれてかりっと。 餃子は皮から作るのが、一番おいしい! 強力粉と水だけでできて安上がりなのもうれしい! 見栄えは悪いけど、でも皮作りの楽しさの余韻で 自分の作った餃子は、なんともいえずおいしいもんですなあ。 息子も15個ほど完食!!!! おやさいもいっぱいだし、ええこっちゃ。 あとどのくらい息子と餃子が作れるのかなあ。 冷凍餃子もいいけれど 私にとってのおうち餃子は やっぱり粉から作るもちもち餃子。 わが家の味で、子どもの記憶に残ってくれるといいなー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008年02月12日 21時15分47秒
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