chun36jet project～夢稽郭（むけいかく）～

http://news.livedoor.com/article/detail/3606836/

ある流通関係者の証言。

＞「書店は、任天堂ＤＳやＷｉｉなどのゲーム機、携帯電話に完全に客を奪われた。
＞新刊を買うお金があったらゲームやケータイに回す。任天堂ばかりが栄える時代ですよ」


正直、これを読んで「責任転嫁も甚だしい」と思いました。
辛いのは分かるけど、こんな思考停止状態じゃ逆に、同情してもらえないのでは。


まあ、Amazonのようなオンライン書店が栄えているから、小売り書店が苦しい、と言いたいのなら分かりますが．．．．．．．．．．．
ありえないとは思いますが、ゲーム機や携帯電話が世の中から無くなったら、今度はどうせインターネットのせいとかにするんでしょうね、こういう輩は。



自分は、家でも電車の中でも、ゲーム機も携帯電話もいじりますし、読書もしますよ。

新刊は買うし、ゲームもケータイも買いますよ。
もちろん、お金の許す範囲で、ですけど、それは誰だって同じ事でしょう。

何が言いたいかと言えば、面白い本は買って読んでいる、ということはずっと変わっていないのです。
読書人口が減っているということは、漫画の台頭などで、かなり昔から騒がれてきていますけどね．．．．．．だから今更何を言ってるんだとしか思えないのです。




まあ、偉そうなことを言いつつ、自分にもそういう、責任転嫁しちゃうところはあるんですけどね．．．．．(^^;
被害者意識を持つと、冷静さを欠いてしまうのは、なんか分かる気がします。


すみません。偉そうなこと書きました。


話は飛びますが、自動車メーカに勤める自分としては、最近の「若者の車離れ」なんて単語を聞くと、残念な一方で、そうだろうなぁとも思うのです。世の中に楽しいことはいくらでもあるんですから、車を「ただの移動手段」と割り切る人がいてもおかしくないですし、私もそのクチでした。
ただ、走りを極めるとか、そういう方向の「奥深さ」を知ることで、そっちの世界も覗いてみようという気になったのも確かです。(もっとも、どちらかというと興味の方向は「カーエレクトロニクス」の方なんですけど)

世の中に楽しいことはたくさんあるんですから、どれかを潰して独占しようとかじゃなくて、全部楽しんじゃえばいいじゃないか、と思うんですけどね。

だんだん何を言っているのか分からなくなってきましたが、「知の荒廃」とまで表現するのは、悲観的すぎやしないか、と思ったのです。