平成22年からの社会科
平成24年から、中学校の教育内容が大きく変わる。これまで、少しずつ内容を減らして来たのですが、今度は内容が増え、しかも難しくなります。社会科でいうと、特に地理がたいへんです。平成22年の1年生から移行するので、今の小学5年生が中学に入学する年からです。とにかく、すごーく難しくなります。今の高校レベルの質と量が中1に持ち込まれます。本当にすごく難しいです。学力低下だとかいって、現行の指導要領を批判してきた人たち、結果としてこういうものができてきたことについて、どう考えるのでしょうか?授業日数も大幅に増えます。部活動なんてやる時間なくなりますよ。社会科だけでも、あんなに大変なんだから、英語、数学、理科、そして何より国語。本当に大丈夫?ついていける?みんなの世論がこういう化け物を生み出したんだよ。文部科学省は、変えたくなかったのに、世論があおったんです。責任をとりましょうね。小学校1年生なんて、5日間に7時間も国語らしいです。英語も小学校から導入。都道府県名も漢字で47書けるようにする。その他、もう大変です。まあ、決まったものはしょうがない。こっちは公務員だからやれといわれればやるっきゃない。教育三法も決まっちゃったけど、あれは大変なことですよ。子どもに教育内容を身につけさせることが法律で決まっちゃった。じゃあ、身につけられなかった子はどうするのか?今の教育で良かったのになあ。